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2006/12/11

最終戦に相応しい良い試合

教職総合演習では、ディベートを通して現代社会の問題を考えるということをしている。本日、全勝同士のチームのファイナルが行われた。良い試合だった。学生の授業掲示板に載せたものを再掲する。

引用開始 ーーーーーーーーーー


ディベートに取り組んだ諸君、ご苦労様でした。
今日の最終戦は、最終戦に相応しい良い試合でありました。

何が良かったか。

1)時間管理がきちんとできていた。

肯定側も否定側も時間をきちんと使いながら、議論ができていました。

2)資料が調べられていた。

自分たちの議論を支える資料、さらに、相手の主張に反駁するための資料のどちらもが適切に用意されていたのが、良かったです。

3)チームで戦おうという姿勢があった。

肯定側は、スーツ姿で登場。きりっとした雰囲気を醸し出していました。否定側は、自分たちの立論にこだわり、これを使いながら議論を伸ばしていました。

そんな試合のオーディエンスジャッジは、肯定側4票、否定側4票。またしても、見事にスプレッドでした。

私の判定では、肯定側の指摘する誤判による死刑の可能性を否定側がかなり押さえたこと。さらに、再犯によって関係のない人の命が一人でも殺されてしまうことが問題であるという否定側の主張が上回っていると判断して、否定側の勝ちにしました。

が、議論の仕方では肯定側もまだまだ勝てましたし、否定側ももっと圧倒して勝つことができたと思います。

例えば、肯定側では「国が国民を殺す」ということそのものがおかしいのだという基本的な考え方(哲学)を全面に出して主張をする。否定側は、結局現状でも誤判によって死刑が執行されて死刑囚が死んだことはない。三審制度で助かっていると主張するとかでです。

とまれ、少しずつ力を付けてきた君たちに拍手を送りたいと思います。ご苦労様でした。

            ◆

さて、このディベートを元にしたアフターディベートとしての「小論文」ですが、前回行ったものを少しヴァージョンアップしたものを校正例として載せます。

ヴァージョンアップした部分は、

1)主張を3つにしました。

3つめは、廃止後、終身刑を入れるというものです。これが一番難しくなります。選ぶ人はよく考えてください。

2)理由付けを1つ増やしました。

2つから3つにしました。丁寧な論証を求めることになります。

これらを踏まえて、小論文を書いてみてください。

引用終了 ーーーーーーーーーー

来週からは、大人とは何かの授業に入る。

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