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2007/01/10

毎日新聞の携帯電話断食

学生たちに授業としてメディアリテラシーを扱う際に、メディア断食をさせた。
「イメージとして、家族で無人島に二泊三日漂流した感じね」
と言うことを指示して、あとは各自がメディアと思えるものを断つのだ。そして、この断食の後、メディアの本質について考察を行い、授業プランを考えるという流れで行った。

            ◆

普段身の回りにあるものの存在は、当たり前だけにその存在を理解するのは難しい。これを感じるには断食が良い。

私が小中学生のころの修学旅行は、宿のテレビは禁止。または100円入れなければつかない。だから、二泊三日の断食が行われていた。

が、今の修学旅行なんて禁止しているのに携帯電話だって持ってきてしまう。折角メディアから離れてメディアを見直す良い機会なのに。

            ◆

大学生が携帯電話を使わなかったらどうなるだろうか。
ということを実験させる授業は他でもやっているようだ。

毎日新聞の以下の連載の

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/kunrin/news/20070101ddm001040002000c.html

ここにある。http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/kunrin/news/20070106ddm002040054000c.html

私が中学生や大学生で行ったメディア断食と同じような感想が出ている。

            ◆

メディア断食は、メディアダイエットにも繋がるのではないだろうか。私はメディア断食をするたびに、テレビを見る時間が減って行くのが分かる。ま、他のところにシフトしているのかもしれないが。

メディア断食、お勧めである。

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