もう一つ教師の仕事
うーん、時間が飛んで行く。
コンドルは飛んで行くが、el condle pasaだから、時間が飛んで行くは、el tiempo pasaか?
中学校の教師のときとは違う時間の飛び方だ。
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中学校三年生の担任であれば、この時期は三者面談を終えいよいよ高校訪問ということである。東京の私立の高校は、12月15日が高校訪問の解禁日だ。三者面談の結果を抱えて三年の担当の先生が中心になって高校を巡る。
内申点によって推薦で合格できるかできないかなどのおおよその判断が、ほぼこの日に出る。
信じられないが、この時期には、期末考査を作り、採点し、成績を出して、クラス全員の面談をしてそして進路関係の書類を書いて、クラブ活動をやり、職員会議ではそろそろ来年度に向けての今年度の反省を始め、通信簿に載せる成績や所見を書き、おっと、授業もしなければならない。その合間を縫って高校に訪問に行くのだ。
さらに、精神的に追いつめられている子どもたちは、生活指導上での問題も起こす。その対応等も入って来ることがある。
もちろん、教師だって人間だ。個人のプライベートな時間も必要である。
しかし、この時期にはほとんどない。
「みんな大丈夫? 倒れない? 倒れるときは一緒だぜ。12/25日以降にね」
なんて言いながら分刻みの仕事に立ち向かっている時だ。
東京のみんな、倒れないでね。
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で、私はなんで忙しいのかというと、来年度の準備や、学生から相談を受けて答え続けていることもあるのだが、本を読む時間に追いまくられているということである。なんというかもう少し読み進めると、ドカーンと金鉱脈にぶち当たるのではないかというような予感で読んでいるのである。そんな波が来ている感じがするのだ。
それがなんだかは分からない。
研究上の核心なのか、10年後の自分の方向性なのか、明日の仕事のヒントなのか、分からないのだが来そうだという感触がある。
こういうときの読書は、極めてスリリングである。
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で、手当り次第に読んでいるのだが、『MASTER キートン』も久しぶりに読んでいる。漫画だ。なんで漫画家と言えば、テンションを下げずにリラックスするためだ。
読書と言っても疲れるものは疲れる。だから、休憩は必要。しかし、休憩でテンションを下げてしまってはまた読書に戻った時にテンションをあげるのに時間がかかる。これでは意味がない。
休憩をしながら、テンションは下げない。そのための方法を私はいくつか持っているが、今は漫画だ。『頭文字はD』も27巻読み終わってしまったし、『MASTER キートン』も全18巻行くだろう。その次は『のだめカンタービレ』全16巻かもしれない。
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『MASTER キートン』を読みながら、新しくもう一つ教師の仕事、教師の役割を発見してしまった。以前にも読んでいたはずなのに、記憶がほとんどない。その時は、そこではそんなにぐっと来なかったのだろう。
だけど、今回は一気に来てしまった。
そうか、そうだったな。
教師はそうだよ。
と具体的には書かないでおこう。
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さて、この波が何を私に運んで来るのか。
怖いような楽しいような気分になりながら、先に進もう。
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