それでいいんだろうか?
高校の履修違反問題の「解決」方法についていろいろと取りざたされている。4万人ともなると適正に行えではなく、救済に向かう。それでいいんだろうか?
たしか、数年前に学芸大学に推薦入試で生徒を合格させるために内申書を書き換えた先生が捕まって退職し、生徒の合格は取り消されたという事件があったが、今回のものだって同じじゃないか。
これ、管理職である校長先生たちは、懲戒解雇、または依願退職のレベルの問題ではないだろうか。公務員の信用失墜行為でもあるし。
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生徒の方だって、この4万人は7%と程度だというが、成績優秀校の高校生であろうし、ここはきっちりとやらせた方がいいと思う。
思想信条の問題ではなく、カリキュラムの問題だろう。大人である先生の「間違い」により迷惑を受けたなんて思っているだろうが、彼らだって20年後には大人になっている。ここでしっかりとやらせることが、20年後の日本を少し良い方向に変えてくれるのではないかと思う。
大人が舵取りを間違えれば、子どもに迷惑がかかるし、やるべきことはきちんとやるということを、この高校三年生で学び直すと言うことは、非常に意味があると思うのだ。安直に徳政令を出して解決する問題にして良いのだろうか。
徳政令を出したがっている方は、次の選挙を気にしているのではないかと勘ぐってしまうなあ。
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(厳しく指導してくださったから、今の私がある)
そんな幸せな思いを、大人になってから抱けるようになる若者が少なくなるのは、可哀想だな。
若い時に前向きに苦労することなんて、後から考えれば、なんでもないのに。
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