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2006/10/15

初秋の大津の休日

今日は第三日曜日。大津市民は大津の文化財を無料で見学することができる。市報に無料券がついているのだ。昨日の栗ごはんをおにぎりにして昼ご飯の準備として出かける。たくさんいくぞ。

            ◆

最初は、義仲寺である。木曾義仲が眠るこの寺は、松尾芭蕉も眠っている。そんなに広くない寺に二つの墓はあった。昔は町から遥かには慣れていた場所であろうに、いまは膳所の西武デパートのすぐ近くである。もののあはれを感じる。

ここで珍しいものを見た。芭蕉の花である。Pa150005

芭蕉は、バナナの一種類であると知ったのは、中学生のころだったか。「松尾バナナ」なのである。
「吉本ばなな」という作家が登場した時に、
(文学を馬鹿にしている!)
と思ったが、実は日本文学を大切にしているという、なんだかよくわからない気持ちになったのを覚えている。

芭蕉は大津を愛していたのが分かった。

            ◆

つづいて、石山寺である。
紫式部が『源氏物語』を執筆したといわれる場所で、月の名所である。

いやあ、びっくり。
本当に石が境内にたっくさんあるのだ。
とても大きな石だらけ。大正時代に天然記念物になっているのだ。Pa150046


島崎藤村もこの寺に籠っていたとのこと。
なんか教え子との恋に破れて、籠っていたそうだ。
22歳のときのこと。
いまだったら、大変だ。

            ◆

そして、岩間寺に向かう。
この寺は、あの「古池や蛙飛び込む水の音」の舞台となった寺といわれている。Pa150076


山の上にあって気持ちがよい。そこから10分ほど山の稜線を歩くと、別の神社があって、びわ湖も少し見えた。風が心地よい。Pa150081


            ◆

さらに、立木観音である。
いやあ、すごい。700段の階段を上らなければならないのだ。
階段の途中にこの寺を月参りする人たちの短歌があったりするのだが、そりゃあ、健康になるなと思う。久しぶりに足が棒になった。

登りきったところにはちょっとだけ見晴らしのいい場所。
無料のお茶が美味しかった。

帰りも当然700段だが、
「そろそろ半分来たか?」
と奥さんに話しかけたところ、ちょうど登っていくカップルがいて
「え〜〜」
と叫んでいた。だって、半分なんだもん。


            ◆

最後に叶匠寿庵の庭園、「寿長生の郷」に向かう。
もう時間がぎりぎりだったので、場所の確認だけできればと思っていった。
とても広い場所で、季節の花がきれいに咲く庭作りは、もういちど来ようと話した。

とても疲れたが、いい気分転換になった一日であった。

            ◆

来月の第三日曜日は、紅葉のど真ん中になる。
さて、どこに行こうか。。

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