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2006/10/12

どっからでもかかってらっしゃい状態

教材研究は、授業を上手く成立させるためには必須の作業である。
では、教材研究がなぜ大事なのか。
最近思うのだが、いろいろと知っていれば話したくなるからではないだろうかというものだ。

知っていることを言いふらしたくなるというのは、私の属性なのか人間の属性なのか良くわからないが、人間の属性として一般化していいのではないかと思う気もする。齋藤孝さんは、たしかこんなことを「教育欲」と呼んでいたように思う。

あれこれ知っていることを、知らない人に話すのは楽しい。
一種の優越感なのかもしれない。

だが、話したくて仕方が無い、授業がしたくてしょうがないという状態で授業に臨むことは、とても大事なことである。

            ◆

ただ、もちろん授業でこれをそのままやってしまってはとんでもないことになる。
自分が調べた量をそのまま学習者に伝えたら、学習者は容量オーバーになるし、まあ、そもそも一種の自慢話だから聞く耳を持たなくなるだろう。

そこで、調べたものをもとにして、生徒に合わせて授業として構成し直すのである。調べた本人としてはとっても面白かったものでも、場合によってはその部分を授業からバッサリと切り取る。

ここの切り取り方に、授業者の経験とセンスが出るのだと思う。
優れた授業者は、授業の準備の際にバッサリと切っておき、さらに授業の展開を見ながら、ドカンと付け足したり、さらに切ったり、はたまた別の材料で展開したりということができる。

まあ、いわゆる「どっからでもかかってらっしゃい状態」であるわけだ。

            ◆

国語科教育法2では、いよいよ模擬授業を目指す。30分の模擬授業を5人のグループに課し、5人で授業案を作り、その内の一人、または二人が模擬授業を担当する。それを60分かけて検討するということになる。

学問の秋である。

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