美味しいものを食べている人たちは
美味しいものを食べている人たちは、争いをしないのではないかと改めて思った。
昨晩でかけていって突然の休業日にあたってしまったタイ料理の店に、本日もう一度挑戦した。西大津にある店だ。
前から食べたかった、ワタリガニとカレーの卵炒め。さらに、魚介類と野菜のオイスターソース炒めwithタイ米。
私と奥さんの味覚の趣味は違うのにも関わらず、二人して
「美味しいね。美味しいね」
と何度も繰り返す。そして、笑顔になる。
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料理を食べるなら、王朝のある国。またはあった国。これがある料理人から教えてもらったキーワードである。王朝のある国、あった国は美味しいのだ。ただし、イギリスのような例外もあるが。
タイの料理は、酸っぱ、甘、辛いの料理である。だが、これらのバランスがびしっと合ったとき、魚介類を好む彼の国と我が国の味覚がチューニングされて、どかんといい味を生み出すのだ。
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あまりの美味しさに、デザートを頼むのがもったいなくなってしまった。この美味しい味の余韻を保ちつつ、店を去りたいという気持ちに、二人してなったのだ。
ああ、また行こう。
とても幸せな気持ちになった。こんな気持ちになる食事をしていて、戦争をしようなんて思わないよな。戦争をしている国や地域は、やっぱり食事が貧しいのではないかと改めて思った夜だった。
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