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2006/12/13

12月12日は、

12月12日は、マラソンの日とも言われているが、私にとっても意味のある日である。何回か書いたかもしれないが、書く。書くことに意味があると思うからだ。

            ◆

私が小学校六年生だったこの日、私は人生で初めて学校と言うものを休んだ。それまでは夏の登校日、プール、ラジオ体操まで含めて休んだことはない子どもであった。保育園の時にはしかと水疱瘡もやっていたので、それらに引っかかることはなく、風邪と言うものは土曜日の午後に体調を崩し、日曜日に寝ていれば治るという私であった。

だが、この日は休んでしまった。ついでに言えば翌日も休んだ。風邪である。
何か特別な時間が流れているのをはっきりと感じた。

私の時代は、保健室に行くことはみっともないという感じがあった時代である。もちろん、学校を休むなんてのは、実にみっともないことであった。登校拒否とか不登校なんて言葉はなく、お腹の具合が悪くて家でぐだぐだしていると、
「なにさぼっているの」
と母親に文句を言われる時代であった。

(オトナは分かってくれない)
と思っていたが、そのぐらいで良かったのかもしれないと思う。
大人は分かっていたのだろう。

            ◆

私が高校2年生だったこの日、クラブの仲間が亡くなった。風邪をこじらしてである。入院していると言うので一週間前に見舞いに行ったが、病室には入れなかった。それが期末考査の最終日であるこの日に、亡くなったという連絡が入ったのだ。

それからもう数十年。
昨晩は彼の実家に久しぶりに電話を入れた。
オバさんもオジさんも元気だとのことで何よりだ。

誰それが家を継いで社長になったとか、誰それは海外勤務になっているとかそんな話が出る。そりゃあそうだ、私だって東京を離れて京都にいるのだから、仲間にも色々なことが合って当然だなあ。

オバさんに言われた言葉で、そう?と思ったのは、
「池田くん、なんか声が落ち着いたわね」
とのこと。もちろん、その後に
「飲んでいるの?」
と言われたが、落ち着いたなんて言われたのは初めてかな。

まだまだ落ち着く私ではありませんが、そう感じられる私になったのかねえ。

            ◆

今年は御陰さまで、風邪を引いていない私でした。

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