紅天女
国立劇場で文楽を鑑賞してきた。
学校の生徒全員、もちろん職員も全員で。鑑賞教室である。
いまから400年前に作られた人形劇であるが、これが脈々と今日に伝わっているのは、すごいなあと思う。ブラジルという国ができて500年、アメリカという国ができて200年であるからして、すごいなあと思う。
演目は、牛若丸と弁慶の五条の橋のお話と、もう一つは人情ものであった。
これはこれでその人形の操作のすごさとか感動したのだが、実は、妙な物に感動してしまった。
それは、「紅天女」という新作のお能の演目が演じられる予告を見たことである。未だに新作のお能が作られているということに感動しているのではなく、この「紅天女」の原作が、あの『ガラスの仮面』であるということである。
もちろん、宝塚で「ベルサイユのバラ」が漫画からドラマになったようにそういうこともあるのだろうが、『ガラスの仮面』からお能というのは、すごいなあ。
見てみたい気もする。
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