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2006/06/15

肩車をしてもらいながら高みに登り続ける

このところ出張や授業がない場合は、午前中読書、午後授業の準備or論文書きというパターンで動いている。インプットを重ねて、アウトプットが動き出すのを促すと言う感じである。

インプットの種類には読書の他にもフィールドワークがある。外に出て、現地に行って確認するということだ。だが、まだこれはしていない。呼ばれていくことはあるが、自分からというのはまだしていない。

であるが、明日は初めて小学校に伺う。糸井先生の学校だ。
何が生まれるのか、実に興味がある。
よろしくお願いいたします。

            ◆

今日の授業は、国語科教育法1の山の一つ。体験作文の書き方だ。
90分の授業のうち60分でこの指導方法を説明したわけだが、学生さんはちょっと大変だったろう。短時間で一杯一杯の内容を伝えたのだから。

さらに、

「こんなことを教わった中学生は羨ましいと思う一方で、私に指導出来るのかと恐ろしくなった」

のような感想もあった。
たぶん、私に習っていた中学生はそんなに凄いことを習っていると言う感覚はなかったと思う。他の中学校の国語の授業を、塾以外では受けていないわけで、私の授業は
(ま、こんなもんだろう)
と思っていると思う。

だが、大学生の諸君は比較をしたわけだな。

            ◆

しかし、冷静に考えてみれば、そりゃあ無理だ。
私は中学校の現場で戦ってきた結果を大学の授業で出しているわけで、まだ戦う場所に立つこともない彼らが自分に出来ないのではないかと思うのは当たり前である。

だが、もし、私の授業を受け止めてくれるのであれば、そこから自分で更なる高みに登れば良い。学問てのは、そうして発展してきたのだ。肩車をしてもらいながら高みに登り続けるのだ。私は私でいろいろな人の肩に乗って一つの型を提示することが出来た。学生諸君は私の肩に乗ってさらなる高みを、時間がかかっても目指せば良いのだと思う。

私だって、学生時代に読んだ『授業 人間について』(林竹二著 国土社)や竹内常一先生の授業などから受けた衝撃に決着をつけるのに、長い時間を掛けている。教育はそんなに簡単に答えは出ないし、できるようにもならないのだ。

でも、挑戦を続けるのだ。

            ◆

実習生の諸君。
大学に戻ってきたら、研究室に顔を出すのだぞ。
どんな課題を手にすることができたか、話を聞くからね。

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コメント

実習終了しました!
竹野さんが実習での経験を書きとめていましたが、
私も積み上げると山より高くなるくらい、たくさんの失敗をしました。

きっとすべての失敗は「身」やわたしにしかない「味」に
つながってきますよね???
そう思うしかない気分です(苦笑)

月曜に研究室に行く予定だったのですが、
先生は「きときとの富山」にいらっしゃるんですね。
また後日山の上でお会いできるのを楽しみにしています。

ご苦労さん。

なるべく早く、実習での疑問や出来なかったことをメモとして残しておくことを勧めます。これがやがて財産になります。

で、明日の月曜日は研究室にいますよ。11時にお客さんがくるので、13時ぐらいには時間が作れます。ま、寄って実習の話をしていきなさい

それから、無理なようならメールをね。

では。

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