選挙に関する素朴な疑問
夏の終わりと秋の始まりが、
一日の終わりと夕方の始まりが同じ時間の今日この頃
という台詞をラジオから聞いた。
そうだなあと思うこの週末であった。
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この週末は原稿を二つ終わらせた。原稿の締め切りが評定の時期に重なるので、前倒しで書いていた。私らしくない計画的な執筆であるf(^^;。
と同時に本も読んだ。いやー、良かった。もうこの人の作品はこれから生まれようも無いので大事に読んでいるのだが、結局我慢できずに読み切ってしまった。
隆慶一郎『鬼麿斬人剣』だ。
いいなあ。
今年の夏に手に入れたハンモックをベランダに張って、そこに寝転びながら読み切った。幸せの時間であった。
◆
で、今回の選挙で疑問がある。
1)箱乗り
2)応援
3)比例候補者名簿
1)選挙演説のときに、車から上半身を出して、更にはお尻まで出して車に乗って演説をしている候補者がテレビで出ていたが、これって道交法違反じゃないか?
2)私は公務員なので、選挙に関わって中立を保つことをさんざん言われる。私もその通りだと思う。だけど、分からないことがある。石原都知事にしても、田中長野県知事にしても、公務員なのに選挙演説、応援をしている。これって違反にならないの?
ちなみに、お坊さんをやりながら教師をやる先生もなんでいいのかわかりません。公務員はアルバイトをしてはいけないのに。兼業、兼職届けを出しているのかな?
3)今回の選挙で言うと、比例の候補者名簿はどこかで公表されていたのでしょうか。選挙公報で配られても良いと思うのだが、見たことがない。なんだかなーと思う。
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テレビを見ていると今日の選挙は、与党圧勝のようである。が、次の選挙はもっと大きなテーマがくる。そのテーマを伏せて今回の選挙だったと思うのだが、そういう伏線を読もうとする人間を育てることが今までの国語教育でできていたのかと考えると、ちょっと悲しい。
伏線、文脈、隠れた主題。こういうのを読み取る文学教育を手に入れたいなあ。
文学を専門で教えている方、どうでしょうか?
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