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2006/06/22

児童教育学科の開設準備

京都橘大学では、来年度から文学部に児童教育学科を開設する。私はこの学科に所属する教員になる予定である。この学科の大きな特徴を4つ挙げると、

1)三つの免許が取れる
2)わかるとできるを育てる
3)学内の他の専門教育からも学べる
4)キャリア獲得への支援がある

ということである。

1)は、四年制の私立大学では珍しいと思うのだが、幼稚園、保育園、小学校の教員、保育士の三つの免許を取得することが可能だと言うことである。幼稚園、保育園、小学校の採用状況は好転してきているとはいえ、一つの免許を持つだけではなく、二つ以上の免許を持つ学生の方が就職には有利であり、就職後も安定して仕事を行うことが出来る。この有利な条件を手に入れることが可能になる。

また、大学の中に入ってから、幼稚園、保育園の先生になるのか、または小学校の先生になるのか決めることが出来る。さらに、希望によっては中学校教員免許の取得も視野に入れることが出来る。

2)教育に置ける専門的な知識、研究を指導する教員と、学校教育現場で必要な知識、技術を指導する教員がバランスよく就任する。学校教育現場で長年実践に関わってきた教員が、14人の専任のうち、約半数就任する。「臨床の知」を重視する本学の立場を明確にしている。

授業にも、他の教員養成系の大学にはない「学級担任論」があったりする。また、現在建築中の新校舎には小学校の30人程度の教室を作る。これは模擬授業を行い、それをビデオカメラで収録して振り返ることの出来る「臨床教育実践スタジオ」として機能する。

3)「教育に一番必要なことは何か?」と学生に聞くと「愛です」と答えがくる。それも大事だが、私たちは「安全・健康」だと考えている。元気に学校に向かった子どもが、楽しく充実して学んで、元気に家に帰る。これが大事だ。しかし、学校で事故が起きることも事実。その時に、適切に対応することが大事。本学には、看護学部があり、専門的に子どもの事故に対応する方法を指導できる教員がいる。

小学校での英語教育が導入されることが決まったが、ここに置いて本学の英語教育の実績が活かされることになる。専門家による英語教育指導を受けることができる。

4)教育・保育支援センターの設置が行われる。教職に就こうとする学生、卒業生へのサポート機関としても位置を占めることになる。また、地域の教育に大学が積極的に関わるベースキャンプとなる。

            ◆

で、この新しい学科を立ち上げるためにいろいろと仕事をしているのだが、9月には「児童教育学科開設シンポジューム」を京都市内で行う計画を立てている。

現在、登壇して下さる4人の先生が決まったところである。日本の教育の最先端で活躍していらっしゃる先生達に、模擬授業をしていただく予定である。

細かいところまで決まったら、大々的に宣伝をする予定である。

今日は、その4人の先生方の近著を読み直して午前中を過ごす。一人二冊と決め、八冊読む。いやあ、やっぱり良いわ。この4人の先生をお招きすることが出来るなんて、私が幸せである。

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