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2005/04/30

飯田橋から下北沢へ

先週の疲れがたまっているところではあったが、全国教室ディベート連盟の研究開発委員会の会議があったので、昨日は午後飯田橋まで出かけていった。私は遅刻をしていったのだが、結構実りのある会議であった。

その後、さくら水産で軽く呑む。ここは、魚が中心。この値段ならいいでしょう。金目鯛がうまかった。その後、飲み足らなかったので、下北沢に出かける。KMさんと一緒。そして、KMさんの旦那を呼び出す。

出かけていったのは、蔵くら。下北沢にある知る人ぞ知るビール専門店。昨日はカスケードホップの利いたうまいのを味わう。うまいなあ。久しぶりにあったKMさんの旦那は、私のディベートの師匠の一人。きちっとした話をすることで有名な人だ。私より10歳ぐらい年下なのに、ご立派である。

下北沢は、青春時代によく飲んでいた街。その時に通い詰めていた店に、顔をちょっと出した。結構なことに満席だったので、また顔を出すことにして、ラーメン屋に向かう。ここで湯麺に餃子にビール。ああ、美味しい。

先週は本当に忙しかったので、この私が三日間もお酒を飲まないで夜、朝と仕事をしていたのだから、このぐらいは許されるでしょう。

高幡不動から先にいく最終の急行列車に乗って帰宅。
あやうく寝過ごすところであったが、まあ、無事帰宅。

仲間と飲む酒はうまいなあ。

歓送迎会

夜の歓送迎会で、退職されたO校長のスピーチがあった。

「楢原中学校の先生達は、私の勤務してきた10校を越える学校の中で、お世辞ではなく一番に仕事をされていました。本当に感謝しています。

こんな力のない校長のところで、これだけ子供に向き合って投げ出さずに教育に取り組まれている姿を見るに付け、先生方には感謝感謝でした。

いろいろな事が重なって退職したわけですが、その理由の一つに、これだけみなさんが頑張ってくださっているのに、校長としてみなさんを辛くするようなことを指示しなければならないということに、耐えられなくなったというのもあります。

私が何もできないのに、みなさんは懸命に子供たちに向かい合って仕事をされている。そんなことに申し訳ないと思うようになったのもあります。」

と話されていた。
これが別に嫌みでも何でもなく、素直に聞こえた。いつも職員のことを一番に考えてくださっている校長背員だった。

もちろん、楢原中学校に残った教員は、もう一年O校長が定年退職まで時間があると思ったから、頑張ってやろうと思っていたということを何人もが話していた。

人徳というのだろうなあと私は思っていた。人を動かすのは、才能だけではだめ、権力だけでも駄目で、最終的にはそれらを包み込むような人徳がなければ駄目なのだと改めて思った。この人の失敗なら被れる。この人の頼みならそれを越えるぐらいのことをしてしまおう。そう思えるような人徳がなければ、駄目なんだなあ。

しかし、人徳があるということは、立派な人間である、失敗をしない人間であるというのとはちょっと違う。

                   ◆

楢原中学校では異動した教員には、卒業証書が手渡されることになっている。私の所属していた学年はほとんど異動してしまったので、残った方は大変だったと思う。一人で数枚の卒業証書を書かれたわけであるから。

私も頂いた。
実に、ありがたいものであった。
私の教育実践をそばで見ていた方から、その実践の事実と価値とを10倍ぐらい良く評価してくださったことが書かれてあった。私自身も忘れているようなことが書かれていた。>O先生、デジタルデータをメールで下さい。

仕事を通して仲間と出会う。仕事を通して自分と出会う。ありがたいことだ。
さらに、あちらこちらから、私の将来のことについてアドヴァイスやら、依頼やら、命令やらを頂いた。まだ期待を頂けるのは、とても嬉しい。

GWは、四月の疲れをじっくりと取ろう。
そして、原稿書きだ。

2005/04/29

離任式終わる

本日、楢原中学校で離任式であった。
一ヶ月ぶりの楢原中学校は、暑かった。体育館に熱気が籠もっていて、
(ああ、八王子の暑さだ)
と思った。

久しぶりに会う子どもたちは、私の顔に髭がないのに気がつく生徒もいれば、全く分からない生徒もいて、まあ、そんなもんなんだろうなあと思う。だが、髭がない方が良いという生徒は一人もいなかったなあ。

「先生、なんで髭剃ったの?」
『え? 髭? ああ、髭剃りで剃ったよ』
「そうじゃない! 理由!」
『理由か、なんでかねえ。人生には色々とあってね』
「新しい校長先生に剃れって言われたの?」
『いや、髭が似合っているからそのままが良いって言われたよ』
「じゅあ、なんで? 奥さんと別れたの?」
『違うって。だから、人生は奥深いんだよ』

なんだか子供たちは分からなかったと思うが、まあ、色々とあるわけである。

                   ◆
 
体育館のステージから子どもたちの様子を眺める。心配していた三年生も、落ち着いているという話通り、去年とは比べ者にならないくらいにきちんとしている。良かった。そうだ、最上級生なんだから、楢原中学校の顔なんだから、がんばれよ。

体育館の後ろの壁には、卒業式の時に掲示した全紙サイズの書道作品がまだ掲げられていた。それを見たら
(ああ、俺はここで仕事をしていたんだなあ)
という思いが、今更ながらわき上がってきた。

転勤職員の挨拶は、私が一番手であった。忙しくしていたので、スピーチを考える時間が取れず、今日楢原に向かう電車の中で考えたことを話した。

                   ◆

進路の話を最後にしようと思う。
進路は、努力を重ねた者にしか手に入らない。努力をしたって手に入らないことは普通である。だから、努力をすることは自分の進路を手に入れようとする者は、必ずしなければならない。

しかし、世の中に自分の思うとおりの学校に進学し、自分の思うとおりの仕事に就き、理想のパートナーと結婚し、住みたい街で住みたい家に住んでいる人はいないだろう。仕事一つをとっても自分の希望通りの仕事をしている人はあまりいないと思う。

だけど、その人が幸せでないかというと、結構幸せな人もいる。それはなぜかというと、好きな仕事には就かなかったけど、就いた仕事を好きになったと言うことだと思う。

実を言うと七年前楢原中学校に来たとき、私はがっかりしていました。勤務地を八王子に希望していなかったのに、なってしまったからです。だけど、まあ、仕事だし始めたわけです。

で、あるとき掲示物を張り直すことを生徒に頼んでいるときに、生徒に言われたんです。
「先生、なんで俺ばっかり頼むの?」
確かに他に生徒はいるのに、私はその生徒にだけ頼んでいました。
なんでだろうと考えたら答えが分かりました。
『分かった。それは、君に頼めばきっちりやってくれると思っているからだよ』
「また〜」
と良いながら彼はしっかりと直してくれました。

(ああ、そうか)
と思ったんです。
私は「やりたいことをやるのが人生だ」と思っていました。しかし、このときから「お願いされたことをやるのも人生」と思うようになったんだね。

それで、自分ができることで仲間のためになると思われることをやるようにしたんだ。幸い少しだけパソコンの知識があったので、職員室のパソコンやパソコン室のパソコン、HPなんかをやるようにしていったんだね。

楢原中学校の先生は仲がいいでしょ。みんなそうやって自分のできることを仲間の先生のためにやっているんだよ。そして、うまくいかないときは支え合って来たんだよ。

もちろん、予定通りにいかないことには、良いこともありました。まさか、大学院に通えるとは思わなかったですから。これも君たちと授業ができたこと、そして職員室の仲間がいてくれたからだと感謝しています。

新しい学校、新しいクラスになって(あーあ)って思っている人もいるかもしれません。そんなときはね、自分ができることで、そう小さな事でいいから、自分のためではなくて仲間のために続けていると、良いことがあると思いますよ。

ありがとう、楢原中学校。

                  ◆

そんな話をしました。
式が終わってから、廊下で何人かの生徒や卒業生と話したのですが、
「先生、あのゲームの国語、イメージの花火とか、ことわざとかを次の学校でもやってあげてね」
と言われた。
嬉しかった。やってきたことは生徒には良かったということが分かったので。

さらば、楢原中学校。ありがとう、楢原中学校。

2005/04/27

締め切りのあるということ

明日が締め切りである。
この締め切りが、私を鍛えていると思う。

ここで終わりと思うから力が出るのかもしれない。
もし、そうだとすれば、やがて死ぬ身である私は、
いま、生きているということで、その締め切りを意識して、私を鍛える瞬間を過ごしているはずだ。

あと少しの努力を重ねたい。

2005/04/26

後少しで完成

このところ取り組んでいる仕事が、後少しで完成する。いや、させなければならない。

今日は26日ということで、本来ならば銭湯に行っている日なのに行かないでやり続けている。
26日は、私の住む多摩市では市民には銭湯が無料で開放されるのだ。風呂好きな私はこの日を欠かすことはほとんど無い。が、今日はそれにも行かず、お酒も飲まずひたすらやり続けている。

学校の方は三者面談週間と言うことで、授業がカットされていて先に進まないが、今の私にとっては嬉しい。一日の授業数が少なければ疲労度も軽減されるというものだ。

しかし、仕事は重なるなあ。予算申請書の締め切りは明日だし、先日受けたZ会のインタビューのゲラは今日が閉めきりだったし。本当は、明日も外で人と会う予定になっていたのだけど、キャンセルさせてもらった。

じゃあ、私は何の仕事をしているのであろうかというと、これはまだ書けない。
秘密の多い私であったf(^^;。

2005/04/25

充実した時間

昨日は4時に起きて仕事をこなし(でも、終わってはいない)、9時50分には吉祥寺の成蹊大学にいた。今日は全国教室ディベート連盟関東甲信越支部主催のディベート初心者講座がある。講師をする事になっている。

行きの京王井の頭線は、花一杯であった。ツツジの植え込みの、森の中を電車は走っていく。青空は広がり、暖かな日である。そんな日にディベートの講座を受ける方たちがいる。それを支えるスタッフがいてくれる。気合いを入れて講座を行った。

講座は、おかげさまで好評の内に終わった。人数調整のために入ってくれたイクトス先生や、ディベート甲子園OB のAさんや、Kさんにも助けられたこともあるが、時間通りに終わることもでき、アンケートでも良い反応を頂いた。中には、
「私が今まで行ってきた国語の授業は何だったのだろうか」
という感想を言ってくださる先生までいてくれたようだ。実践家からは良い評価をもらった。

                    ◆

講座の終了後に、吉祥寺の名物店にでかけた。「いせや」という焼鳥屋である。昭和の名残のある店構え。一本80円を原則とする焼鳥。

こうしてディベートの仲間たちと、くだらない話も高尚な話も綯い交ぜにして飲み交わすってのは幸せなことだと思う。先日、花田修一先生とお酒をご一緒したさいに
「池田さん、お酒はね、友情を酌み交わすんだよ」
と言葉をもらったが、まさにこんなことを言うんだろうなあと思った。

 山中與幽人對酌

 兩人對酌山花開
 一杯一杯復一杯
 我醉欲眠卿且去
 明朝有意抱琴來

 兩人 對酌して山花開く
 一杯一杯 復た一杯
 我醉うて眠らんと欲す 卿(きみ)且らく去れ
 明朝意有らば琴を抱きて來たれ

 「李太白文集」巻23

そんな季節で、そんなお酒であった。
こういう時間を充実した時間というのだろうなあ。

さて、仕事を終わらせよう。

2005/04/24

朝日とともに起きる

というわけで、今朝は4:00に起きて仕事をしている。
昨日は一日中ワープロに向かっていたようなものだ。
急遽やらなければならないことが増え、間に合わないのだ。

今日は、ディベートの入門講座があり、朝しか時間が取れないのだ。
さあ、頑張れ。

2005/04/23

大きな課題を引き受けると言うこと

校長室には沢山のコミックが置いてある。子供たちは、昼休みに挨拶をして入室して予鈴がなるまでは読むことができる。実は私もそこにあるコミックを読んでいる。かつて読んだ本、読みかけた本があって、嬉しくなって読んでいる。

『遙かなる甲子園』を読んだのは今から15年も前だろうか。
沖縄の聴覚障害の少年たちが甲子園の目指して、障害を取り巻く社会の壁と戦いながら成長していくドキュメンタリーである。沖縄で全国生活指導研究協議会の全国大会があった折り、ミーハーな私はオートバイをレンタルして、この『遙かなる甲子園』のモデルになった学校に出向いていき、彼らが練習したグランドを走り、部室を見ては感動していた。

そして、『わが指先のオーケストラ』『どんぐりの家』と山本おさむ氏の障害とこれを取り巻く社会、その中で問題に取り組みながら成長する人たちを描く漫画は続く。この漫画を読みかけていたままにしていたのだが、一日二冊のペースで一気に読み終えてしまった。

ドキュメンタリーを基本としながら脚色をしている部分もあるのだろうが、圧倒的な力で私たちに生きると言うこと、教育と言うこと、人間と言うことを訴えてくる。そして、人にやさしく、自分に厳しくならなければなあという思いにさせてくれる。

今朝、『どんぐりの家』の最終巻をたまたま座ることのできた京王線の車内で読み終えることができた。なんというか、このまま新宿に行き、そして湘南の海の朝を見たい気持ちになった。

そして一つ分かったことがある。重い課題を持つということは、それはやり方次第で仲間を増やす最良の方法だということだ。もちろん、その課題につぶされてしまうということもあるだろう。だが、乗り越える課題が大きければ大きいほど、一人では立ち向かうことはできず、それを乗り越えようとするときには支え合い、助け合う仲間が必要になり、そんな仲間が目的の元に集まってくるとき、生きていく幸せを手に入れるのではないかと思った。

2005/04/21

「しびれ」は治りそうである。

子どもたちの学習の様子は、現在いい感じである。

昨日、二年生には島崎藤村の「椰子の実」の暗唱を指示したのだが、本日1/3が暗唱していた。やる気があるなあ。次の授業で暗唱のテストを行うことができる。

三年生には、俳句の授業を行っているのだが、正岡子規の説明や短歌から俳句ができるまでの流れを説明している。俳諧連歌、前句付け、謎かけなどの説明にもきちんとメモを取りながら反応している。

もちろん、私が見逃している子供たちもいることであろう。しかし、必死に食いついてやろうという意欲の高いこどもたちが多いのは感じている。深く厳しく学習を進めていくことができるのではないかと思っている。

                   ◆

昼間、O元校長から電話がある。
嫌な予感がしたが、お仕事のお話であったf(^^;。杉並区の国語教育の、なんだったかの委員を頼まれてしまった。断れる立場にないので、はいと答えた。ま、これでまた色々な人と知り合えることができるでしょう。

                   ◆

専門委員会は、図書情報委員会の指導になっている。本日一回目。どうやって委員長を決めるのかと思っていたら、生徒会本部が委員会の説明をして、決めていった。そして、委員長が決まると委員長にバトンタッチ。いいなあ。

                   ◆

さて、「しびれ」である。
これがまあ、治ってきている。すごいことだ。

先生の見立てだと、私は骨折の後遺症とパソコンなどの電磁波が、腎臓の動きを弱めていたりしているらしい。その症状が頭、くるぶしあたり、のど仏あたりに出てきていて、それの痛みを取るために治療をしてくれた。

で、左に曲がりにくかった首や、張りに張っていた右腰の筋肉なども治ってしまった。それも、原因は同じであるとのことだった。

さらに、最近は携帯電話を使うことで生理不順になっている女子中高生が多くなっている話とか、ゲームボーイでしびれが出てきている子供たちとかの話も聞かせてもらった。

体は、不思議だ。

あと3回で本当に治るかなあ。治ったら良いなあ。

2005/04/20

仲間や子どもに癒される

本日、「よのなか」科の2回目。今日は見学者が多かったなあ。
私は1時間目に授業があるので、2時間目の「よのなか」科にはギリギリではいる。

入って、見学者の多さに驚いていたら、さらに驚いた。ディベート仲間で敬愛するAさんがいた。確かに、先週の土曜日の常任理事会で「よのなか」科の話をして、見学は可能だと話しましたがこんなにフットワーク軽くいらっしゃるとは。人間の軽い私とは偉い違いだ。

さらに、去年までお世話になっていた、楢原中学校のO校長も来ていた。O校長はご退職されて、杉並区の教育委員会の副参事になって、研究所に勤めている。とても懐かしく思っていたら、さらに勉強になる指摘も頂いた。私の担当する業務のまとめ役をされるそうで、これは良かったと思っていたら「池田さん、教えてね」と言われてしまった。相変わらずのムードに、ちょっと疲れも取れる。

                   ◆

和田中学校の給食は美味しい。

これ自体は嬉しいのだが、カロリー的には厳しいかもしれない。中学生のカロリーに合わせて作ってあるので、私にとっては高いのである。しかし、美味しいので、つい食べてしまう。うーむ。

今日は久しぶりに教室で給食を食べた。担任の先生が忙しいと言うことで、代わりに行ったのだ。行ったところで、和田中学校のシステムが分かっていないので何も指示を出すことはできない。だから、子どもたちの様子をぼーっと見ていた。

これがすごいのだ。たったかたったか用意する。しかも、一クラス25人なので信じられないことに5分で準備が終わってしまい、「いただきます」となったのだ。私の分も配膳してくれたし。『すごいねえ』と話をしたら、「だって3年ですから」と言っていた。すばらしい。

給食を食べているときは、しりとりをしながら食べている班、一緒に食べませんかと声を掛けてくれる班、独自のゲームをしながら食べている班と、まあ、仲の良いこと。

ごちそうさまをして、しばらく教室に残っていたら、子どもたちがやってきてあれこれ話をしていく。写真を撮ってあげたら、撮ってくれたりもした。なんというか、平和な食事であった。

ごちそうさまでした。

                   ◆

職員会議が延び、疲れがあったので帰宅する前に校内を散歩して、子供たちの様子を見てから帰ることにした。小雨だったため、屋根のあるところで子供たちは練習をしている。

野球部は、バドミントン部からもらった壊れたシャトルを投げて打っていた。それから、驚いたのだが、ペットボトルのふたを投げて打っていた。何だろうかと思ってみていたら、このペットボトルのふたは、投げると良く変化をする。そこで、変化球を打つ練習になるのだ。>奥村先生、これは面白いですよ。

ぼーっと見ていたら
「先生、打って見ます?」
と挑戦状を投げつけられた
『よーし!』
とやってみると、4回ぐらいは全く駄目。
5回目に改心の一打。
「おー、すげー」
と子どもたちから歓声。
『センターで五番だったんだよ』
と、大昔にとった杵柄を披露し、馬脚が出ない内に退散。

こういうやりとりが疲れを軽くしてくれるんだよなあ。

                   ◆  

足のしびれは面白いことになっている。帰りの電車に乗ると出るようになり、場所は移動している。明日治療に行って見てもらおう。

2005/04/19

保健所で健康診断をすべきである

やっと和田中学校広報の「和田中 ルネッサンス」の原稿が完成し、印刷に入った。

プリンターに接続して、オーダーを出すのだが一枚目がプリントアウトされるまでに時間がかかる。あまりにもかかるので富士ゼロックスに電話して確認した。すると、「ファームウエアのヴァージョンアップはされていますか?」と質問を受ける。

ファームウエア? そんなもの知らない。訊いてみるとプリンターそのもののソフトらしい。ヴァージョンアップしているかどうか分からないが、やり方を訊いてそれができる態勢にはしておこう。

                   ◆

四月は、健康診断が多い。
そんなわけで、授業が中断されてしまう。
私は、この四月の健康診断をすべて保健所でやればよいと思っている。

地域の力を活用するということで、図書館は学習に利用されることが多くなったが、保健所はまったく手つかずである。保健所がなんのためにあるのか分からない生徒も多い、いや、殆ど知らないだろう。

それでも高校に進学し、就職する生徒はまだ良い。学校や企業で健康診断を受けることができるからだ。そうではなく、進学したものの中退し、就職したもののやめてしまった子供たちは、自分の健康管理を助けてくれる場所が公にあることを知らずに過ごしていく。

本来なら高校に通っているであろうこどもたちが、突然母親になる現実に向かい合い、そして、保健所も知らないで過ごしていくなんて事もある。

健康診断を保健所でやれば、

1)保健所のなんたるかを知る。
2)医師会に支払っている金額を削減できる。
3)四月の授業がスムーズに行く。

そんなメリットが出ると思うのだが。しかし、学校保健法や医師会の抵抗などでなかなか難しいのだろう。でも、変わると大きいと思う。

                   ◆

本日は、6時間の内4時間授業があり、その間にはルネッサンスの印刷と、和田中学校インターネット使用ガイドラインなどを作って、思い切り仕事をしたなあと疲れ切って学校を出る。ま、四月はこんなもんだろう。

みなさんの学校のガイドラインってどんなんでしょうかねえ。

2005/04/18

ディベート部なるか?

本日部活紹介があった。

ディベート部を設立しようとする私は、一人でこの場に立ち向かった。
参考とする資料は、筑田さんの作った「ドラエモンディベート」である。>筑田さん、ありがとうございます。

持ち時間は三分だったので、ディベートとはなんぞやを簡単に説明し、その後ドラエモンディベートの立論を使って、簡単に演じてみた。

さて、一年生は来るか? 
現在、二年生が一人希望している現在の和田中学校のディベート部だ。

                  ◆

懸案の足のしびれですが、行きの電車は問題なかったのですが、帰りの電車でちょっと出ました。表面が軽くしびれる感じ。そして、背中の筋肉の右側が張ってくる感じがあります。

反作用かもしれない。

2005/04/17

うららかな春の日に

一日、貯まっている仕事をしながら過ごしていた。

図書館に行って借りていたCDを返し、また新しいのを借りてくる。ipodに落語を入れて聴くのがなかなか良い。今回も志ん生のものを借りてくる。楽しみ。

帰宅後、ずっと気になっている和田中学校の研修計画書の作成に取りかかる。研修なのだが、研究も組み込まなければならず、このバランスに難儀して進んでいなかったのだ。だが、締め切りも近いので、なんとかたたき台を作成する。ふう。

さらに、授業づくりネットワークの7月号の原稿を書き始める。今月末が締め切り。アウトラインができたので、なんとかなりそう。

その他に、いくつかの原稿のチェック作業を進めて一日が終わる。
幸せなことに、足のしびれはない。ただ、肋骨あたりが痛くなることがあった。治療の影響かもしれない。明日の通勤電車でのしびれがなければ、嬉しいのだが。

二つの奇跡

「人生は、後ろ向きのジェットコースターに乗っているようなものだ」

これは、さだまさしさんが言っていた言葉だ。人生は、未来を見ることはできない。見える風景はすべて過去であり、その過去も猛烈なスピードで過ぎていくということだ。

教育の仕事をしていると、人生には目標を持って、その目標に向かって努力をするようにと教える。さださんの定義とは違ってくる。しかし、そうではないのだろう。目標に向かって進むことを考えなければ、ジェットコースターのレールすらも無いだろう。こちらに進もうと思ってもそちらの方向に進むことは中々難しいが、目的が無ければ、さらに恐ろしいことになるのであろう。

                   ◆

本日、あまりの足の痛さに体のメインテナンスをしに出かけた。思い起こせば五年ぐらい前から、両足の太ももの外側がしびれて仕方がなかったのだ。それがこのところかなり痛くなり、ひどいときには10分間同じ姿勢をしているだけで、熱を持つような痛みが襲うようになってしまっている。朝の通勤電車に乗って立っているだけで、苦痛なのであった。

それである整体医院を紹介してもらい、行くことにした。その整体医院は楢原中学校に行くときに使っていた通勤路をしばらく走る。その景色を見ながら、
(ああ、異動したんだなあ)
と思った。

本来なら見るはずの満開の桜を見逃し、通り過ぎていく時間。そんなことを後から気がつくなんて、やはり、さださんの定義は正しいかもしれない。

で、体の方なのだが、これがまあ凄い。力を入れること無く体のバランスを整えていく。1時間ぐらい、あちこちを触りながら調整を行い、今のところ大丈夫である。5回ぐらい通うと直るとのことなので、もしそうなら万歳である。5年も痛い思いをしているのだから。

                   ◆

夜は全国教室ディベート連盟の常任理事会。仕事が貯まっているのだが、出かけないわけには行かない。

奇跡が二つ起こった。
一つは、会議がとても短く行われたこと。もう一つは、行きの電車と帰りの電車で足がしびれなかったことだ。

びっくりした。ひょっとしたら、治るかもしれない、このしびれ。

2005/04/15

異動で困ること

はあ、一週間が終わった。

学校がある五日間は、息を止めて全力疾走をしている感じだから、週末を迎えるとほっとする。しかし、ほっとしすぎて息を抜ききってしまうと月曜日から辛いので、適度に息を抜くということを繰り返すことになる。しかし、こういう息の抜き方はからだには良くないな。

異動したときに大変な思いをすることはいくつかあるが、そのうち私にとって大きな問題はパソコン環境の変化がある。マックの環境が構築されている公立中学校があるなんて、最初から考えてもいないが、パソコン室に入っているソフトの種類、職員室のプリント環境など仕事を進める上で無くてはなないものの大きな変化は、使えるように設定するまでは大変である。

今年の仕事の種類として、学校の広報誌(プリント)の作成というものがある。「Wada Renaissance」というものだが、これを作ることになっている。近隣の小学校、中学校に配るもので、1500部ほど印刷するのだが、このプリントは表側がカラー印刷で、裏側がリソグラフで印刷ということになる。

私のマックでゼロックスの「Docu print c830 プリンター」から出力できるように設定したのだが、ソフトの相性とかがあり、ちょっと難儀していた。だが、本日なんとか完成。これからの仕事がしやすくなった。だけど、プリントの命令を出してから出力までかなりの時間がかかってしまうのは、なぜ? 

まあ、これで仕事がしやすくなったことは確かである。しかし、仕事を増やしたとも言えるかもしれない。ふむf(^^;。

2005/04/14

世の中に・・・

本日で、国語の授業ガイダンスは終了。マッピングメモなども教える。宿題として、ガイダンスでメモした内容をもとに、情報を加工したまとめのプリントを書かせる。予想していたよりは良いものがある。が、メモもまとめも難しい子どもも、チラホラ。この子たちに力を付けてあげたいなあ。

三年生の授業では、「イメージの花火」を行う。詩を読みながらイメージをふくらませるという単元で言葉に拘りながらどれだけの広がりを持てるかの実感をさせてみたい。

昨年度なかなかできなかったものに、「アンソロジーノート」づくりがある。忙しすぎて授業で扱うことができなかったのだが、和田中学校は授業時数は多いので、多少ゆっくり説明しても大丈夫であろう事から、今年は復活させた。本日の歌は、名歌である。

世の中に絶えて桜のなかりせば
春の心はのどけからまし

               古今和歌集 巻1春ー53 在原業平

である。ところが意外と知らないようであった。ま、少しずつ教えよう。

                     ◆

今年は、研究研修主任というよく分からない仕事を担当することになっている。総合的な学習の時間に関する研究と、ひょっとすると国語の研究もやることになるかもしれない。さらに、校内研修の計画も立てるというので、あたふたしている。21日までに今年度の研究計画を立て、研修計画も立てなければならない。さらに、本日二つの原案を立てた。ふう。

だが、ここに強力な援軍がいる。Tさんというのだが、土曜日の寺子屋のスタッフで、ほとんどそちらの教務主任をしている。国語の教員免許と日本語教師の免許を持っていて、さらに小学校の免許も取ろうとしている。で、このTさんが今年は私の国語にインターンという位置づけで、授業はTTで入ってくれていて、授業に関する事務仕事をどんどん片づけてくれる。とっても助かる。

去年の楢原中学校では、FさんというATの先生が同じように私のパートナーとして入ってくれたが、こういう制度は今の学校には必要なことだと思う。授業の事務をしながら授業のサポートに入り、その先生の授業術を学んでいくと言うことだ。

まるで弟子入りのような感じもあるが、それはそれ医学の世界であっても手術の方法は、徒弟制度のようにして学ぶという。教育もそういう部分があっても良いのではないかと思う。いや、かつて学校に余裕があったときは、就職した後、周りを見ながら自分に会っている先生を発見してその先生のやり方を見ながら学ぶことができたが、今はそんな余裕はない。だからこそ、こういう制度は必要ではないだろうか。

                     ◆

保護者会が終わり、帰宅しようとしたら校庭でサッカーの試合が行われていた。ちょっと応援に
行く。すると、帰宅して私服に着替えた女子が数人応援していた。
「先生、何聴いているの?」
と私のipod suffleを見つけて聴いてくる。
「ん、落語だよ」
「変なの!」
と笑う娘たち。なんとも豊かな会話だ。
「聴かせて!」
とイヤホーンを耳に当てる。授業中とは違う側面が分かる。

写真を撮ろうとしたら、ちょっとためらう。
和田中学校の子どもたちは、カメラを持っていても
「先生、撮って!」
と言ってこない。まだ、慣れていないのかもしれないが、そういう文化なのかもしれない。まあ、それも良い。それでも今日は娘たちと一緒に何枚か撮ったが。

その後、新宿に用事があったのでいつものバス停ではあるが、反対向きのバスに乗って新宿に向かう。結構便利だ。一仕事終わらせて、帰宅は9時。今週もあと一日。乗り切りましょう。

「よのなか」科 第一回目

ふう。疲れがたまってきた。このところ起床は5時だからなあ。
帰宅して風呂、食事。その後、床暖房で暖まったフローリングにごろりとなると、だいたい寝てしまう。奥さんが家事を終えると、「はい、寝ますよ」と起こされる。それから一仕事をしてからてベッドに向かう。そして、また5時に起床。うーむ、いかんいかん。

ではあるが、今日はなかなか充実していた。

朝、7時45分から生徒会主催の朝ボランティアという掃除がある。今年は生徒会担当でもあるので、このボランティアにつきあう。冷たい小雨の降る中、30人ぐらいの子どもたちが、雨で散ってしまった桜の花びらを集めていた。立派だなあ。まだ1年生には伝えていないと言うのだから、来週からはもっと増えることになるだろう。

二時間目。今年度第一回目の「よのなか」科の授業だ。
まさか自分がこの「よのなか」科の学校に来るとは思っていなかったが、この本は出版と同時に読んだ。それをライブで業務としてみることになるとは。

私の担当は記録。写真を撮り、授業の流れをメモするということだ。
初見の感想は、贅沢な授業であるということ。この授業を成功させるためには、生徒に身に付いていなければならないもの、授業者が用意すべき環境と色々なものが必要だと言うこと。これが今の和田中学校には両方とも揃っている。そこで、「よのなか」科が成立するのだと思った。だから、贅沢であり、これが受けられる生徒は幸せだ。

しかし、その一方で私は、何か「違和感」を感じでいた。その違和感はなんであり、その違和感が私に何を示しているのかは、今は深く問わないで抱いていようと思う。私は、違和感のない授業は発展のない授業だと思っている。だから、もう少し見続けたい。

給食準備でトラブル発生。
給食を運ぶエレベーターが故障で、上の階に運ぶことができないことになってしまった。
職員で運ぼうかとも思ったのだが、量が多すぎて無理。

そこで、放送をして各クラスの給食委員に取りに来るように指示。すると、次々にやってきた。
あっという間に運ばれるのだが、体育のあった2年のあるクラスだけ、取りに来ない。すると、それを見た3年のあるクラスが、サッと運んであげてしまった。見事だ。こういうことがサッとできる生徒がいるっていうのは、とても嬉しい。

さて、後二日。生徒からエネルギーをもらい乗り切ろう。
ま、休日にも仕事はあるのだがf(^^;。

2005/04/12

身体計測とガイダンス

本日の3,4時間目に行われた。
今日の事務時間が身体計測に使われたので、事務をする時間がなくなってしまった。
ま、仕方がない。

私の担当は伸長。こどもたちが一番気にするところだ。もちろん、体重もそうだが、少しでも多いことを期待するので、きちっと測った結果去年よりも少ないと「えーっ」とか言われてしまった。ま、許せ。

それにしても和田中学校の子供たちは気持ちよく働く。計測の担当は三年生の生徒たちだったが、たったかと働くので、気持ちがよい。良い授業をしてあげたいなあと思う。

その授業だが、今はまだガイダンスをしている。
今までに行ったのは、「池田の自己紹介」「学習とはなにか」「国語の授業関するアンケート」「構成主義の学習」「湯船の法則」「国語科とは何を学ぶ教科か」「短篇問題集で読解力の確認」「マッピングメモによる一次情報の入手方法」「やる気とは何か」などである。

進んでいるクラスは、これらの話をメモしたプリントを元に、ここまでの話を第三者が理解しやすいような二次情報に編集するという宿題を出している。今までの所、きちんとメモする力は多くのこどもたちが持っていることが分かった。編集力がどのぐらいあるのかを確認して、少しずつ教科内容に入っていこうと思う。

楽しみ、楽しみ。

修学旅行の準備

和田中学校の三年生は、修学旅行で農業体験が行われている。
五月の後半に越後湯沢で分宿で行われる。本日、その班づくりが行われた。
基本的に自分たちで班をの構成を考えて行っていた。たったか進んでいて、良かったなあ。

和田中には、いろいろな研究者が顔を出しているとのことだったが、今日そのうちの一人の方がきていた。東大の苅谷研究室出身の上越教育大学の先生。上越教育大学と言えば、西川先生。今年の夏の授業づくりネットワークでもお世話になるし、私も二年前に北海道の大会でご一緒させていただいた。いろいろと縁がある方と繋がるもんだ。

授業では、国語の授業とは何を学ぶ教科なのかを考え、

http://homepage.mac.com/ikedaosamu/kokugo/gainenzu.html

の説明をした。その後、短篇問題集の一発目をやる。
子供たちは解けずに悔しがり、
「またやりたい!」
と声を出していた。良かった。

少しずつ授業を動かしていこう。

2005/04/10

春の嵐

春爛漫の今日は、嵐である。

午前中はマックの調整をしに永山にあるショップに出かけた。
車を走らせると、それはもう多摩丘陵の丘という丘、小川の岸辺という岸辺が満開の桜であった。

途中で車を止めてその姿を撮影。
小川には花びらが流れ、散歩をする人たちも本当に幸せそうである。

お昼は、デパートのお弁当を買ってきて、自宅でお花見をした。
外で食べたい気持ちもあるのだが、いかんせん花粉症の二人としてはなかなか厳しい。
そこで、出窓の向こうで美しく咲いている、その桜を愛でながら食事にすることにした。

hanami


音楽を止め、ゆったりと食事。
一週間の疲れを取り、エネルギーをためる。
時々風が強くなるのだが、目の前の桜は山桜でまだ咲ききっていないので
この風にも耐え、枝を揺らしながら咲いていた。

引用開始 ーーーーーーーーーー

さくら

車椅子を押してもらって
桜の気の下まで行く
友人が友人が枝を曲げると
私は満開の花の中に
埋ってしまった
沸き上がってくる感動を
  おさえることができず

私は
口の周りに咲いていた
桜の花を
むしゃむしゃと
    食べてしまった

星野富広

引用終了 ーーーーーーーーーー

今宵は夜桜を楽しもう。

2005/04/09

今日は、国立教育政策研究所でお仕事があった。
ある研究の研究協力者になっているのだ。

2時間ほど協議を行う。その後、敷地内の桜を観賞。
実に見事であった。建物の屋上から見下ろし、さらに近くに行って見上げ堪能した。

私が
「ああ、もったいないもったいない」
と散り始めた桜に対してつぶやいていたら、
「桜は散るのがいいんだよ。まだ池田さん、若いなあ」
と国語界の御大に言われてしまった。
私もいづれ、散ることに意味を見いだすようになるのであろうか。

研究会の後、食事をしに行く。
普段なら講座の受講生にならなければならないような先生たちと、一緒にお酒を飲みながら教育のことを語り、いろいろと勉強をする。
(そうか、そういうこともあるのか)
と。ありがたいことだ。

今日は比較的早く帰宅。
また、夜桜を楽しみ、一日を振り返る。
いいなあ。

写真は、国立政策研究所の屋上から見た、桜。

P4090012

一週間終わる

早めに始まった新学期。
春休みの少なさは準備の不足に繋がり、大変なことになるのではありますが、なんとか終わりました。
今までとの生活のリズムの違いが花粉症と風邪のダブルパンチの私には結構辛いのですが、乗り越えられて良かったなあとほっとしています。担当になった広報「和田中 ルネッサンス」もなんとか原稿は仕上がったし、14日の保護者会には間に合いそうです。

昨日は、二年生での授業がありました。
楢原中学校から一緒に異動したH先生のクラスです。三年生は一クラス25人ですが、二年生は37人。去年まではこの37人を担任していたのですが、25人に慣れてしまうと、やはり37人は多すぎます。給食準備一つをとっても、かかる時間が全く違いますからねえ。

二年生でも授業開きは、ことばと学習と湯船の法則について話をして、メモの力がどのぐらいあるのかを確認。結構書けているので嬉しくなりました。中には、最初からいたづら書きをしている生徒もいましたけど。

昼休み、校舎の中庭でなにやら歓声があがっていました。のぞいてみると新入生の女子がだるまさんが転んだをしています。ああ、なんと平和なんだろう。その彼女らが遊んでいる傍らでは男子が四つ葉のクローバーを探し、そこに桜の花びらが降ってくるのでありました。美しい。春です。

                     ◆

夜は、大熊研究室大学院生の歓迎コンパ。大熊先生の快気祝いもかねることができて良かった。
大学院派遣からもう2年も経ってしまったんだなあと思う。今年も楽しい研究室になると良いなあ。色々な仲間たちからエネルギーをもらい、楽しい会であった。

帰宅すると、なんと、自宅の隣の公園にある桜が満開。
山桜なのでソメイヨシノより通常一週間遅れるのだが、今年はソメイヨシノの開花が遅れたので、重なってしまったようだ。慌ててライトアップする。

美しい。
この世のものとは思えない。

yozakura

ちなみに、聖蹟駅前の夜桜も美しい。

yozakuraseiseki

春爛漫である。

2005/04/07

授業開始

本日から、教科の授業が始まった。
やっぱり、授業がないと落ち着かない。

今日は、ことば、学習、勉強、学び、湯船の法則などについて説明した。
その説明している様子を子どもたちにメモさせて、どのぐらい書けるかを確認した。
結構書けているなと思った。このメモは一次情報のメモということで、次はこれを
理解しやすい二次情報のメモに変換することを指示してみよう。そこに問題が発見できれば、そこから指導を始めよう。

湯船の法則は、和田中学校の子どもたちにも好評であった。
勉強をやろう、復習をきちんとやろうという思いを持ってくれた。

3時間目4時間目は、プレゼンテーションタイムというものであった。
一人1分で、自己紹介と今年の目標を話すのである。しかも、発表する暗記して、行うのである。
これがなかなかうまい。
ナンバリングや根拠を添えて説明するということが、多くの生徒でできていた。

私たち教師も、今年の目標を生徒の前でプレゼンすることになっているとのことで、わたしもやってみた。

い 一日一日を積み重ねて、一年間
け 健康に注意して
だ ダイエットも少しはしようかな
お 面白いことをするのは、大好きだけど
さ 寒いギャグも言ってしまう私です
む 無理せずやっていきます。よろしくお願い致します。

てな感じでした。
やっぱ授業は良いなあ(^^)。

2005/04/06

一般的には始業式でありましょうが

和田中学校は、もう動き出しています。
時間割作成も、担当者の相当の働きで、β版は完成しています。すごいなあ。
自校式の給食も始まった。本日は、準備の手間のことを考えてお弁当給食というものであった。
これが、おいしい。太らないように気を付けなければ。

本日の天気に浮かれて、昼休みに敷地内を歩いてみると、多くの種類の花が咲き誇っていました。
スズラン、大根の花、パンジー、君子蘭、オオイヌノフグリ、スミレ・・・。私に分かったのはこの程度だが、これ以外にもいくらもあった。

生徒たちは、中庭で鬼ごっこをし、後者を見上げれば、私に手を振ってくる。
体育館の横では、男子が群れてひなたぼっこをしている。
なんという平和な姿なのだろうか。

明日から、授業だ。
どんな展開を作れるかなあ。

2005/04/05

本日入学式

昨日は、始業式があった。(夜には楢原中学校の花見の会もあった)
そして、今日は入学式。
桜の花も咲き、お日柄もよろしく気持ちの良い式になった。

それにしても、和田中学校には関わる大人が多い。
その人たちの名前を覚え、生徒の名前を覚えるのは結構大変だろうなあ。

入学式の後は、会議会議。
休息時間もなく、残業をして明日からの授業に備えた。
ま、どこも新学期は同じようなものだろうが、早めに動き出せば
早めに通常のペースに乗ることができる。
それを楽しみにして、街の桜を楽しみにして、明日も仕事に向かおう。

2005/04/04

手をつなごう

幸せと哀しみは裏表。
新しい幸せは、哀しみをキチンと抱いたときに生まれてくる。
また少し、人生の深みを身につけたかもしれない。
そう信じて、新しい一歩を作り出していこう。

2005/04/03

春の散歩

和田中学校は、明日が始業式。明後日が入学式。明々後日から授業が始まる。だから、本日が春休みの最後。天気予報では雨だったのだけど、曇り空から青空に変わってきたので、花粉症も省みずに連れ合いと一緒に多摩川縁を散歩した。

冬の渇水期に多摩川は護岸工事をしていて、最近完成した。完成したのだが、花粉が恐ろしくて散歩もしていなかったのだ、この陽気に誘われて散歩した。

土手を歩いていると、スコップを持ってうろうろしているおじさんがいた。手にはなにやら持っている。
「それは、ノビルですか?」
と聞いたところ、
「そうだよ。これは健康にいいんだよ。でも、お酒が進んじゃうねえ」
という。
「健康にいいんだか、悪いんだか分かりませんねえ」
と答えると、
「そうだねえ」
と笑う。私も笑う。
いいなあ、こういうのが春だよ。

緑の草が生えてきた土手だが、よく見てみると赤い花がある。ボケの花だ。さらに、紫色の花は、スミレ。黄色い花はタンポポ。青い小さな花は、オオイヌノフグリだ。

桜が咲き始めた聖蹟桜ヶ丘だが、桜だけではなく小さな花たちも、春を演出していた。
今宵は、ノビルにみそを付けて、軽く一杯。

明日から本番だ。

2005/04/02

HD増設

本日懸案だった、HDの増設を行ってきた。
30GBだったものを、80GBにしてきた。これで未使用領域が40GB以上になった。
なんかとてもすっきりした気持ちだ。

本棚が一杯だと精神的に追いつめられた気持ちになるが、それと同じものがあった。
また、実際にHDの空き領域が少ないとPCの動きが遅くなることもあったわけで、
これで一安心である。

それにしても、花粉と風邪のダブルパンチで、喉が痛く鼻がつまっているのは参る。
寝てもまだ眠たくて、一日中ごろごろしている感じだ。本格的に仕事を始める前に、体を休めて
整えておかなければと思う。

初出勤

今朝は、6時前に起床して新しい学校に向かった。
思ったよりは早く着いたので、まあ、読書の時間が増えたと思えばいいかと思った。

新しい学校になると言うことは、自分のスキルを持ちつつ生まれ変わると言うことで、
それはどんな風になるのかはなかなか分からないものがあります。

緑の多い学校なので、疲れたら外を見ればいいなあと思ったのが、
今日の収穫でした。

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