まだ8時40分
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朝早く起きて、風呂に入り、さくさくと仕事を進める。
比叡山の頂上辺りに積もった雪がきれいだ。
郵便受けに溜まっていた年賀状、新聞の整理。
こんなにも長い間、年賀状を見なかったのは初めて。
返事はこれから書きます。
すみません、遅れます。
同じく、メールの返事書きにも没頭。
いやあ、返事が遅れています。すみません。
◆
ではあるが、あまりにも快調だったので、そのまま家で仕事を続ける。
東京で仕入れた本を読んだり、授業の構想を練ったりしながら進める。
時間を見るとまだ8時40分。
いやあ、自分の仕事を進める能力に感動してさらに続ける。
さらに数冊を読み、時計を確認する。
まだ8時40分。
よし、続けよう。
ん、まだ8時40分?
あ。
家を空けている間に時計の電池が切れたんだ。
コンピュータの時計を見る。
11時32分。
そりゃあ、そうだ。
年が変わっただけでそんなに仕事の能力が上がるわけがない。
さすが、オレであった。
◆
年賀状を見ると
「先生のブログを読んでいます」
という教子からのメッセージが割とあった。
嬉しいねえ。
おーい、たまにはコメントを残せよ。
また、いろいろな挑戦を続けている卒業生からの年賀状も多く、これも嬉しかった。今は苦しいだろうが、それが力を付けるんだぞ。習ったことはその場では力を出すが、自分で学んだことはこれからの人生に大きな力を出すんだ。それがいま辛いってことの証拠だぞ。しっかりな。
教子の子どもの写真を見ると、彼ら彼女らが中学生だったころの顔が思い出されて思わずにんまり。でも、子どもの写真だけじゃつまらんぞ。成長した君らの写真も載せろよ。
◆
研究室では、冬休みに地元で買った本の読み込み。
やはり、まだ通い慣れた本屋の方がピンと来る本に出会える。
(あ〜、これみんな買うだろうなあ)
と思ったものと言えば、
『すぐに稼げる文章術』(日垣隆 幻冬舎新書)
購入。
(あ〜、とうとうこんな本も出たか)
と思ったものと言えば、
『教員改革 「問題教員」と呼ばれる彼らと過ごした三年間』(鈴木義昭 東洋出版)
購入。
(あ〜、なんだ。イチャモン研究会の本が出たんだ)
と思ったものと言えば
『悲鳴をあげる学校』(小野田正利 旬報社)
購入。
てな感じで買い進めてしまった。
まだまだあるが、まあ、こんなもんで。
で、この間に、ある電話を待ち続ける。
どきどき。
どきどき。
よし。
何の電話かはまだ書けないが、取りあえず一安心。ふう。
◆
その後、明日しようと思っていた授業の準備を一気に行う。
国語科教育法2の「評価から評定へ その1」である。
以前学生が行った模擬授業を元に各自、授業をした部分の定期考査の問題と模範解答を作っておく課題を出してある。これを使って実際に授業中にお互いの問題を解き、さらに得点をエクセルに入力して、評価を出すまでの流れを体験してみる。もちろん、理論的なものも講義では行うつもりだが、実際にどう動くのかをやってみるのだ。
さて、90分の授業でどこまで学生ができるかな?
◆
夜、風呂上がりにおそるおそる体重計に乗ってみる。
(をを!)
年末に立てた固い誓い
「暴飲暴食は避ける」
が、ほぼ達成された数値である。
この「暴飲暴食を避ける」という誓いは、「暴飲暴食を避け」たときに達成されると思いがちであるが、それは違う。「暴飲暴食」の両方ではなく、どちらかを守れば避けたことになる(と私は信じる)。
なもんで、私は「暴食」を酒、いや、避け、「暴飲普通食」で正月を過ごそうと心がけたのである。その結果、プラス1キロという近年まれに見る良い結果を達成することができたのである。
身の丈にあった計画を立てることの重要性を痛く確認した次第である。
◆
さ、私もあと残り少ない授業をしっかりとまとめて、大学の先生としての一年目を締めくくる準備を本格的に始めよう。
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