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2005/07/09

夏の予定を立てる

週末。
とにかく疲れを取り、エネルギーを補給する。

聖蹟桜ヶ丘は、朝顔市をこの週末でやっている。
今年も私は買ってきた。中心が赤い白、小豆色、赤の三色の入っている朝顔だ。
これをバルコニーに置いて、夏の朝を愉しもう。

                  ◆

午後は、この夏の予定を立てる。
パンフレット、雑誌、ネットを使って宿を確認。

できれば、リゾートでホゲーッと読書するバカンスにしたいのだが、
さて、希望に適うところがとれるかどうか。
年に一回ぐらい、まったく仕事から離れてリフレッシュする時間を作りたいと思う。

                  ◆

もちろん、研修の予定もある。私がいまのところ今年の夏考えているのは、

7/17    教室ディベート研究会 和田中学校
7/28,29 東京学芸大学講座
8/6,7,8 ディベート甲子園 愛知・地球博
8/11,12 授業づくりネットワーク 福島

和田中学校で行う研究会は、レポート発表があり、授業づくりネットワークは講座を担当します。
何処かの講座で見かけましたら、声を掛けてくださいね。

2時間で何ができるか

今年から新しいソフトを導入して学校の表簿を管理することになった。
一度データを入力すれば、通信簿にも指導要録にも使えるというものである。学校ではそのソフトを使うための基礎データ入力に時間を掛けている。完成すればかなり効率が良くなるだろう。

ただ、こういう部分を教員がやるのではなく、教務事務部という事務職ができてやってくれるようになると、授業に時間を掛けることができるようになると思う。

たとえば、3年生の基礎データを入力するのにまるまる2時間掛かったが、これは一回作文を書かせたときに、生徒の作品をチェックするのに相当する時間である。作文は書かせるだけでは意味がなく、その後のチェックが大事になる。この入力作業がなければ、一回余分に作文指導ができると言うことである。

こういうところに、お金を掛けて人材を配置して欲しいと思う。

                  ◆

夜は、新宿に出かけて行き昔からの知り合いに会う。学会で東京に出てきているというので、食事でもと言うことになった。

紀伊國屋書店で待ち合わせということなのだが、なかなか来なかったので電話をしたら、なんと南口の紀伊国屋にいるという。私は本店の方にいる。会えないはずだ。

慌てて新宿駅南口に向かう。しかし、ここも二つ改札口があってなかなか会えなかった。新宿は広い。

新宿では割と使っている地上20階の見晴らしの良いレストランが満席だったため、19階の中華料理店にする。新宿の夜景が綺麗で、味もなかなか。もちろん、値段もなかなか。美味しい食事をしながら、刺激的なお話をたくさん頂く。

幸せな週末の夜でした。

2005/07/07

言葉は、考えを連れてくる

中学生の主張コンクールの作文の授業が始まります。代表者は各学年一人ですが、文章を書く良い機会ですので是非じっくり取り組んでください。

                  ◆

授業では作文の書き方の最初の部分を説明しました。作文を書くときには、大きく4つのステップがあります。

1 書くためのアイディアを出して、材料を集める(取材、調査)
2 必要のない材料はなにか、どの順番で書くかを考える(構成)
3 実際に書く(執筆)
4 読み直す(推敲)

作文が書けないという諸君は、主にこの1と2のステップをやらずに、いきなり3から始めて「先生、書けません」と助けを求めてくるのである。しかし、私に言わせれば書けなくて当たり前である。
プロの小説家であっても新聞記者であっても、書くためにはきちんと取材や調査をするのである。その上で、どう構成したら読者に伝わりやすいか、誤解なく伝わるかと構成して、書き始めるのである。*1

だからまず、アイディアを出すことが大事なのである。が、その作文のアイディアだしの時に、ホゲーッと考えている生徒がいた。見ていると爪の掃除をして、それが終わるとシャーペンを分解して掃除をしている。かなり綺麗好きなのかもしれない。しかし、そんなんでアイディアは出てこない。*2  そこでこんな説明した。

「アイディアは、ホゲーッと考えていても出てこないぞ。とにかく書くことだ。鉛筆を指先で回していても駄目。ノートに心に思いつく言葉をとにかく文字にして書くことが大事だ。文字が、君の考えを引っ張ってくる。
もし、何も思いつくことがなかったら、聞こえてくる音、目に見えるものでも良い。とにかく紙に書き続けること。そうすると、文字がリンクして頭から何かを引っ張ってくる。書くは考えるだ」

文字を書くことで考えは生まれ、考えはまとまるのである。

               ◆

もう一つ、作文のタイトルについても触れました。作文のタイトルは、その作文の顔であり、小説家などはここに小説を書くエネルギーの半分を使うと言います。

今回は、平成15年度の少年の主張東京都大会発表文集に収録された、優秀作品のタイトルから考えてみました。

a.おやじが泣いた日
b.「思いやり」のある社会に
c.障害という心の壁を越えて
d.拒食症
e.先生とは・・・?

この5つの中で、どのタイトルの作品を読んでみたいか?と君たちに手を挙げて貰ったところ、圧倒的にaが一番でした。なぜなのでしょうか? それは、タイトルは「分かりすぎてはいけない。分からなすぎてもいけない」というルールに適っているからでしょう。*3 以下、それぞれのタイトルの特徴を説明してみます。

aは、おやじがなぜ泣いたのかが分からない。ただ、おやじが泣いたことだけはわかる。だから、読者はなぜ泣いたのかを知りたくなってしまいます。これが、「おやじが机に足をぶつけて泣いた日」では、誰も読まないでしょう。

bは、「  」を使っています。「  」は普通は会話文に使います。ですが、他にも1)その言葉を目立たせたいとき、2)その言葉を特別な意味で使いたいときに使うことができます。ただ、この2つの使い方は中・上級者向きで、下手に使うとみっともないタイトルになります。

cは、私は良いタイトルとは思えません。なぜなら、このタイトルを読んだだけで作文で言いたいことが分かってしまうからです。障害は心の壁であり、それを乗り越えればよいという内容です。そして、「心の壁」という言い方が陳腐(ちんぷ)です。私はタイトルだけから判断することになれば、この作品は読みません。

dは、直球ですね。この作文を書いた生徒は、拒食症が中心テーマで、そこから外に出ることなく書いたのでしょう。だから、このテーマに興味のある人には非常に良いタイトルですが、逆に言えば興味のない人にはまったく読まれません。

eは、避けたい表現方法の固まりです。それは、「とは」「・・・」「?」です。「とは」は、「について」と同じぐらいタイトルに使わないで欲しい書き方です。対象を絞っているようでいて、絞り切れていません。「・・・」は中途半端ですし、「?」もタイトルとしては品がないように感じます。ま、eの場合使ってはいけない方法を3つも使っているので、逆にインパクトがあるとも言えますが、インパクトだけなら品は別にしても「先生?」のほうがもっとインパクトがあると思いませんか?

作文を書き終わったら、タイトルを十分に考えて下さい。

*1 もちろん、今はワープロのお陰で書き終えてから構成を考え直すと言うことも簡単にできるようになったため、そうやって書くことも多いが。
*2 夏目漱石の『吾輩は猫である』には、筆が進まず鼻毛を抜いて原稿用紙に並べる漱石の姿が描かれていたが、それは小説の話である。
*3 小論文は別です。

(教科通信 志学 NO9より)

本日七夕

本日七夕。
七夕には何を願いましょうか。

私は学校に行ってから中庭のクローバーに貯まっている朝露を集めました。
そうです、七夕の日に朝露を集めて、その露で墨を擦り字を書くと上手くなり、短冊に書いた願いは叶うという言い伝えをやってみました。

なんか、そういうものを小さくても子どもたちに伝えていくのって、大事なことではないかと思うのです。

「だから、今日は字を丁寧に書きましょうね」

なんで「だから」なのか分かりませんが、子どもたちにはそんなことを話しました。

2005/07/06

鈴木寛氏・伝説の天才

本日の「よのなか」科には、現職の国会議員が参加した。民主党の鈴木寛氏である。
鈴木氏は、当然私のことなど知らないが、私は全国教室ディベート連盟の監査をされているW.Tさんが知り合いと言うことで、名前は良く知っていた。suzukan


本日のテーマは、自転車放置問題について解決の政策を考えるというものである。子どもたちはブレストを行い、プレゼンをする。ここに鈴木氏が解説を加えるのだが、この解説がとても分かりやすかった。子どもたちの提案を引用しつつ、それを理論的に説明するというもので、面白かったです。

子どもたちは、この幸せに気づいているのだろうか(^^)。


                  ◆

テレビでは、爆笑問題の「伝説の天才」が放映された。
ディベート甲子園の関東甲信越支部の大会に、都立西高校が勝ち上がろうとする様子を追いかけている。

今まで地区予選で一勝もできなかった西高が、結果的に全国大会に出場するまで勝ち進むのだが、これがなかなかいい番組になっていた。

もちろん、がちんこの勝負で一切手加減は無かったわけで、どうなるのかと思っていたが、勝ち進んだわけである。

西高校が全国大会出場を決めたことで、番組は全国大会まで追いかけてくるだろう。ディベートの普及につながると嬉しい。

私は今回はテレビカメラから逃れていたのも功を奏して、映らなかった。
一カ所だけ映ったとすれば、西高校が手にした賞状の文字は、私の書いたものであった(^^)。

2005/07/05

和綴じ本づくり

生徒には、和綴じ本の作り方を教えている。春学期に配ったプリントや課題として出した作文などを、ここに全て閉じることを夏休みの宿題の一つにするからである。

表紙の作り方、中のプリントの仮綴じの仕方、表紙と中の綴じ方などを一時間で教えるのだが、参ったことに子どもたちの理解が遅い。
「こういう形を作ってね」
と見本を見せるのだが、その見本通りに作れない。それは難しい図形を要求しているのではないが、できない。

なんというか折り紙したことないの? 暇な時間に広告を切って工作をして遊んだこと内の?と突っ込みたくなる感じである。10年前の私と今の私を比べれば、明らかに今の私の方が説明は上手くなっているはずだが、その説明が上手くなった私が説明しても、できないのだから吃驚してしまう。

いいのだろうか。

                  ◆

杉並区では中学生の主張コンクールに作文を投稿している。
その指導も始まっている。本格的な作文の指導はまだできていないが、今回はタイトルだけ指導することにした。

過去の優秀賞に選ばれた作文のタイトルを黒板に書き、どのタイトルがどのように素晴らしいのかを説明した。なんといってもタイトルで作品への興味がまったく違ってしまうから、ここは大事なのだと丁寧に説明した。

                  ◆

作文のアイディアだしの時に、ホゲーッと考えている生徒がいたので説明した。

「アイディアは、ホゲーッと考えていても出てこないぞ。とにかく書くことだ。鉛筆を回していても駄目。ノートに心に思いつく言葉をとにかく文字にして書くことが大事だ。文字が、君の考えを引っ張ってくる。もし、何も思いつくことがなかったら、聞こえてくる音、目に見えるものでも良い。とにかく紙に書き続けること。そうすると、文字がリンクして頭から何かを引っ張ってくる。書くは考えるだ」

私もそうしている。何もしないよりも数倍良い。

ぐっとね

ということで、本日誕生日を迎えた。
私をここまで育ててくれた両親、仲間、連れ合いに感謝する次第である。
楽しい人生をありがとうございます。

誕生日を迎える昨日の夜、ちょっと大きなニュースが飛び込んできた。
まだ書けない。が、これがそうなるとかなり大きな事になりそうである。
人生は面白いなあ。

さて、今日は何が待っていますやら。

2005/07/04

『BERD』創刊

新学期になった学校に行ったら荷物が届いていた。*1
開けてみるとベネッセからの雑誌であった。
そうであった、ベネッセのインタビューに答えていたのだ。そのインタビューが載った雑誌が届いたのだ。

「『BERD』 つなぐ、研究と実践。生み出す、新しい教育。」
という新しい雑誌の創刊号である。教育研究者と学校現場の実践との橋渡しを考えている雑誌というので、発刊をとても嬉しく思う。第一号は、今の教育に関わる研究者4人と実践家4人へのインタビューということで、光栄にもその実践家の一人に入れていただいたのだ。

掲載されている研究者は、藤田英典、清水康敬、市川伸一、小泉英明の各氏。実践家は、小学校校長が一人、中学校から校長と、私。高校からは政治経済を担当する先生が一人ということになっている。

特に打ち合わせをしたわけでもないのに、実践家から研究者に対する要望は非常に似ていた。「研究で提示された理論を、現場で使える形にして提示して欲しい」または「現場ですぐに使える理論を提示して欲しい」ということだ。

これは、「研究した成果はここにあるから、あとは現場で工夫して使ってね」というところから、「研究した成果は、このように加工したからこれなら使えるでしょ」というレベルまで具体化して提示して欲しいと言うことである。

                  ◆

私は、教員になったころに、先輩や恩師や仲間達からいろいろな教えを貰っていて、これはとても感謝しているのだが、そんな中で「情報は使って貰えてなんぼ」という発想を身につけた。

情報化社会というのは、私が中学生の頃から「これからは情報化社会になるぞ」と言われてきていて分かっていたが、その実態は、情報が膨大にまき散らされる社会であり、しかもその情報は玉石混淆の状態でばらまかれるという社会だと、高校生ぐらいになった頃からだんだん分かってきた。

もし、そうだとすればこの情報化のポストモダンの社会で生きていくためには、質の高い情報を出す、得るということをかなり意識しないと辛いのではないかなあと思っていた。

そんなことを考えていた私なので、情報は発信するだけではなく、その情報を使って貰えたときに初めて価値を持つのではないかと思うようになっていったのだと思う。

                  ◆

実際、そうではあってもそのような情報を発信することはなかなか難しいのではあるが、「使って貰えてなんぼと」いう哲学は、情報社会で生きていく私には、まだまだ使える哲学であると思っている。

この雑誌は市販されることはないようで、教育関係のあちらこちらに配布されるという。どこかで目にしたら、ちらっと読んで頂けると嬉しい。

*1 和田中学校は四季制を採用しているため、本日から新学期(夏学期)なのである。

2005/07/03

ディベート講座 in 広島2

翌朝は、ゆっくりと起きて風呂に入りホテルで朝食。
今日は、試験問題を作らなければならないにもかかわらず、Iさんが尾道を案内してくれるというので有り難くお願いする。映画では有名な町だが、実際に見たことはないのでちらっとでも見ておこうと思った。また、美味しい寿司屋があるという。なもんで、朝食は軽くする。

10時にホテルを出て尾道に向かう。10時30分には着いてしまったが、寿司屋は11時30分から営業とのこと。さて、困った。

ふと、尾道水道の向こう側を見ると、巨大な軍艦が見える。
なんだ?「男の大和」って看板もあるぞ。ああそうか、角川映画だ。
角川春樹が巨大セットを作って映画を撮影するという記事を読んだことがあったが、その巨大セットが見えたのだ。

よし、行ってみようと言うことになり対岸の島まで車を飛ばす。
が、これがなかなかたどり着かない。途中に「歌」という港があった。面白い地名だ。立ち寄ってみたが、何にもなかった。雨も降っていて、ま、風情あると言えばあるのだが、何もなかった。開店の時間になりそうだったので、寿司屋に向かう。

今回寿司屋で私が頼んだのは、地魚特上寿司。奮発してしまった。が、これは正解。一人前の量は多いとは言えないが、魚は絶品であった。鰺の質で私はその寿司屋の鮮度が分かると思うのだが、これがまあ良い鰺であった。

                  ◆

その後、尾道と言えば「蒲鉾の桂馬」であるからして、奥さんにお土産を買う。いつもは通信販売で買うのだが、今日は本店で購入。通信販売のセットには入っていない季節限定の蒲鉾を購入する。満足。

ところが、寿司屋でゆっくりし過ぎていたことが判明し、その後大変なことになる。

「一時間もあれば楽に飛行場に着きますから」
『え? 一時間も掛かるの? 広島空港から飛行機は13:20発だよ』
「え? じゃああと30分ですか!」

慌てて高速道路に向かう。
高速道路は大雨と霧で視界が悪く、スピードを出しにくい。だが、離陸の時間は迫る。
半ば諦めていたのだが、Iさんは必死に運転。
そして、10分前に飛行場に到着。挨拶もそこそこに別れてカウンターに飛び込むと、セーフであった。しかも、出発が10分遅れると言うこと。ああ、良かった。

                   ◆

帰りの飛行機は思ったよりも揺れることなく、予定の時間より少し早く羽田に到着。
残念ながら聖蹟桜ヶ丘行きのリムジンバスは15分前に出発したところ。ま、あと45分待てばいいということで、飛行場内をうろうろ散歩。新しいタイプのネクタイピンなどを発見。

そうこうしている内に、バスの時間となる。バスは満席であった。結構利用者がいるんだなあ。1時間10分で聖蹟桜ヶ丘まで行くというアナウンス。おいおい、広島から羽田を飛んでいる時間も同じだったぞ。

今回は、飛行機、タクシー、自家用車、新幹線、在来線、リムジンバスと多くの乗り物を乗り継ぎながら駆け回る旅でした。

ディベート講座 in 広島1

さあ、広島での講座の日である。

自宅のある聖蹟桜ヶ丘駅バスターミナルからは羽田への直行バスが出ている。1500円で運んでくれるのだから便利なのだが、どうも行きはバスに乗る気になれない。というわけで、今日も品川から京急を乗り継いで羽田に到着。

搭乗手続きもマイレージのポイントも貯めて、さあ離陸である。
ところが、飛行機の中で
「当機は、ご案内の通り天候によっては伊丹空港、福岡空港、または羽田へ引き返すこともあります」
なんて言うじゃないか。参ったなあ。

折角A列の窓側を確保できたのに、窓の外は一面の白い雲。しかも、ときどき大きく揺れる。朝の占いで蟹座は一番良かったのになあ。

電車の中では、鎌田敏夫さんの小説を読む。この一泊二日の広島行きの間に読めるかなあと思って買ったのだが、もうすでに飛行機の中で読み終えてしまった。

鎌田さんは、なんといっても「俺たちの旅」と「男女七人」シリーズであろう。私たちの世代で見ていない人は日本にいなかった人ぐらいではないかと思う。テレビドラマを脚本家で見るようになったのは、鎌田さんの影響ではないかなあ。

学校には電車で通勤するし、朝の読書もあるので一週間に3,4冊は本を読み続けていると思う。が、これが仕事の本ばかりで、ま、仕事の本も必要だから読んでいるのだが、なんというか「物語欲」というのか、そういうのが時々自分を襲ってくる。そのシャワーを浴びるとしばらく大丈夫になる。

本当は、アジアンリゾートに出かけていって、プールサイドでビールを飲みながら一日本を愉しむというのがいいのだが、年に一回もいけないからなあ。

あ、広島空港に着陸するというアナウンスがあった。良かった。取り敢えず筆を置こう。

                  ◆

広島空港に降りることができて良かったと思ったのも、つかの間。目的地に向かう高速バスが通常通りには動いていないとのこと。中国自動車道が大雨のため通行止め。この高速道路のバスストップに迎えに来てもらうことになっていたため、万事休す。

電話で連絡を取り、近くのJR本郷駅までタクシーで向かうことに。しかし、国道二号線は大渋滞委。山陰本線の近くを流れる川も大増水。昨日までは雨がなかったというのに、今朝方、集中豪雨があったとのこと。これじゃあまるで、私が嵐を呼ぶ男である。

本郷駅から乗る電車の時刻に間に合うようにと裏道を取って貰う。それで予定の時刻前に駅に着いたのだが、こんどはJRが止まっているという。よーし、こうなったらとことんまでつき合いましょう。

さらに本郷駅からJR三郷駅までタクシーをとばす。途中、携帯電話に三郷駅を出る電車の時刻を知らせる連絡がある。知らなかったが、三郷駅は新幹線が止まる駅とのこと。

駅について時間を確認したところ、在来線と新幹線では後発の新幹線でも福山駅には10分弱しか時間の違いがない。それなら、三郷駅で昼ご飯を食べてしまった方が講座の開始時間を早められると判断して、駅の周りを歩く。

ところが、これが店がないんだなあ。尾道ラーメンがあるかと思ったのだが、ない。しかたなしにデパートのようなところの地下でお寿司とお茶を買う。奥さんが好きな「かまぼこの桂馬」の店があり、お土産に良いかもと思ったが、この段階で買うこともままならず。

新幹線のホームで鉄火巻きをほおばり、新幹線に乗る。

さあ、次は何だ!

                  ◆

福山駅に着いてからは、この日は順調であった。
Iさんが駅まで迎えに来てくれていたので、車に飛び乗る。

学校は山の上にあり、見晴らしがよい。
今回の講座は、校内研修の一環と言うことで国語科の先生が中心に参加していた。校長先生も講座を受けられると言うことで、ちょっと緊張したが、まあ、やることは同じ。3時間の講座は順調に終わった。

「校内研修会ではもったいない講座だった。もっと多くの先生達に受けて貰いたい講座でした」

という言葉を頂く。ありがたいことです。

                   ◆

夜は、瀬戸内海のお魚と広島のお酒で、講座に参加された先生方と親睦を深める。瀬戸内の魚は上手い。また鱧のしゃぶしゃぶというものを初めて食べた。日本酒も美味しく、つい飲み過ぎてしまった。

いろいろな学校の先生と講座の後に親睦を深めるというのは、とても楽しいひとときである。これは、私が講師をしているときであっても、受講しているときであっても同じ。一つの問題意識と学ぶ時間を共有した教育関係者が、自分の抱えているいくつかの教育の課題を、あーだこーだと取り留めもなく語る時間がとても好きである。エネルギーを貰える。

この夜は二件回って語りあった。
ただ、残念なのは良く覚えていないことであるf(^^;。
ホテルに戻り、ベッドの上で撃沈である。

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