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2006/06/01

高校の授業から、大学の授業への一日

午前中の高校での模擬授業が気になって、早く目覚めてしまった。なんとなく家の中を歩き回ってみたら、玄関の方の部屋が明るい。なんだろうと思ってみたら、琵琶湖から登る朝日が見えた。

高層マンションがそちら側にあるので、見る事は出来ないかと思っていたのだが、この季節はしかりと見る事が出来た。しめしめ、朝の楽しみが増えた。

            ◆

で、模擬授業。教育学の分野で模擬授業をして下さいということ。対象は高校三年生12人と8人のグループに二時間。同じ事をやる。

1)教育学ってなに?
2)教師の仕事ってなに?
3)授業について 国語の授業で漢字指導を例に

と言う流れだ。

今日の京都は暑く、授業が始まるギリギリまで紙パックの何かを飲んでいたのだが、
『それでは、飲み物をしまってください』
と授業を始める。

            ◆

生徒の反応は良く、気持ちよく50分ずつが過ぎた。
授業が終わってからも何人もの生徒が、京都橘大学に入りたいと言ってくれる。6/11のキャンパス見学会に行く事を予定している生徒もいて、「待っているね」と話をする。

また、今ボランティアで英語を教えている母親の手伝いで子どもの面倒を見ている高校生の相談を受けたりもした。短時間しかなかったが、答えた。待ってますよ、そういう生徒さん、京都橘大学にいらっしゃい。時間をかけてやりましょう。

感想を読んでみても、教育、教師の仕事に興味を持ってくれた生徒が多い事が分かる。

引用開始 ーーーーーーーーーー

・ 教育における生徒とのコミュニケーションの取り方がやはりすばらしいなあと思いました。橘大学に興味があるので今度行ってみたいと思います。

・ 教師というものは難しいともう思うけど、子どもにできないものをできるようにするという所により教育学にひかれた。もっと面白いものも教えてほしいと思った。

・ 高校生だけれども、今日は途中から教育学の授業ではなく、漢字の授業をうけてしまいました。楽しかったです。今まで先生というのは進路の視野に入れていませんでしたが、今回の授業でかなり興味を持ちました。今からでは遅いでしょうか。

引用終了 ーーーーーーーーーー

嬉しい事だ。全然遅くないよ。
ただ50分じゃあできないなあというものもあった。

引用開始 ーーーーーーーーーー

・ 教育学の模擬授業はすごくためになりました。子どもの視点からどのようにすれば、楽しく学べるかを考えて、教える大切さがわかりました。ただ、もう少し、日本の教育法と海外の教育法の違い、受け身の授業と、進んで学ぶ授業の違い等を学べれば嬉しいです。ありがとうございました。

引用終了 ーーーーーーーーーー

京都橘大学にいらっしゃい。時間をかけてやりましょう。

            ◆

大学の授業をしながら、高校に営業にいくのは大変だと言う先生方がいる。確かにそうだ。だけど、今の私に取っては価値のある時間だ。そりゃあ、中学校のそれとは違うけど、子どもの事実に触れる事が出来る。

そして、教育を選ぼうかどうかどうしようかと考え中の生徒に出会える事が出来る。教師としての後輩を育てようと思っている私には、やりがいのある部分でもある。

さらに、生徒と授業をしていると、大学の授業のアイディアも浮かんでくるから面白い。私はやっぱり、授業作りは「下からの道」が向いているようだ。

            ◆

昼ご飯は、京都駅の駅ビルのラーメンストリートにある、「京都ラーメン 宝屋」で食す。「宝屋ラーメン」650円也。並んでいるだけのおいしさはあった。合格。これで「きがら」が食べられない不安は少し解消。でも、「きがら」の系列の味じゃないんだよねえ。

            ◆

午後は、大学の授業。今日は、書き抜きエッセイ書き込み回覧作文を行い、その後、和綴じ本のつくり方を指導。

授業で配っているプリント、さらに、課題を和綴じ本に製本して提出することを課題として課してある。これは一種のポートフォリオ学習なのである。

しかし、シーズンだと思うのが教育実習である。
授業の前に一人、授業の後に一人と指導方法の相談に来る。
自分が学ぶのと、自分で教えるのは全く別物だからなあ。焦っているのが分かる。

学生は、私に答えを求めてくる。つまり、どういう指導方法、指導案が良いのかを聞きにくるのだ。だけど、私は答えない。まずは、自分がその教材をどう解釈して、どういう指導方針を立てているのかを聞かない事には、私の話はしない。

だって、そこが一番苦しく、面白いところだからだ。教材に向き合い、自分の力量を鑑み、生徒を理解し、想像し、分析し、授業プランを作る事が、教師には必須の力量である。それをしない教育実習なんて、ほとんど意味がない。

さあ、頑張れ、学生達よ。まずは、自分で考えよう。

をを、そうだ、実習中の諸君よ、何か指導教官に相談しにくいことなんかあったらメールをよこすんだぞ。もう現場に出ている諸君には、多少は力になるぞ。

            ◆

研究室に戻って、事務仕事をしていたら、メールが届く。
引っ越しの荷物がトラックに積み終わったところの写真が貼付されていた。うるうるである。さらば、聖蹟桜ヶ丘。

明日は、新居に荷物が届くぞ。

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