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2005/11/22

問題作成

秋学期の期末考査が始まった。
国語科は24日の一時間目なので、今日中に印刷を終えておく。自分で作った問題は、丁寧に点検しないと、間違いが見つけられない。作り終わって最低一日は寝かせておいて、それで点検するのだが、それでも発見できないミスがある。なぜかと言えば、

1)自分では正しいと思って作っている。
2)問題のフレームは過去の問題を使い回している。
3)細切れの時間で作っている。

ということがあるだろうか。

1)は、間違っているものを作ろうとしていないので、チェックする時も自ずから正しいはずというバイアスが自分の目にかかっているからだ。このバイアスを解くのは実に難しい。だから他人の目に寄るチェックが必要なのだが、同僚も同じ時期に時間のない中やりくりして作っている訳で、見てくれというのはお互い様だとしてもなかなか言いにくい者がある。

2)は、「平成十七年度 和田中学校 国語科三年 夏学期 期末考査 実施日 ○月 ○日 担当 池田 修」なんてところだが、春学期に使ったものをかえて使うので、夏学期の部分を春学期のままで出してしまうということがあるわけである。

3)は、まとまった作成時間がなかなか取れないので、細切れの時間で作るということである。一つの単元が終わったところで、その単元の試験問題のアイディアをメモしたり、問題作成までしておく。ところが、あとで見直すと用語の統一が図られていないことがある。また、細かい問題すぎたりすることがある。授業を終えた直後に作ると、細部にまで指導の記憶が残っているので、そこに焦点を当てて問題を作ることになりやすいようである。だから、これも良いようで悪い。

とまあこういうことがあって、試験問題作成のミスが発生するのだと分析している。かつては、試験一週間前と言えば、生徒の指導はないし、会議もなかった。だから、今よりも余裕を持って問題を作れた。また、採点も時間をかけて行えたから、記述問題も数多く出せた。が、今は、このどちらの時間も取れない。結局、子どもの考える力を育てる試験問題は作りにくいことになっている。

教員にゆとりがないままで、良い教育をしろというのは、長い時間をかけて人を育てる仕事がどういうものなのか、少し誤解しているのではないかとも思う。

教務専門の事務職員を創設するような教育改革が必要なのだが、そういう方向には行っていかないのかなあ。

 

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