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2007/02/14

薄れいく意識の中で、目が覚めた

なんだかしっかりした夢を見て、朝早く起きてしまった。

卒業式なのである。
たぶん、中学校。
どこの中学校かなあ。
和田中学校かな。

卒業式が終わり、最後の学活をして子どもたちを送り出し、忘れ物がないか教室の見回りをしていた時に、
「池田先生、ごめんなさいね。仕方がないの」
と言われて振り返ると、私は毒針を刺されて命を狙われるのだ。

そして、それは半分し方がないと思っている私と、ふざけるなと思っている私がいて。校舎の外からは
「池田先生〜〜〜〜〜、早く!」
と娘たちが声を掛けてくる。
(ああ、死んでしまう。でも、卒業式まで無事にやれたからいいか)
なんて思いながら意識が消えて行く。

(あ、しまった。伝えておくことがあった)
と思い出し、廊下の窓の下にいる子どもたちに呼びかけた。
『金吾、金吾はいるか?』

金吾という教え子を持ったことはない。おそらく、というかほぼ絶対に濱田金吾のことである。80年代の日本AORシーンを代表する歌手、作曲家である。しかし、ほとんど誰も知らない。「横顔のタクシードライバー」「真夜中のテニスコート」など、名曲中の名曲である。でも、知られていない。

なんで、金吾だったのかなあ。
耳がよく聞こえないので、このまま聞こえなくなったらという思いが深層心理にあるのかな。だから、濱田金吾の声を聞きたくなったのかな。

薄れいく意識の中で、目が覚めた。
生まれ変わった気分であった。
うーむ。

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コメント

突然の投稿で失礼します。誰もしらない濱田金吾です(笑)
ライブも終わり久々にゆっくりとネットサーフィンをしていて偶然辿りつきました。いつかライブでお目にかかれる日を楽しみにしています。

いやあ、ご本人でいらっしゃいますか。
なんとも、憧れのご本人からコメントというのは緊張します。

誰も知らないなんて失礼なことを書いてしまいましたf(^^;。エントリーにも書きましたが、知る人ぞ知るです。私は「金吾さんのを知っている」という人だけで、その人の音楽センスを信頼できてしまっています。

関西地方でライブがあるとき、時間をつくって見に行きたいなあと思います。でも、泣いちゃうだろうなあf(^^;。

ありがとうございました。

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