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2006/12/28

このところ、ぐっすり

疲れているのか、緊張しているのか、はたまたリラックスしているのか。このところ、ぐっすりと寝ることが出来る。

朝4時、5時に起きなければならないという緊張感が一昨年はずっとあった。そのため、睡眠後2〜3時間で一回目が覚めると言うことが良くあった。このところ、その緊張感が取れてきたのか昨日は晩酌もしなかったのに9時間寝た。途中目が覚めた部分もあったが、寝た。

1年間掛けて染み付いた緊張は、1年間掛けて解れるのかもしれない。15年間掛けて身についてしまった生活習慣を受験前だからといって急に直しても、直らないと受験生には良く行っていたものだが、改めてそうなんだろうなと思う。だから、日頃が大事なんだとも言っていた。

15歳のときに気がつけば、30歳には間に合うかな。これが志学であり、而立なのであろう。

            ◆

昨日見た夢は、実に切ない夢だった。
人生の別れの場面が多かった。
夢の中で面白いことがあり、大声を出して笑ってその笑い声に驚いて目が覚めるということは、今までに経験している。が、夢の中で泣いたのはどれぐらい振りだろうか?

(そうじゃないんだ)

と思いながら、そうせざるを得ない事実に直面し、ただ泣くことしか出来なかった。実際にはあり得ないシーンなのだが、夢に出てくると言うことは無意識が私に訴えているんだろうなあと思う。

ま、映像化された次点で無意識は無意識のレベルから少し離れて、意識に近づいてくるので正確には違うかもしれないが、ちょっと意識しなければなあと思う。

            ◆

今日は、予定では年内最後の研究室。一日中事務仕事だ。研究の方は、ちょっと一休み。今年の振りかえりと年末年始の予定のチェック、そして、1〜3月までのスケジュールの確認などをしつつ、あーだこーだと考えながら過ごす。

もうあと三ヶ月で、本格的に動き出すのだなあと外壁の周りにある足場を外し、館内の電気系チェックをしている児童教育学科の新校舎を見ながら思う。

            ◆

そんなところに良い知らせ!
やった!!

            ◆

研究室の電源を入念にチェックして、扉にちょっとした正月飾りをして、児童教育学科のパンフレットを大量に手に入れ直して、大学を出る。

さあ、明日はロングドライブだ。

思考実験

「捕らぬ狸の皮算用」
「来年のことを言うと鬼が笑う」

不確定な先のことをもとにあれこれ考えても仕方がないという忠言であろう。この考え方は日本人には慎重な行動を促すには良い忠言となっている。が、ブレーキになることもある。

国会の答弁等を見ていても
「そんな先のことが分かるはずないでしょ」
なんてことを国民を代表して、国の方向性を決める政治家たちが言っている。

これではディベート初心者の中学生が
「それは可能性でしかありません」
と言っているのと変わらない。
しかし、そんな国会議員の答えを聞いて簡単に引き下がっている。

未来にはあらゆる可能性がある。だから、今話している事例についてどのような可能性があり、その可能性はどのぐらいなのかを予測し、対策を立てるのが政策立案能力なはずである。それができないなら政治家は失格である。

            ◆

私はどちらかというとこの「捕らぬ狸の皮算用」は、比較的たくさんしてきた。これをかっこ良く言うと「思考実験」と言うのかな。

もし、自分が○○の立場にいたら。
もし、この政策の責任者になったとしたら。

なんてことをあれこれ考えるのは、面白い遊びだ。

            ◆

だが、この「遊び」は結構大事なのだろうなあと思う。
ビジネス書では、一つ上の役職から自分の仕事を考えろなんてことは良く言われている。課長であれば
(部長としてはどのような働きを課長に求めるだろうか)
(オレが部長なら、課長にこの仕事を任すな)
とか。
これが、一つ上の役職になった時にすぐにスタートを切る準備になると言うのだ。

今はPCもあり、簡単に思考実験が出来る。マッピングもマンダラートも、エクセルも音声メモもHDの十分な容量に溜めておくことが出来る。そして、その時期が来るのを待って熟成させておくことができる。

今の時代だからこそ簡単にできるツールがある。これを使って「思考実験」の貯蓄を増やす私であった。さて、これを実行に移すその時期はいつ来るのかなあ。楽しみ楽しみ。

2006/12/27

3時間一本勝負

午前中に掃除をすませ、午後から大学で仕事と思っていたのだが、食後の読書ついでに見ていなかった「明石やサンタ」の録画を見始めたのが良くなかった。気がついたら3時過ぎ。慌てて大学に向かう。ま、家でも出来るのだが、集中してやろうと思い車に乗る。

            ◆

さすがに学生のいない大学は静かだ。
暖房は足許のヒーターだけにして、頭寒足熱。3時間一本勝負。
滋賀大学の教職サークルから頼まれている1/16の講座の準備をする。

            ◆

ふう。
完成。
添付ファイルにくっつけて学生事務局に送付。
年内に終わってよ良かった。

打ち合わせをして、学生たちのリクエストを聞いて、そのリクエストを2時間の講座形式にレイアウトする。まさに、下からの教材作り、授業づくりだ。

今ままでの授業で活用してきた資料があるから3時間で準備できるが、その資料の作成時間まで考えると考えたくないだけの時間がかかっているなあと改めて思う。ではあるが、

「その資料下さい」

と簡単に言う人が大学生のみならず、教職関係者には割と多くいる。こういう準備をしたことのない人なんだろうなあと思う。そして、多くの場合あげても御礼のメールもなければ、使ったという報告もないことが多い。なんだかなあと思う。

            ◆

これからの時代、著作権がどのように動いて行くのか分からない部分もある。実際のところインターネットを通じて音楽にしても、映画にしても、漫画にしてもどんどん手に入る時代だ。

だけど、作者に何らかの敬意と対価がないような方向には行かないだろう。学生だから、子どもたちのためだからだけでは、「その資料下さい」ということの理由にはならないのではないかと、私は思っている。

本日は、大学の最終日

本日は、大学の最終日。ま、実際は警備員さんにお願いをしつつ大学は動き続ける。私も、もうしばらく研究室で仕事をしようと思う。この時期が「研究の稼ぎ時」であることは、中学も大学も変わらない。

            ◆

で、午前中は打ち合わせをした。今取り組み始めた研究の打ち合わせである。ほんとうに色々な方の力を借りて、この研究はいま動き出そうとしている。

毎回の打ち合わせのたびに
(うーむ。凄い。こことこれがこうなって繋がって行くのか)
と感動を覚える。

私の思い付きや構想を具現化しようとしてくれるみなさんの御陰で、私は良い夢を見ることが出来ている。いや、夢で終わらせてはならない。実際に研究を成功させなければと強く思う。

来年の大きな課題だ。

            ◆

話は変わるが、昨日土作先生から聞いたちょっと嬉しい話。
学事出版から出している『こんな時どう言い返す』という本が、学事出版のHPの「売り上げトップ10」でしばらく第一位を占めていたということを聞いた。

なんとまあ、嬉しいことよ。
ただし、この本が売れると言うことは裏返せば、この問題で苦しんでいる先生たちがたくさんいると言うことだ。

「あなたは簡単に言い返せるけど、言い返せないで困っている先生が多いのよ」

と奥さんに言われてはじめた「授業づくりネットワーク会員版」での連載。半年間を予定してはじめた連載であったが4年半も続き、こんなことになるなんて思いもしなかったなあ。

            ◆

夜は大阪教育大学の学生たちと、講座の打ち合わせ。ALL関西教育フェスタ2006で出会った学生たちとの交流が続く。来年に大阪教育大学で学級経営講座をすることになる。

私のHPを比較的丁寧に読んできていることが分かり、打ち合わせのための準備をしてきていることが感じられた。よし、やってやろうじゃんという気持ちになる。

こういうのがとても大事なのだと思うのだが出来ない人が割といる。私だって去年和田中学校に赴任する前は、藤原さんの教育に関する本はすべて読んでから4月を迎えたぞ。

            ◆

この日は、マジカルミステリーツアーもなしに帰宅。
さあ、しばらく研究に没入するぞ。

2006/12/26

関西青年塾

予定を調整することができたので、午後から関西青年塾に向かう。
「授業作りネットワーク」の主催する、若手教師&若手教師候補の育成のための研究会である。関東でも行われているこれを、関西でもやろうと言うことになり土作先生を中心に立ち上げた。今日はその一回目。橿原まで近鉄で向かう。

(ひっさしぶりに、講師をしないで研究会への参加だな)
と思って参加したところ、土作先生から
「ということで、この研究会に池田先生も来てくださいました。ま、探偵ナイトスクープでいえば、キダタロウ先生の役、つまり顧問ですね」
と紹介されてしまう。

うーむ。確かに私は活舌が悪い時は、電話で自分の名前を名乗った時に
「え? 木田さんですか?」
と言われてしまうが、まさかこんな場所でもキダさんになるとは。

            ◆

当日の参加者は、関西の学生を中心に20人程度。このぐらいがちょうどいいかも。道徳と社会の小さな講座をして、教育質問コーナー。このコーナーには急遽回答者として参加。

そして、メインの「ミニネタの授業をつくる」というワークショップ。5人ぐらいのグループになってアイディアを出し、5分程度の授業を作って実際にやってみるというものである。

時間の関係で、この授業の後に行うべき講評ができなかったが、この企画そのものは面白いなあと思った。講評をしないと、ウソの情報で授業をつくってしまったときに、修正が出来なくなる。これはまずい。そこが一つのポイントだなと思った。

            ◆

このワークをやっているのを見て感じたことがある。前向きにやっている学生たちである。だが、基礎的な学力というか、雑学の知識が足りないなあとここでも思う。ミニネタの授業は、私は、

1)膨大な知識
2)1)をリンクづける力
3)2)を伝えるための指導力

これらがないと成立しないと考えている。その基礎的な部分の1)が足りなかったり、あやふやだったりしていると、出来ない。

5分や10分で一つのトピックを扱うミニネタは、時間が短いから簡単なのではなく、時間が短いから授業者の力量が問われる方法でもあると私は考えている。

そういう点からすれば、「ミニネタ授業開発」は若手教員の修行方法の有効な一つの方法になりうるのではないかとも思った。

            ◆

終わってからは、忘年会。
教育のことをたっぷりと話す。

参加者の中に夏の私の大学の授業に参加した学生がいた。
その時に、今後の進路のことを相談を受けていた。多少アドヴァイスしたのだが、そのアドヴァイスが上手く行ったようで
「御陰さまで、上手く行きました」
との話があった。

こういうのは素直に嬉しいな。「後輩」の成長に一つ関われたということだからね。次回はうちの学生たちも連れて行こう。

2006/12/24

久しぶりのシングルベル

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諸般の事情があり、ひっっさしぶりにシングルベルである。特にキリスト教信者ではない私だから、まあ良いのだが一人で過ごすのもなかなか味わい深いものがある。

            ◆

今日は家でだらだらしつつも、緊張しながら過ごした。
昨日の私は久しぶりにスケジュールの歯車が小さくずれる一日であった。

若手の先生の一泊二日の研究会に参加しようと思いながら、
(いや、何かあったはずだ)
と顧問をしている学生にスケジュールの確認をしたのだが、連絡がない。おかしいなと思いながら、昼ご飯を食べている時に
(あ、今日は守るんじゃーの発表の日だ)
と気づく。

文部省の主催のボランティア関係の発表で、学生たちが京都の大学を代表して発表する日であった。「見に来てください」とは言われていなかったものの、そういうところは見てあげたいものだと思っていた。そう、思っていたのだがスケジュールにはメモしてなかった。はあ。

スケジュール確認のメールは、本番の打ち合わせ中に届いたそうだ。いやあ、すまん。

            ◆

反省会だけでも参加しようと連絡する。すると、「山科の安加郎」で行うという連絡あり。ふむふむとメールを読んで、私は「椥辻の彦太郎」に向かう。椥辻駅についたところ、「今、椥辻駅」と到着のメールを送ったら突然電話。

「先生、今日は大学からですか?」
『んにゃあ、家からだが』
「先生、ということはひょっとして彦太郎に向かっていませんか?」
『んだ』
「先生、椥辻ではなくて山科です。彦太郎ではなくて、安加郎です」
『あんだと?』

なんてこった。わざわざ地下鉄二駅分も乗ってしまったじゃないかい。似たような店で間違えてしまったじゃないかい。

それにしても、「今、椥辻」だけで私が彦太郎に向かっているのを読み取り、電話をかけてきた学生たちは、なかなか顧問を理解してきている。頼もしい限りである。そういう読みができるようになるのって、先生になった時に大事だからねえ。

なんとか反省会にたどり着くことが出来て、学生たちとあれこれ楽しい時間を過ごす。

            ◆

で、一度崩れたスケジュールはどこかでダラーンとゆったりと過ごすことで調整することが、私の経験上は重要で、今日はその日とした。ふう。

そうすると、トラブっていたものを復活の波に乗せる事が出来るのである。何かと言えば、ipod shffleである。

いやあ、見事に洗濯をしてしまったのである。ワイシャツの胸ポケットに入れたまま、洗い、すすぎ、柔軟剤、脱水のフルコースで洗濯してしまった。このipod suffleが条件付きだが復活したのだ。

mac本体につないでみると機能するが、単体では動かない状態が続いていた。そこで、バッテリーがやられたなと思い、USBから電源を補給できるようにすれば良いと判断し、車のシガーソケットからFMトランスミッターでカーステレオに飛ばすグッズのUSB充電部にコードをつないで、ipod suffleを動かしてみたところ(って、わかるかな?)、見事に復活したのである。

このipod suffleはMINI COOPER専用にしよう。

            ◆

そのUSBから電源を補充するためのコードを買いに浜大津に出かけてみた。
流石にクリスマスであったなあ。

恋人たちや家族たちでにぎわっていた。どこぞのゴスペルグループも歌っていた。もう少し自己陶酔のレベルを下げて、つやのある太い声で歌ってくれれば良いのになあと思いつつ、少し辺りをブラつく。

            ◆

日本のクリスマスは、この40年ぐらいで色々と変わってきたように思う。
40年前は会社の忘年会と一緒のようなものであった。昔一緒の職場にいた下町出身のM先生は、
「クリスマスは父親がキャバレーに言ってお酒を飲む日だと思っていた」
というような証言もある。あの三角帽子をかぶっていたころだ。

それが、私が子どもの時代になると家族のクリスマスになった。ケーキのクリームがバタークリームから生クリームに変わる辺り。中にはアイスのケーキを食べる家もあったと思う。

そして、ユーミンの登場により、クリスマスは恋人たちのものに変わる。バブルの頃にはホテルの予約に奔走する輩もいた。クリスマスを一人で過ごすのだけは、避けたい。これから24歳までの結婚と25歳での結婚で女性の価値が変わるような話も流れていた。

さて、それでは今のクリスマスは何だろうか。
やっとなんでもありのクリスマスになったかなと思う。

当たり前だが、クリスチャンはきちんと教会に通い、家族は家族で恋人は恋人で、一人は一人で。それぞれの人たちがこの日を過ごしているのを、ぼーっとびわ湖を巡る船の明かりを見ながら、思っていた。

            ◆

よくわからないけど、みんなが幸せを確かめようとしている。そんな思いがびわ湖を包むように広がっているように感じられた。

そんな思いをつづけられるような世界を作らなければなあと、柄にもなくでかいことを考える私でもあった。

The Singers UnlimitedのChristmasを聴きながら。

もうすぐ77777です

クリスマスイブのこの日に、77777番が出そうです。
ぴったりの方、近辺の方、是非コメントを残してくださいね。

みなさんに幸せな年末が来ますように。

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