うるい
スーパー評論家の私としては、一日に一回スーパーに行かなければならない。
疲れた体を引きずり、今日も出かけて行った。一件目は特に問題なし。値引きも無し。
そこで、二件目に突入。すると、あった。今シーズン初の「うるい」である。
うるいとは、オオバギボウシと呼ばれるユリ科ギボウシ属の植物である。私のイメージでは関東ではなく上信越、または東北の食べ物である。それを西大津のスーパーで見かけた。これは買うしかない。
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レジで清算をしていたら、レジのオバさんに
「うるいってなんですか?」
と聞かれてしまった。
何と言われても
『ギボシの一種です』
としか答えられない。というか、お客さんに聞くか? まあ、面白いけどf(^^;。
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基本的には、おひたしにして食べるのが美味い。
うるいの調理方法をネットで見ると、「茹でてから切る」という記述が多いが、私はこれではない。「切ってから茹でる」である。
というのは、根っこに近いところと葉っぱの先で同じ茹で時間と言うのは、いかがなものかという思いがあるからである。根っこに近いところが茹で上がる直前に葉っぱの部分を投入すると、出来上がりが同じような茹で具合になる。これがいいのだ。
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醤油やマヨネーズで食べるのも良い。が、今シーズン初であれば、そのまま頂きたい。ほんのり苦みのあるその向こう側に甘さが広がる。春の味わいだ。
ああ、美味い。
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