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2005/04/30

歓送迎会

夜の歓送迎会で、退職されたO校長のスピーチがあった。

「楢原中学校の先生達は、私の勤務してきた10校を越える学校の中で、お世辞ではなく一番に仕事をされていました。本当に感謝しています。

こんな力のない校長のところで、これだけ子供に向き合って投げ出さずに教育に取り組まれている姿を見るに付け、先生方には感謝感謝でした。

いろいろな事が重なって退職したわけですが、その理由の一つに、これだけみなさんが頑張ってくださっているのに、校長としてみなさんを辛くするようなことを指示しなければならないということに、耐えられなくなったというのもあります。

私が何もできないのに、みなさんは懸命に子供たちに向かい合って仕事をされている。そんなことに申し訳ないと思うようになったのもあります。」

と話されていた。
これが別に嫌みでも何でもなく、素直に聞こえた。いつも職員のことを一番に考えてくださっている校長背員だった。

もちろん、楢原中学校に残った教員は、もう一年O校長が定年退職まで時間があると思ったから、頑張ってやろうと思っていたということを何人もが話していた。

人徳というのだろうなあと私は思っていた。人を動かすのは、才能だけではだめ、権力だけでも駄目で、最終的にはそれらを包み込むような人徳がなければ駄目なのだと改めて思った。この人の失敗なら被れる。この人の頼みならそれを越えるぐらいのことをしてしまおう。そう思えるような人徳がなければ、駄目なんだなあ。

しかし、人徳があるということは、立派な人間である、失敗をしない人間であるというのとはちょっと違う。

                   ◆

楢原中学校では異動した教員には、卒業証書が手渡されることになっている。私の所属していた学年はほとんど異動してしまったので、残った方は大変だったと思う。一人で数枚の卒業証書を書かれたわけであるから。

私も頂いた。
実に、ありがたいものであった。
私の教育実践をそばで見ていた方から、その実践の事実と価値とを10倍ぐらい良く評価してくださったことが書かれてあった。私自身も忘れているようなことが書かれていた。>O先生、デジタルデータをメールで下さい。

仕事を通して仲間と出会う。仕事を通して自分と出会う。ありがたいことだ。
さらに、あちらこちらから、私の将来のことについてアドヴァイスやら、依頼やら、命令やらを頂いた。まだ期待を頂けるのは、とても嬉しい。

GWは、四月の疲れをじっくりと取ろう。
そして、原稿書きだ。

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