会議の水曜日
水曜日は会議の日である。
考えてみると、日本中の学校教育機関は水曜日に一斉に会議をしているのではないかと思う。いつからこんな慣習になったのであろうか。不思議であるが、調べたいとも思わないなあ。どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください。
で、会議だが今日は三つ。
教授会、研究費の説明会、FD委員会と午後は会議漬けであった。
大学人としての一年目ですから大学がどのような組織でどのように動いているのかを理解することが大事。その為にも会議には参加、参加である。
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しかし、そういう時に限って学生が相談にやってくる。
今日も教授会の直前まで研究室で相談を受けていた。
「○○に関する本を読みたいのですが、先生、お勧めの本はなんでしょうか?」
ということで、あれかなこれかなと本棚から本を引っ張り出し、机に並べて説明する。
竹内常一先生の本を出したら、
「先生、この人の本難しい」
との言葉。
『おいおい、私の恩師を【この人】はないだろう。君たちは、この先生の孫弟子になるんだよ。まあね、でもじっくりと読むと分かるでしょ』
「三回ぐらい読んでやっと分かりました」
『を、三回で分かれば優秀、優秀』
「先生は、何回ぐらいで分かるのですか?」
『私? まだ分かったこと無いなあf(^^;』
なんて会話をしていたら、教授会開始1分まえであった。
ま、こういう会話が楽しいんだけどね。
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やっと会議も終わり、帰宅の時間だ。
今日はもう、授業の準備はしないで帰ろう。
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