今月の歌詞 5月ー2 いつか街であったなら
いつか街であったなら 中村雅俊
何気ない毎日が風のように過ぎていく
この街で君と出会い この街で君と過ごす
この街で君と別れたことも 僕はきっと忘れるだろう
それでもいつか どこかの街であったなら 肩を叩いて微笑んでおくれ
さりげない優しさが僕の胸を締め付けた
この街で僕を愛し この街で僕を憎み
この街で夢を壊した事も君はきっと忘れるだろう
それでもいつか どこかの街であったなら 肩を叩いて微笑み合おう
それでもいつか どこかの街であったなら 肩を叩いて微笑み合おう
それでもいつか どこかの街であったなら 肩を叩いて微笑み合おう
◆
新緑から深緑へと移り変わる季節に、私はこの街を離れて次の街に行こうとしている。別に誰かに恋をしたわけでもないし、誰かを憎んだわけでもない。だけど、そんな気持ちがしてくる。
京都の木屋町、河原町、東山、祇園と歩いていると井の頭公園で歩いていたあの頃の事がよみがえる気がする。
「出会い、過ごし、別れ、愛し、憎み、夢を壊し」と心を動かしながら、時間は過ぎていく。
そうであっても、緑は美しく街は輝いたままだ。そんな五月の歌ではないか。
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