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2006/07/28

本物に触れてもらいたい

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夏休み前半の仕事の調整をして午前中を過ごす。
宿の確保や交通手段の確保。ほぼ完了。ふう。
あとは、天候次第である。

            ◆

午後は八月末の夏休み中の集中講義で御呼びしている、ゲストティーチャーの先生方についての事務仕事を中心に行う。

私が集中講義で行うキャリア開発演習1、キャリア開発演習2、特別活動論の3つの授業で、合計4人の先生方をお呼びする。私がお付き合いさせていただいている先生方で、超一流の先生方をお招きする。

思うに、本物に触れることが教育はとても大事だろう。今回の授業は大学1年生と大学2年生を対象としている。教職を目指す学生が受講生である。

教師になろうとする志を持った学生達に、本物に触れてもらいたいと練りにねって考えたゲストティーチャー陣である。

            ◆

学生達は、自分とそのゲストティーチャーとの差に愕然とするはずである。
教育の奥深さ、豊かさ、複雑さ、面倒臭さなどに、教師になることに恐れをなすかもしれない。
でも、私は大学1年生と大学2年であれば、それでいいと思っている。

(ま、こんな感じで教師をやっていけばいいんじゃないの?)
と、教育を舐めてもらってはこまる。
自分がその場所にたどり着くには、もの凄い勉強をしなければならないのだということを実感してほしいのである。

教員採用試験に合格するのはゴールではなく、第一歩目であり、それから逆算したらいまの自分の位置はゲストティーチャーの先生を基準とするとどこなのかを確認してほしいと思っている。

それが勉強の始まりだと考えている。
私も授業を受けるのを楽しみにしている。

写真は、研究室の前の池に咲いた睡蓮の花です。

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