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2006/04/14

「国語科教育法」始まる

大学での初めての授業があった。
今年は、新学科設立準備のため集中講義で授業を行う事が多く、毎週行う授業が少ない。

木曜日の授業は、国語科教育法1である。中高の国語の教師を目指す学生が受講する。受講生する学生は3回生の女子学生。人数もそんなに多くない。これはやりやすい。実習形式で授業を行う事ができる。

本日の授業は、

1)授業開きの実際と理論
2)国語の授業とは何か
3)学習と勉強
4)勉強のできない子ども、苦手な子どもたちにする話
5)授業を受けるためのルール
6)質疑
7)次回の予告・課題提示
8)まとめ・感想

という流れで行った。
これをマッピングのメモを取らせながら、90分で行った。私は、90分の授業の方がやりやすい。早口になることもなく、学生の思考が動き出すのを待つ事ができる。

学生がどのぐらいメモが取れるかということを確認する意味もあったのだが、メモを取りながら授業を受ける事で集中して聞く事になる。出来上がったマップは、割と書けている。しかも書道学科の学生が多い事もあり、字もきれいである。

            ◆

学生の今日の授業の感想である。

・メモを取りながら聞いたので、”聞こう”という気持ちが持ててよく理解できたように思います。書くのが遅いので耳と手が合わなくて聞きのがしてしまったところがあるかも知れないです。とても興味深いお話でした。

・今日は、これまでの教職の授業とは違う内容で楽しく授業を受けることができた。

・授業に集中させるための技法の一つがこのマッピング目もだと感じました。集中する授業作りの一部を見ました。話術にも”おっ”と思うところがありました。

・メリ・ハリがあって分かりやすかった。まだメモの取り方が下手なので、上手くまとめられないが、自分なりにまとめられるようになりたい。また、どう授業を始めたら良いのか少し分かった気がする。

・すごいテンポが良い授業で、メモを取るのも大変だったけど、「授業」というものがすごく分かった気がしました。二回生より、教師の仕事というものが身近になった授業な気がしました。

・今まで授業開きについて考えた事などなかった。短い時間で言いたい事を伝えるのは難しいと感じた。これから国語の授業ができるように、勉強していきたいと思った。

・マッピング目もを今回初めてしました。ただ授業を聞くだけでなくこのやり方をすると自分の頭でどう整理したらいいかなども分からされた気がします。先生は授業は(ママ)すごく引きつけられたのでこんな授業ができたらと思いました。あと少し高校や中学の授業を受けているようで懐かしい気分でした。(笑)

・大学で当てられる授業というのがあまりないので緊張してしまいました。辞書をすぐに引くより、まず考えろといわれて普段自分があまり考えて生活してないかもしれないと感じました。今までただ知識の蓄積だけの勉強でしたが、今日の授業で教えるための勉強をしなければならないと思いました。

・初めは先生が言った事を全部書こうと思ったけど、そうすると、ずっと下を向いてばかりだし、書く事が多すぎて頭の中もぐちゃぐちゃになってくるので、大事だなあと思ったことだけを書いて前を見るようにしました。難しい授業かと思ったけど、少し、楽しかったです。

・マッピングメモははじめてだったのと、字を書くのが遅いので、メモを取るのに苦労しました。でも、メモを取る事は凄く大事な事だと思うので、なれていきたいです。集中して受ける事ができたので、時間が早く過ぎました。

・おそらく、初めてマッピンング形式での学習をしたのですが、うまくコンパクトにmとめることができず、やってみて難しかったです。でも、こういった授業、または先生の授業はメリハリがあって、緊張感もあって、集中して取り組む事がでたし、楽しかったです。先生のじがとてもきれいで読み書きしやすかったです。

・私が中学校の時や高校生の時の国語の授業は、指導要領にそったような授業だった気がするので、楽しいとか感じることがなかった。だから、私はこの授業で国語とは楽しいと思えたり、生徒を引き込めるような授業ができるようになりたいと先生の話を聞いていて思った。

            ◆

基本的には良い評価を貰っているようで良かった。そして、意欲が感じられるのが嬉しい。

特に私が面白いなあと思ったが、「テンポが良い授業」という感想を貰っている事だ。今日の授業は非常にゆっくりと話しているし、畳み掛けるような話術は使っていない。しかし、それでもテンポが良いと評価している学生が割といる。

授業のテンポとは授業の展開スピード、話の早さと関係がないとは思わないが、別の要因もあるということが改めて分かったのが私の昨日の収穫である。

来週の授業は、「授業を行う者としての基本技術」を扱う予定である。

ああ、授業は良いなあ。
この子たちが、力を付けて学校現場でがんがん生徒を育ててほしいなあ。

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コメント

いつも楽しく読ませていただいております。
池田さんの大学の講義資料と講義記録を読みたい気持ちになりました。1年間の講義記録を1冊にまとめられるのも面白いと思います。興味あります。
全国大学国語教育学会(盛岡)でお会いできるようですね。
楽しみにしております。

やはり授業の「内容」が興味深いのだと思います。どんなに話芸のある先生でも、学生にとって内容に興味のもてないものについては、「テンポ」を感じるような「わくわく授業」になることは事はないと思います。

私も久しぶりに「ジェラシー」を感じるくらい質の高い他の先生の授業を見学してみたい気がします。

門島さん、池田です。
私の恩師は、

「池田、大学の授業は一年間終わったらそのまま一冊の本になるようじゃなければダメなんだな」

と言っていましたが、いま、それはかなり大変な事だと改めて思っています。ただ、そのまねごとぐらいはできないかと思い、ブログに書いたりほにょほにょしております。

福島ではよろしくお願いいたします。

          ◆

臼井さん、そんなプレッシャーをかけないでよf(^^;。ま、感想はご祝儀感想でしょうから。ここからどう育てるかですね。

今度、私の授業の何に「テンポ」を感じたのか聞いてみたいと思います。

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