二つの醤油差し
12/28
この十年ほど、我が家の醤油は決まっている。
醤油は日本料理の土台であるため、これが定まらないとその家の料理は定まらないと言えるだろう。
我が家の醤油は「キッコーゴ丸大豆しょうゆ」である。東京の秋川で作っている醤油で、原材料は「大豆、小麦、食塩」という至極当たり前のものである。
京都には京都の醤油があるが、こればかりは変えられないなあと思い、買いだめしてこっちに持ってきてある。
◆
通常は1リットルのガラスの瓶に入っているのだが、それを小さなガラスの醤油差しと、瀬戸物の醤油差しの二つに移し替えて使っている。
これが非常に心地よい。
通常はガラスの方を使うのだが、ガラスの方は小さいため中身の回転が早い。だから、新鮮な醤油を味わえる。一方瀬戸物の方は少しずつ水分が蒸発するので、味が濃くなって行くのが分かる。
◆
こんな小さなことの変化を楽しめるようになったのが、私は嬉しい。
« このところ、ぐっすり | トップページ | 450KMを一気に走る »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント