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2007/02/25

させていただく

「させていただく症候群」という言葉があるぐらい、この「させていただく」の言い方は、気になる人がいるものの、流行っている。

どうなんかなあ。本音はどうか分からないが、日本人の考え方の根っこのところにあるものが変わらないとこの言い方は変わらないかとも思う。

            ◆

ロサンジェルスオリンピックの時だったと思う。
カールルイスは、スタジアムに詰めかけた観客に手拍子、拍手を求めた。
その理由が振るっている。

「私がこれだけ頑張っているのだ。観客は応援して当然である」

これを聞いて私は、
(ああ、日本は勝てない)
と思った。

            ◆

カールルイスだって、税金でまかなわれている部分もあるだろうに、それは触れずに、自分が努力している部分を先に認めよ、自分がやっているからアメリカは名誉を得られるのであるという発想に、日本人はなれないだろうなあとおもった。

まあ、なれば良いのかどうかは分からないが、スポーツ競技においては勝負にはならないと思ったなあ。

            ◆

私としては、
(まあ、そうなる日本人の心根はそれはそれで良いのかもしれないなあ)
の一方で
(そこまで言うかお前。何か企んでいる?)
とも思うのである。

やっぱりひねくれている、私?

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