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2006/03/12

訃報 家本芳郎先生

家本芳郎先生が亡くなられた。
先月の25日に亡くなられていたとのことだった。
このお話が、全生研の仲間から伝えられた。

今日、連れ合いと何気なく家本先生の話をしていたのだが、まさかそんなことになっているとは思わなかった。体調が優れないとのことで、私達後輩の指導から引退されたのはつい最近であったが、急だ。

私の教師修行は、家本先生から学ぶことが非常に多かった。
群読のレッスンも受けたし、教育の本に関する文章の書き方も学んだし、そして私淑で終わるかと思っていたら、一緒に仕事をさせていただくこともでき、食事を一緒にさせていただくこともできた。論文も書くことができたし、読んでいただくこともできた。

家本先生のご業績は、日本の教育の宝である。
私の後輩の教員にも伝えていかなければならないと、改めて思う。

ご冥福をお祈りしたい。
ありがとうございました。

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コメント

うーん、言葉にできません。
昨年の今頃は、共同執筆の本でいろいろとご指導を受けている最中でした。
とてもお元気で、これからもずっとご指導を受けたいと思っていたところでした。

ご冥福をお祈りします。

昨日、ふと、家本先生の著書の中の1シーンを思い出していました。
遠足の指導について触れた所で、電車の中で気持ち悪くなった生徒が出た時に、「さ、ここに吐きなさい」と両手を差し出すのが教師だ、といったエピソードだったかと思います。

久しぶりに中学生の授業を持って、先生の指導のあれこれを実感として思い起こしていた所でした。

訃報に接し、何と言っていいのか…。

あべたかさん、イクトスさん、池田です。
残念ながら本当でした。

私達の世代の教師で、家本先生からの学びを得ていない教師はいないと思います。

今日は授業で、
(君たちは全く知らないだろうけど、先生の先生が亡くなったんだよ。この先生がいなければ、私はこんな風に授業ができていなかったんだよ)
と言いたかったけど、心の中だけで言って授業をしていました。

それから折角、家本先生から、許可を頂いている例の企画、私が怠けていて実現できないでいます。やっぱり、家本先生の意志を受け継いで、完成させなければなと思います。

ご協力頂ければと思います。

 昨日、家本先生の著書をインターネットで検索しているとき、こちらのホームページで家本先生が亡くなられたことを知りました。私は、中学校に4年間勤務した後、高校に移った英語の教員です(4年目が終わろうとしているところです)。高校に移ったばかりの頃、習熟度別で基本のクラスでの授業がうまくいかないとき、生徒が学ぼうとする姿勢がないからだと、生徒のせいにしていました。しかし、応用クラスに移った後も、どうも、授業がしっくりいきませんでした。そのように悩んでいたとき、手にした『月刊 生徒指導・授業のなかの生徒指導』の記事で、初めて、家本先生の文章を拝見しました。そして、「授業規律」という言葉を初めて知りました。その2年後、学年でもっとも手のつけられないクラスをまかされて、生徒に指導が入らず悩んだ日々は、家本先生の本を買って、とにかくむさぼるように読みました。本を読んでるうちに、「そうそう、そうなんですよね」と何度も心のなかでつぶやいていました。何か、先生が耳を傾けていてくださっているようでした。壁にぶつかるたびに、先生の著書を拝読し、何度も、何度も、助けていただきました。昨年の4月、三省堂書店神田本店での、出版記念講演会に参加させていただきました。先生にお会いする、最初で最後の機会となってしまいました。本当に残念でなりません。家本先生のホームページは、今後、どうなってしまうのでしょうか。日本中の先生方のためにも、存続していただけたら、と切に願います。維持するための費用をぜひ、私も負担させていただけたら、と思っています。
 心より御冥福をお祈り申し上げます。

常田さん、初めまして。
家本先生のご縁で、こうしてつながりが持てることをうれしく思います。

>何か、先生が耳を傾けていてくださっているようでした。

本当にそうですよね。
これでいいのかなあと思っていると
「池田君、それでいいんだよ」
と言ってくれるというか、そう感じられる後押しを先生の本からたくさんもらいました。

新しい本が出るたびに、
(そんな細かいところまで読み取って、子どもの指導に生かしていたんだ)
と新しい発見がありました。
そして、自分の勉強不足を思い知り、少し賢くなった自分をうれしく思ったものでした。

ですが、先生はもういらっしゃいません。新しい本も出ません。だからこそ、きちんと受け継いでいかなければと思っています。

先生のHPは、先生ご自身が残す方策を考えていたかと思います。当面は大丈夫かと思います。

コメント、ありがとうございました。

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