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2006/09/01

京都迎賓館

8/31。
あべたかさんから頂いた「桃様」を使って「桃ビール」を作り、一日の終わりを楽しむ。今日も面白い一日だった。

            ◆

集中講義の4日目は、来週の月曜日。ということで今日はオフ。午前中は市民プールに向かう。夏休み中だけやっているということで、今日が最終日。9月の半ばまでやってくれても良いのにと思う。

ゆっくりゆっくりと泳ぐ。1000m弱泳いだか。
今年の夏は、3年前に購入して一回も使っていなかった「浮かぶ椅子」を味わうことができた。水中に浮かべ、それに座ると見事な浮力で水の中に座ることができるのである。泳いでない時はこれで寛いでいた。ああ、気持ちがよい。

だがちょっと気を抜いたら、とんでもないことになってしまった。プールサイドでネッ転がっていたら、そのまま寝てしまったのだ。夏の終わりとはいえ、すごい日差しで身体が真っ赤になってしまった。うむ。

            ◆

午後からは、見事抽選に当たった「京都迎賓館」見学会に出向くことにする。
京都御所の中に作られたこの迎賓館は、国内に番目の迎賓館である。一国に二つの迎賓館は必要ないという意見もある。そうだよなあと思いながらも、赤坂の迎賓館は日本らしくないしねえとも思う。

京都御所は広く、京都迎賓館まで結構な道のりであった。しかも、指定されている時間がせまっていたので、あの砂利道の上を走った。はあ。

ついてみたら何のことはない
「何でそんなに急がれているんですか?」
だと。だって、国のやるものは、本当に馬鹿みたいに時間厳守ってことが多いじゃないですか。国も変わったねえ。

            ◆

中に入ってみると、それは質素でありながらとんでもなく豪華な作りになっているのが分かった。例えば、石。石一つとっても、全国の石を集めているのが分かった。壁に行っている装飾も唐紙を使った壁紙や、金糸を使った細工など、まあすごい。無駄と思えるぐらいに工夫をしている。

これらは税金の無駄遣いという意見もあるだろうが、私はある程度はそれも仕方が無いと思っている。なぜならば、これらは「伝統文化・伝統工芸の伝承」という意味においては価値があるからだ。

例えば、諏訪湖の御柱祭にしても7年に一回であるが、これを7年に一回することで伝統が続くのである。桧皮ぶきの屋根の張り替えだって、これがあるから伝統工芸が続くのだと考えている。

一度無くなってしまった文化をもう一度興すのはとても大変である。それをこういう形で継続させることには一定の意味があるのではないかと考えている。

            ◆

ちなみにこういうときには、私の奥さんは非常に良い目を持っているので、一緒に行くと私だけでは発見できないところを発見する。細かいところを見ているのだ。やはり、視点の違う人と一緒に行くのがこういうときのポイントなのだろう。

私が発見したのは、茶室に飾ってあった色紙である。
ちょっと遠くにあったので、念のために確認したらやはり、あの短歌であった。
「秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞ驚かれぬる」
だ。

季節に寄ってその時々の歌を掛けるのだそうだ。そのように会場の係のお姉さんが説明してくれた。で、このお姉さんが非常に詳しい。色々と答えてくれる.最初、学生の倍とかと思ったが、そのレベルではない。作者、会社、由来、特徴とたちどころに答えてくれる。内閣府に就職した一年生職員の研修なのだろうかと思わせるぐらいであった。

ちなみに、茶室の横には今の首相の直筆の書道作品が飾ってあった。表装が見事であった。
書かれている文字は、一文字目が右にずれていた。なかなか味わい深いものがあった。

            ◆

思ったよりじっくりと見たので時間がかかった。
昼ご飯に市内でラーメンを食し、バスで京都駅まで戻ってきていくつかの買い物をして、家に着いたのが7時過ぎ。

午前中の日焼けをかばいながらぬるめのお風呂に入って、桃ビールである。

みんな、「桃ビール」を楽しんでいるか。もうそろそろ桃様の時期は終わるぞ。一年後になってしまうぞ。

と思いながら、一日を終えた。

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コメント

池田さんの面白い一日にかかわらせていただき、とっても幸せです!

固いのに甘い桃。
さらにその固さが解れてきて、風味の変化も味わえています。
とても嬉しい時間の流れです。
ありがとうございます。

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