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2005/06/06

とっさの判断

ディベートの練習試合があった。ディベート部はなんとか練習試合に参加するまで漕ぎ着けた。素晴らしい。

私の出張が多い中で、よく試合を成立させることができた。偉い。いや、本当にそう思う。シナリオディベートをやっていたのが良かったのかもしれないが、そのシナリオディベートだって、優先席廃止の論題だし。それにしてはよく頑張った。

もちろん、内容に関してはまだまだである。調べる量と考える時間とまとめる作業が足りない。ただ、一試合目の肯定側の戦い方と、三試合目の肯定側の戦い方はずいぶん進歩している。試合から吸収して成長する事ができる彼らであることが分かった。

あと二週間でどこまでできるか楽しみである。自分たちで乗り越えさせたい。

                   ◆

試合後、あまりにも喉が渇いたので近くのコンビニにお茶を買いに行った。試合会場の開成高校は西日暮里である。校門をでて右に行くとコンビニがあったはずだと校門を出たところ、目の前の大通りを横切ろうとしていたおばあさんが、道路中央にあったアスファルトの盛り上がりに足をかけて転がってしまったのを目撃した。

(う、やばい。信号が青になったら車にひかれてしまう)

私が飛び出そうと思ったときに、すでに数人の高校生が路上に飛び出していた。開成高校でバスケットの大会に参加していた数人の男子高校生である。一人がおばあさんを抱え、他の高校生が車の流れを制止していた。

車も、その動きに反応し止まった。

「おばあさん、大丈夫ですか?」

高校生達が声を掛けているのを聞いて、とても嬉しくなった。私は気持ちよくお茶を買いに行った。

                   ◆

が、途中で気が付いた。
(しまった、高校生を誉めるのを忘れた)
一言、
「いいぞ、高校生!」
と言ってあげれば良かった。

子どもを叱るのは大人の仕事だが、良いことをした子どもを誉めるのも大人の仕事だ。私は公共の場で暴れる子どもたちは叱る方だが、叱るだけでなく、誉めるもやらねば、子どもたちはすねてしまうだろう(^^)。

これから私は年をとり続けるに従って、自分で体を動かさなくても良い場面が増えていくのだろう。だったら、子どもたちを評価し、感謝しということを増やしていかなければならないのだろうなあと思った。

お茶を買って、帰り道に誉めようと思ったらもう高校生はいなくなっていた。いないということは大きな怪我はなかったと言うことだろう。それでいいんだ。が、誉められなかった私の後悔と課題は残った。

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