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2006/08/12

はい、御陰さまで大変だけど楽しいです

翌朝はゆっくりと起きる。このごろやっと、中学校の教員モードが解除されてきて、朝起きる時間が遅くなってきた。

風呂に入り、その後メールのチェック。
風呂の残り湯で洗濯をし、部屋の掃除、ベランダの植木に水を与える。

ブランチはそうめん。久しぶりにテレビを付けて、小学生のサッカー全国大会決勝、高校野球、三日坊主でしか働けないフリーターの番組等を斜めに見る。

(そうか、今日は12日の土曜日か)

なんて思う。

21年前の今日は、伊豆半島の先端の弓ケ浜で太平洋に浮かんでいたなあ。

            ◆

郵便受けから、手紙を受け取る。

暑中お見舞いをかねて出していた「転職・引っ越しの案内」へのお返事が届き始めている。嬉しいものだ。転職でもしなければ暑中お見舞いは出さなかったろうなあ。当然、返事も無かったはず。中には丁寧に封書で送ってきてくれる方もいる。もちろん、メールでお返事くださった方も嬉しい。

手紙の多くは私の転職を驚きつつも、合っていると喜んでくれている。ありがたいことだ。授業作りネットワークの大阪大会は、多くの方に
「ブログを読んでいます」
と声を掛けていただいた。
1日に150人平均で訪れてくれている方はどんな方かと思うのだが、こうして声を掛けていただくと嬉しいものだ。

そして、その方達は
「池田さん、楽しそうだねえ」
と異口同音におっしゃる。そして、私は
『はい、御陰さまで大変だけど楽しいです』
と答える。
大学の仕事は思った以上に忙しく、今年の夏休みもまとまって休めるのは一週間あるかどうかだが、今の仕事は充実していて、やりがいもある。そのことを正直に仲間達に話した。

刺激し合える仲間がいるというのは嬉しいものだ。

            ◆

午後の新幹線で東京に向かうことに。
念のため、金券ショップで割引切符が使えるかを確認しに行く。
残念ながら8/11からはお盆期間で、金券ショップで購入する団体の割引切符は使えないとこのこと。

しかたがないので、西大津のみどりの窓口で指定席を購入しようかと思ったら、サーバーのダウンで買えないとのこと。なんてこった。

その結果、京都駅では禁煙の指定席の新幹線を手に入れるのに1時間以上かかってしまった。
ま、自由席でも一人なら座れたかもしれないのだが、1000円で安心感が買えるのだから、無理をせず待つことにした。

            ◆

で、発車したと思ったら。京都駅を出てすぐのトンネルの中で新幹線は止まった。米原辺りで停電とのこと。そういえば、雷が鳴っていた。10分後に動き出す。ほっ。しかし、今度は静岡辺りで停電ということで、また止まる。

おーい、東京には着くんだろうなあ。

長い一日だった

ふう。
授業作りネットワークの大阪大会に間に合った。

立川を夜行バスで大阪に向かい、難波で下車。
ったって、難波がどこにあるのかわからない。
大阪のどこかにあることは確かなのだが、土地勘が全然ない。

とりあえず会場のあるところまで出かけよう。
地下鉄を乗り継いで会場のある駅までたどり着く。
まだ、時間は6時台である。

会場の前には公園がある。
仕方なしに開場までの時間をここで過ごすことにした。
昨日スーパーで買っておいたメロンパンを食べていると、鳩が寄ってくる。
少しずつ千切って与える。そこはかとないもののあはれを感じる。

            ◆

会場後、中で着替えたいと思ったのだが、なんと言っても体中汗だらけ。
このまま着替えるのはできれば避けたい。
すると、ネットワーク関係者の広島のO先生を発見。どうやらこの会場に泊まっているようだ。非礼を承知で地獄に仏。部屋のシャワーを使わせていただく。感謝感謝。

O先生、シャワーの恩義は忘れません。広島に行きますので、使ってください。

            ◆

授業作りネットワークの大阪大会では、講座とパネルディスカッションを担当。講座は春の集会で行ったものとほぼ同じものである。が今回は、『こんな時どう言い返す』をベースにして、春の集会ではできなかった、会場からその場で問題状況と言葉を貰って、それに答えると言うワークもやった。

ベテランの先生と若手の先生をペアにするようにワークを進めて行くと、このワークショップは面白くなる。今回もそうであった。

授業づくりアンケートでは、生徒指導の講座を引き受けることが多くなりますが、私は国語の教師でもありますf(^^;。

            ◆

シンポジュームでは、敬愛している岩下修先生と野中信行先生に初対面ながら一緒に壇上に登ることができた。岩下先生は法則化運動の名著『Aをさせたいなら、Bと言え』の執筆者であり、野中先生は『困難な現場を生き抜く教師の仕事術』の執筆者である。

お二人ともその御著書の明快な論証とは少しイメージが違い、穏やかな口調で話されていて、
(うーん、やっぱり校出なければなあ)
と思う私であった。

ただ、シンポジュームの内容は、学級崩壊への処方箋ということで行ったが、今ひとつにつめることができなかったのではないかと反省している。4人が学級崩壊の経験をしていないこと。また、処方箋を意識して話を広げすぎたのではないかと言う思いがある一方。もっと細かい処方箋で話を進めても良かったのではないかという思いもした。

いくつかの処方箋から、困っている先生達への役に立てれば嬉しいのであるが。

            ◆

終了後、地元の実行委員をしている先生が、大阪の美味しいお好み焼きを食べに行くというのでお供することに。野中先生もご一緒。4人でお腹いっぱい本格的な大阪のお好み焼きを楽しんだ。

本当なら、こういう集会の前後1日ぐらいずつは地元の観光をするのがいいのだろうが、なんかそんな暇もなく目的地の目的時間を目指して移動の私である。ふむ。

            ◆

お好み焼きを食べて、一路西大津の自宅に。
そうである。なんと今日は琵琶湖花火大会なのである。
本来なら8/8に実施されているのだが、台風の影響で8/11に順延されていたのだ。
ラッキーである。

今の住まいは、西大津の駅前にあるマンション。
目の前に新しくマンションが建っているので、さてどのように花火を見ることができるかと思ったのだが、思っていた以上にきれいに見ることができた。

本当は湖岸まで出て行こうとも思ったのだが、京都から湖西線に乗り込んできた人の多さに恐れをなして、自宅で鑑賞することにしたのだ。来年はもっと良いところで見よう。
長い一日だった。

2006/08/10

夏の読書には欠かせない条件

東京に戻ってきている間に、いろいろな用件が入る。
不思議なことに、私が東京にいることを知らない人、しかもメールで連絡のあった初対面の人たちと急に会うことになったのだ。こういうのを縁というのだろう。

8日の夜は、聖蹟桜ヶ丘で。9日の午後は平河町で。新しい出会いは楽しい。
そして9日の夜は大熊研究室の前期納会に参加。ありがたいことに、私が東京にいる時に限って大熊研究室の飲み会がある。これも大事な縁である。旧知の仲間達との再会も楽しい。

納会では、14条特例の教員がどうやって自分の学びを高めて行くのかというような話を交わした。私の場合は予想だにしなかった合格だったので、この偶然の幸福を目一杯活かすように計画を立てたのだが、そのことを話した。

この夜も奥さんの実家にお世話になる。ありがたいことである。

            ◆

翌日は台風一過。
さあ、待ちに待った聖蹟桜ヶ丘の花火大会である。
こんなに雨を気にしないで花火を楽しみに待てるのは、久しぶりである。

で、待ちきれない気持ちを収める為に、近くの市民プールに出かける。2時間200円は魅力。さらに、太陽で暖められた温水でのシャワーがあり、プールサイドには本の持ち込みが可。この夏の「楽しみの為の本」を持ち込む。

久しぶりのプール。500Mも泳ぐこと無く読書に勤しむ。
蝉時雨、歓声、けだるい疲れ、のどの渇き、水の反射、風。
これらが、夏の読書には欠かせない条件である。

はあ、夏休みである。

            ◆

で、花火大会。
阿鼻叫喚。
聖蹟桜ヶ丘を離れるのには、申し分ない阿鼻叫喚。
満足。

            ◆

終了後、立川に向かう。
授業作りネットワークの大阪大会に参加する為に夜行バスに飛び乗る。
さあ、待っててね。

夜行バスの消灯時間だ。
寝よう。

2006/08/08

身体が軽くなるのだ

打ち上げを終えて、帰路についた。
奥さんの実家に泊めてもらうことになっているのだ。
二人とも疲れきっているので、駅まで迎えにきてもらう。
ありがたいことだ。

家に着くなりシャワーを浴びてビールを飲んで。
その後、身体を伸ばしたと思ったら瞬間的に寝ていた。
ありがたいありがたい。

            ◆

で、久しぶりに寝た。寝続けた。
起きたらお昼を過ぎていた。
幸いにして東京は涼しいこともあり、疲れた身体を布団に投げ出し、じっくりと疲れを癒すことができた。

美味しいものを食べ、高価な身なりをし、遊びまくると言うのが豊かな生活という意見もあるだろう。が、ま、それはほどほどにして仲間達と何かを作り上げる楽しみを得るという生活も、これはこれでとても豊かなものだと思う。

            ◆

もう11年もやっているのね。
昨日の打ち上げには43人もの関係者が一堂に集まり、楽しい時間を過ごした。
ま、若者からしたらおじさん達と飲むというのは息苦しいものかもしれないが、これも良い経験なのだよ。

仕事上の上下関係ではなく、プロジェクトの仲間として年配の人たちと飲むなんて、なかなかできないことだよ。同質の集団だけで暮らしていればそりゃあ、楽だが人としての成長はなかなか期待できないからね。参加することだよ。

ディベート連盟の宴会部長としては、そう思う。

            ◆

ゆったりとお昼ご飯を頂き、聖蹟桜ヶ丘の家に戻る。
家具の入っていない部屋は狭く見えるものだ。

私は持参したキャンプ用のベッドを広げ、寝転がる。
窓を開けたとたんに、風が部屋の中を通り抜け、心地よい。

目をつぶり、風の流れを感じている。
耳からは、これでもかというぐらいの蝉時雨。

(分かった分かった、君の存在は分かったよ)
と思いながらも
そのあまりにも激しい声明のような読経のような音の響きに、
心の疲れが取れて行くのを感じる。
身体が軽くなるのだ。

そして、ああ夏休みなんだと思う。

            ◆

さあ、もう少しくつろいだら出かけよう。
新しい出会いが待っているようだ。

2006/08/07

ディベート甲子園三日目

本日ディベート甲子園、全国大会決勝。
私は高校の決勝戦のジャッジとなった。
二年連続引き受けた。
名誉なことである。

            ◆

中学校の試合の後、昼ご飯。
なんと会場に岩手大学の望月先生が観戦にいらっしゃっていた。
私の近くに座られたので、一緒に食事をすることに。

実際に現地に足を運ばれて、自分の目で見ながら進めようとする姿は、学ばなければならない。真摯な研究の姿勢というのは、こういうことなんだろうなあ。

            ◆

さあ、高校の決勝戦である。
前評判通りの良い試合になるか楽しみ。

で、実際はその通りになった。
肯定側の第二反駁のF君が、圧倒的にうまい。

ジャッジも投票が別れること無く、5対0で一致して会津高校の優勝であった。

            ◆

しかし、なんといっても切ないなあと、毎年思う。半年間準備を重ね、一瞬にその成果を試合として発揮するわけである。全国大会であっても二泊三日であっという間に過ぎるのだ。

決勝のスピーチが終わる度に、なんとも夏が過ぎて行く切なさが、スピーチとは別に伝わってきたのだ。

            ◆

主審のスピーチをされる嶽南亭さんに、お願いをしたのは

『立論の中に使った証拠資料の著者に、御礼の手紙を書くといいということを話してもらえませんか。自分が学べたのは、この本の御陰ですということが著者に届けば、著者は嬉しいだろうなあと思うのですよ』

ということです。私が著者で中高生が自分の論文を引用してくれたら嬉しいもんねえ。もし、自分の論文が違った意味で使われたら、それも直してあげたいし、いいと思うんだけどなあ。

            ◆

理事会で大会の反省と今後の方針を確認して、めでたく終了。
そして、打ち上げ。
また新しい一年が始まる。

ディベート甲子園二日目

後楽園のホテルから、ディベート甲子園の会場のある白山、東洋大学までは地下鉄で二駅。便利である。

白山には、奥さんの義理の祖父祖父母が眠っている。考えてみると、四月に住んでいた京都東山のマンションからはその祖父祖父母が分骨されている知恩院が見えたが、ディベート甲子園でも縁があるとは。不思議なものだ。

            ◆

東洋大学は凄く立派になっていた。建物が凄い。
そして、使い勝手も良く大学側のサポートも良いので、気持ちよくディベートができる。

私は午後の3試合をジャッジした。高校2試合、中学1試合である。今年は「道州制の導入の是非」と「動物園の全廃の是非」について行った。私が見たのは予選リーグを勝ち抜いた決勝トーナメントであり、ここで負ければその生徒にとっての夏が終わると言うものであった。

真剣に判定した。
この真剣に聞く経験を毎年できるのは、ありがたいなあ。

            ◆

試合後、理事会とNADEの総会を行い、水道橋で食事会。
関東を離れて4ヶ月であって、関東支部の練習会にも参加できないから久しぶりに昔の仲間と飲むことができた。

嬉しいなあ。
いろいろと話して、明日に備える為に帰宅。
ホテルを水道橋に取っておいて良かった。

明日は決勝だ。

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