折り返し地点か
先日、保護者会があった。その流れで保護者と話す機会があった。なんの流れからかプロレスラーが40歳でなくなったという話になった。
私は、
『ああ、もったいない。人生が始まったばかりなのに』
お母さんは、
「先生、人生の折り返し地点を回っていますよ」
そんな話になった。
私も一時期はそんな風に思っていたことがあった。
(まだまだ折り返していないぞ)
と、まるで折り返し地点のコーンを持ち歩いているかのような気持ちであった。
◆
ところが、今はそんな風に思わなくなった。
折り返し地点という考え方がしっくり来なくなったのかもしれない。
やっぱり、人生が始まったばかりという感じの方が強い。
色々な人にお世話になっている。そして、そのお世話になっている中で自分なりの考えを出して動いて、なんとか自分というものを柱にして動くことができるようになってきたなあと感じる事ができてきたのが、30代半ば。40歳ってのはだから、生まれたばかりという感じがする。今まで見えなかったことが見えるようになってきたのが、この辺りだったと。
人生には折り返しがあるのではなく。二段目、三段目に上るという感触の方が、今はある。
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はじめまして。
だいたい40歳は、人生の半分(以上?)すぎちゃった・・・と思いますよ(特に女性はね!)。
でも、まだまだ40!!
人に歳を聞かれたら
「まだ40歳です!!」と今日から答えたいと思える、ブログですね。
また、おじゃまします(^o^)丿
投稿: かおちゃん | 2005/07/13 18:59
コメントありがとうございます。
昔見えなかったもの、ことが見えるようになり、
分からなかったことも、分かるものが増え、
私は今が一番良いなあと思っています。
脳天気なのですかねえf(^^;。
これからもよろしくお願い致します。
投稿: 池田修 | 2005/07/15 19:03
ときどき、自分が20代のつもりでふるまっていることに気付きますね。
「不惑」じゃなくて、「ワクワク」「ドキドキ」で行きたいものです。
投稿: イクトス | 2005/07/15 21:26
そうですね。
就職したときには、人生の片足をつけてしまい進むべき方向を決めてしまったことを嬉しくも悲しくも思ったものですが、実際のところ、あのとき本当に方向を決めたのかと改めて問えば、ちょっと考えてしまいます。
30代で全国を相手にする仕事に恵まれるとは思いませんでしたし、これからも何が待っているかわかりませんからね。
浮惑って感じかな(^^)。
投稿: 池田修 | 2005/07/16 05:57