本当の敗因は
今日は学生との面談やら相談やらが多い日だった。
色々なことにぶち当たっている学生たちがいる。
私になんて相談したところで、たいして意味があるとも思えないが、まあ同じように悩み苦しんできた人間の失敗談を聞けば、多少は
(なんだ、なんてことないな)
と思うかもしれず、それであればまあそれもまたいいかなと思い、話を聞き、コメントをする。
ふむ、長い一文だ。
◆
久しぶりの授業では、相変わらず時間が足りない。
時間管理が出来ないでいて、授業づくりの方法を教えていてはいかんなあと思うのだが、あれもこれも話しておいてあげたいと思うと、つい、長くなってしまう。すまん。
今日は、
1)テスト問題を解く。
2)写真と韻文の葉書の鑑賞。
3)「一枚の写真から」の演習。
4)デジタルストーリーテリングの鑑賞。
といつも以上に盛りだくさんであった。
1)は、模擬授業の範囲で定期考査を作り、そのテストを模擬授業のグループで同じだった人に渡して、解いてもらう。採点して素点表に記入するところまでが課題。この素点表を元に、来週は評価から評定への実際を、エクセルに入力しながら体験する。
2)は、いわゆる資料集作り。デジカメで撮った写真に、その写真に相応しい短歌を添えるという課題。ワードのファイルの上に写真を貼付けることすら出来なかった昔を思い出せば、かなりの進歩。
3)街中にある一見なんでもないが、よく見るとおかしなものを撮影し、何がおかしいのかを考えるクイズ。「vow」とは違い、メディアリテラシーの一環として行う。単なる間違い探しではなく、論理的に矛盾しているものなどを捜してくるというもの。ちょっと高度な課題である。当てっこをした。
4)デジカメで撮影した写真から、簡易動画に変更し、音楽とテロップをいれて作品にする。これを鑑賞し合った。時間の関係で半分の作品しか見ることが出来ず、残りは封印して来週見る。
◆
確かに盛りだくさんだから時間がかかるのは仕方がないが、本当の敗因は私の指示ミスにもある。1)の問題を「きちんとホチキスで留めて、さっと相手に渡せるようにしておくこと」としておかなかったことに問題があったかな。
問題、解答用紙、模範解答の三枚をワンセットにしておかなければ、さっと相手に渡すことが出来ない。ここの指示が(ま、もう分かるだろ)と出しておかなかった結果、時間がかかってしまったのだ。うーむ。「このぐらいやっておけ」と注意すべきか、指示を丁寧にすべきか。来週時間があったら、学生たち本人に聞いてみよう。
◆
ま、でも、だいぶパソコンを駆使して教材やら問題やらを作れるようになったな。
よしよし。
個人的にも良いことがあったし、
よしよし。
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