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2006/11/19

「学級担任論」を開講する予定

教職を目指す学生が100人宿泊で集まる。
スタッフも入れると130人という規模だそうだ。
まあ、凄いねえ。

会場は、大阪の国際ユースホステル。

音に聞く高師の浜のあだ波はかけじや袖のぬれもこそすれ

百人一首の歌の舞台になった高師浜のすぐ近くである。
こんなところでご縁があるとは。

            ◆

私はオープニングの講座と学級経営講座を担当した。
担任の仕事は、採用試験に受かって教師になったら必ず受け持つ部分である。校長にならない教諭はいるが、担任を持たない教諭は、まずいないだろう。

にもかかわらず、教員養成大学には学級担任の仕事を教える授業がない。
今回参加した学生たちに聞いてみると、やはりそれぞれの大学には担任の仕事を教える授業はないとのことである。これはおかしいと私は何回も言ってきた。由々しき問題である。

掃除の指導、遅刻の指導、忘れ物の指導、いじめの指導、学級レクの指導、通信簿の書き方、学級通信の書き方、行事作文の指導、学活の仕方、班編成、席替えの仕方などなどざっと書き上げただけでも担任が指導しなければならない項目は出てくる。

これを学ぶことなく学校現場に出て行くなんて、今の時代にするなんて、丸腰で最前線に送り込まれるようなものだと思う。

確かに大学は学問の場であり、それはそれで極めて重要なものである。
しかし、教育の場でもある。

確かに担任論は、担任学にするのはまだ難しいかもしれない。学問ではないものを大学で扱うのは難しいのかもしれない。しかし、それは学校で担任をしようとしている先生の卵には関係ないことである。少なくとも私の講座に参加していた先生の卵たちは、学級担任の仕事を学ぶ講座を欲していた。

大学で教えるべきである。
私の大学では、再来年「学級担任論」を開講する予定である。
一つの挑戦をするつもりだ。

            ◆

今回の学級担任の仕事の講座は、50分。これを3回行った。
前半30分で話して後半20分に質問に答えようと思っていたのだが、50分話つづけてしまったf(^^;。

再来年やる予定の私の学級担任論の授業でも、前期15回で扱う内容であるから、それを50分でやるなんてのは無理なのは分かっているんだけど、折角だから目次項目としてだけでも説明してあげたいなと思ってやった。

            ◆

ユースホステルと言うこともあり、夜遅くまで会場で飲み明かすと言うことはできなかったが、就寝の時間が過ぎても各部屋で熱く教育について語り合っている大学生がたくさんいた。
(日本の教育に少し、風穴が空くといいな)
と思いながら、私は部屋に戻った。

そして講師の先生たちと、あやしい話をしながら気持ちのよい夜を過ごしたのでした。
この企画5年つづけると結構良い感じになるんじゃないかな。

ここから巣立った教師が学校現場で実力をつけて、ここで講師を務める。
いいんじゃないの。

そして、授業づくりネットワークの関西青年教師塾とも繋がり狩りを作りつつ、やっていけたらいいんじゃないかなあ。

楽しみ楽しみ。

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コメント

先週の金曜日は、可愛い甥っ子の誕生日でした。
まだまだ先の話・・・・でもそんな遠くない将来、
甥っ子を受け持つ先生が、実は恩師が修伯父さん、
なんてことになったら面白いですねぇ。

そうかあ、誕生日だったか。
伯父ちゃんおめでとうを言わなくちゃねえ。

「おめでとう!」

しかし、実際そんなことになったら面白いだろうなあ。人生何があるか分からないから、あるかもねえ。

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