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2006/04/25

久しぶりに怪しい雰囲気

引っ越しの準備をする。引き続き本を買う。
聖蹟桜ヶ丘には三軒の本屋がある。それぞれ特徴があるので、同じように見て歩いても目に飛び込んでくる本は違ってくる。これが楽しい。

夕飯は、亀我楽で。はじめてビールも飲む。チャーシューの切れ端がおつまみに出た。美味いなあ。これでしばらくは食べ納めである。

            ◆

明日の10時から高校生への説明会があるので、明日の朝には京都にいなければならない。新幹線で帰ろうかとも思ったのだが、今回は夜行バスにしてみた。

京王八王子駅から山科、京阪三条、京都駅と止まって帰るバスがあるのだ。7950円、3列独立シート、トイレ付きとなれば乗ってみるしかないでしょ。

京王八王子駅前バスターミナルを23:10に出る。
飲み物、スリッパ、毛布などがある。まあまあである。
しかし、カーテンで区切られる事はなく、私の座席の近くではトイレ用のファンが鳴っているのかちょっと五月蝿い。また、車両の後方だったためか、割と跳ねる。ま、仕方がないか。

足下は広いが、やはり伸ばしきるという感覚ではない。新幹線よりはそりゃあましであるが、フルフラットにはならないんだね。

途中、何カ所かで休憩や運転手の交代をしながら京都に向かう。窓の外が明るくなってきた時カーテンをめくったら「蹴上」近くであった。ということは、私の住んでいるマンションの前を通ることになる。と、止めてくれ。そこでいいんだ。

と言える訳もなく、京阪三条に到着。朝の5:40である。5時間30分で到着か。新幹線より1時間30分違い。家までの事とを考えると、実質1時間違いかもしれない。東京や京都での一日をたっぷりと使えるから、この方法も慣れるといいかもしれない。

一つ気になったのは、目覚めた時にお茶を飲んだら耳が痛かったという事。いわゆる耳抜きを必要な状態になっていたのだ。中央高速で山岳地帯を通った事がこの耳に繋がったのかな。すごいことだ。

            ◆

体を伸ばしてから大学に向かう。
高校生相手に説明を行う。40人強の二年生たちである。
30分の予定が15分になってしまったので、ポイントを絞って説明。
新学科の特徴が伝わったようで良かった。

その後事務仕事に一日を費やす。
研究費で買った本の伝票書きや授業のゲストへの依頼の電話、手紙、学会参加の手続きなどなど。贅沢かもしれないが、ここを手伝ってくれる助手や秘書がほしいなあと思う。

            ◆

夜は、ライブに参加。
地球の日を記念して京都の大学生が中心となって行ったものである。
ライブハウスを借り切ってのパーティ。

約束していた岩本君が出演するのが、21時以降という事で、あわててタクシーで駆けつけなくても良かった事がわかる。はあ。2時間近く時間があるので、近くを散歩して食事をする。京阪三条よりも北側は歩いた事がなかったので。これも一つの経験。時間が来て、会場に向かう。

            ◆

いやー、久しぶりに怪しい雰囲気の場所に足を入れた。
高校生、大学生であればそれだけでわくわくだろうなあ。
私は、ブレザーにネクタイという姿での参加だったので、浮きまくっていた。

しかし、思うのだが、地球の日ということになると、なぜ「アフリカ」スタイルなのだろうか。扱っているグッズや音楽がなんかアフリカなのである。一種のステレオタイプかなあ。

岩本君の話の途中でお客さんの年配のおじさんが、質問の時に叫び出す。
「お前たちは、地球を歩いて行きて、それで結局何を手にしたんだ。世界を歩く連中なんて30年も前からいくらでもいるぞ。日本に何を伝えるべきなのか、一言ぐらいキチンと話せ」
と。

言い方は荒々しく完全に浮きまくっていたが、的は射ている。これを世代のギャップの一つということですませてしまうのであれば、地球の日といって地球全体を考えることなど、ちょっと荒唐無稽すぎるなあ。

            ◆

岩本君とは、ライブが終わった後少し話した。
忙しく人気者の彼なので、邪魔にならないようにちょこっとだけ。

そこで、彼に
『時間があるときでいいから教えて』
と聞いた事が三つある。

1)旅に出て失ったものは何か?
2)旅に出る前、正しいと思っていたけど、帰ってきてますます正しいと思った事は何か?
3)これからの人に、ここができてから旅立てというものは何?

私が『流学日記』を読んで思った疑問だ。
そのうち、答えてくれるだろう。楽しみ。

会場から家まで、歩いて帰って寝る。はあ、疲れた。

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