句会にディベートに
土日の一日を学校に出てしまうと、残りの一日で一週間の疲れを取ることになり、これはなかなか難しくなってきているなあと言うのが、最近の私。
さて、今日は三年B組で修学旅行の句会を行った。
句会の場合、一番大変なのは生徒の書いた作品を入力する作業である。今回は、私の授業にインターンとしてアシスタントに入ってくれているTさんが打ち込んでくれたので、非常に助かった。
おそらく句会を授業でやっている中学校なんて少ないと思うが、この句会形式を学んでおくことは、授業の幅を広げるのにとても役に立つと思う。形式が安定しているので、その形式に学習する内容の部分を変えてたくさん学ぶことができるのである。Tさんは、これを学ぶことでメリットが出て、私は入力をして貰うことでメリットが出る。このシステムは非常に良いと思う。
学級事務や授業事務をする職員がいない日本の学校の制度は、学校の専門性を著しく蔑ろにしていると言えるだろう。学校を良く機能させるためには、ここにメスを入れることだと思う。
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で、その句会の結果である。
私の作品は、この組では一位に選ばれた。なかなか良い作品を見抜く目があるといえようf(^^;。
以下は、その見抜く目を持っている子どもたちが優秀作品に選んだ作品である。
虹のもと 手をふりちかう また会おう
薫風よ 吹くなら吹けと 叫ぶ草
田植えして 写った青や 立つ青や
田植えして 一粒の米 かみしめる
田植えして 心も稲も まっすぐに
まだ言葉の意味やニュアンスを掴み切れていないまま使っている作品もあるが、なかなか良い作品ではないかなと思っている。
和田中学校は、四学期制度を導入している。春夏秋冬である。であるから、年に四回は句会ができるなあと思っている。子どもたちも句会を非常に楽しみにしているので、続けてみよう。次は、夏休みの宿題だな。
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二年生は、改良シナリオディベートに入っている。シナリオディベートで使ったシナリオを改良して、戦うディベートである。新たに対戦メンバーを決め、三試合を行う。二時間で行う。
最初の一時間で二試合。残りの一時間で一試合と、簡単な小論文を書いてお仕舞いである。私が修学旅行に行っている間にきちんと準備していた生徒は、それなりに良い試合をしていた。
小論文が楽しみである。