ディベート公開授業 その1 終了
ディベートの公開授業第一弾が終わりました。
わざわざ和田中学校まで足を運んでくださいましたみなさん、ありがとうございます。
ディベートがまったくの初心者にディベートを導入をするというのは、結構難しいことだとは思っています。なんとなれば、ディベートは準備の上に、「読む」「書く」「聞く」「話す」の四要素を同時進行で使いながら試合を行うという、生徒にとっては負荷の高い学習活動であり、そうだとすれば、指導者にとっても大変な領域であると考えられます。
私の場合、生徒に「先生、話し合いの授業で面白いのやってくれませんか?」と頼まれて「確か、デなんとかというのがあったぞ」と始め、かれこれ15年ぐらい研究を続けていることになります。
ま、好きでやっている部分もありますので、そんなに負担ではありませんでしたが、今は中学校の全教科書にも載るようになり、しかも教科書は最低基準だと言われれば必ず教えなければならないわけで、そんな中で初めてディベートを学ぶ生徒、教える先生、またはこれから先生になろうとしている学生さんにとっては、ディベートはなかなかやっかいな単元だと思います。
そこで、開発したのがマイクロディベートのシナリオ方式のディベートでした。参観してくださった人の感想では、「ディベートのイメージがまったく変わってしまった。これなら、学校でもできるし、やりたい」というものを多く貰いました。もし、そうだとすれば嬉しく思います。
6月の頭ごろ、今度は中学三年生で同じ授業をする予定です。お時間がありましたら和田中学校までお越し下さい。お待ちしております。
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