修学旅行雑感 3
今回の農業体験を見ていて改めて思ったことがある。
それは農業の几帳面さが、日本人の特性を作ったのかもしれないということである。
狭い土地で効率的に収穫を得るためには、雑に種をまいたり苗を植えたりしていては駄目で、きちんと整えてやらなければならなかったのではないか。そのことから、ぴしっと整えることを好む日本人の性格が育ったのではないかということである。
もし、そうだとすれば農業から離れている日本人が、几帳面さを学ぶ機会は減ってきていると言えるだろう。もちろん、几帳面さを元にした工業が発達してきているから、それを支えるために新たな几帳面さが生まれているから、簡単には消えないだろうが。
ちょっと発見した気分である。
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