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2006/08/30

素敵な発見でした

実に贅沢な時間であった。
杉浦先生、糸井先生に本学まで来ていただいて、学生に向けて講義をしていただいたわけだ。

いやあ、来てくださったお二人の先生にも感謝だが、予算的措置をしている京都橘大学もすごい。もっとも学生からの授業料を得ているわけだから、学生に返すのが筋である。んが、それがちゃんとできることがすごい。

そして、贅沢な時間と自分で言ったものの、学問・教育を受けるときには、できるだけ贅沢にやってあげたいと思う。人類の営みの中でも最も崇高な教育と言う営みを学ぶのである。できるだけ、贅沢に豪華にやってあげたいと思う。

もちろん、この場合の「贅沢に豪華に」というのは、最先端の機材を使いということではない。もちろん、それもあっても良いのだが、やはり「人」である。

教育を語ってもらえる最先端で実力を持っている先生に、来ていただくことを「贅沢に豪華に」と私は考えている。それが、昨日の授業ではできたと思えるので、嬉しいのだ。

            ◆

1限 インタビューのやり方の確認と、インタービューの準備
2限 糸井先生の講義とインタービュー
3限 杉浦先生の講義とインタービュー
4限 杉浦先生、糸井先生、池田の三人によるパネルディスカッション

という流れで「教育、教師、教師の仕事」ということについて一日を過ごした。

インタービュー、質問という内容は、学生達が教師になった時に、子どもに指導しなければならない重要な項目である。実は、インタービューというのは、高度な知的生産が行われる作業である。ここにはさまざまなスキルが求められる。

・事前調査
・挨拶、御礼
・聞き取り
・類推
・聞き取りから展開して、新たな質問の発見
・事前調査と聞き取りの融合からの新たな質問の創造
・メモ
・表情
・話術

その他にもいくつもあるだろう。
この授業の目的の一つは、教師になる自分にとっての課題の発見である。インタービューの技術一つとっても、それを見つけてくれればと思う。

            ◆

授業後の課題として、次のようなものを出した。

課題
1)杉浦先生、糸井先生、池田の三人に共通しているものを指摘し、それについて考察せよ。
2)杉浦先生、糸井先生、池田の三人に共通していないものを指摘し、それについて考察せよ。

1)と2)のどちらかを選べば良いのだが、学生は見事に1)を選んだ。まあ、2)は難しいけどね。1)の例である。

引用開始 ーーーーーーーーーー

【素敵な発見でした】

三人の先生に共通されていると感じたことは、みなさんの「顔」です。
ここでいう顔とは造形ということではなく、表情のことです。

みなさんの表情からは指導者としての風格が感じられました。
具体的に言うと、黙って話を聞いているときも目が相手を理解しようとまっすぐ話し手を見ておられたりしましたし、喋るときは口の端が少し上がっていて、聞き手に安心感を与えてくださいました。

「顔」は人に与える印象を一番左右するパーツだと思います。
表情筋は普段から、心から喜怒哀楽を表現するために使っていないと、すぐ衰えてしまいます。
心のそこから笑わないと頬や目尻は上がらなく唇だけの笑顔になります。悲しんでいる場面でも顔が固いと無表情になります。
顔から感情が伝わってこない人は、子どもたちに恐怖を与えると私は考えています。逆に表情豊かな人は子どもに信頼を抱かれるとも思います。

私はここ数年表情が無いと言われ続け、最近やっと笑顔がいいねと言われるようになりました。しかし今日先生方の「顔」を見て、自分はまだ感情をうまく顔で表現できていないと思い知りました。
子どもに、人に、心や気持ちや考えを正確に伝える為に、私も素敵な「顔」を手に入れるため日々努力しようと感じました。

引用終了 ーーーーーーーーーー

そうなのかあという思いと、よく見ているなあという思いを持った。
他にも面白いものがあり、学生達の真剣な学びと、充実感が伝わってきた文章たちだった。

杉浦先生、糸井先生、ありがとうございました。

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