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2007/02/26

伏線発見 「スイングガールズ」

昨晩久しぶりに「スイングガールズ」を見た。
この頃の上野樹里ちゃんは好きである。冷静に考えると非常に嫌な女の子なのだが、それでも表情は豊かで見ていて
(ああ、こういう女の子に生まれたら高校生活は楽しいだろうなあ)
と思わせる。

            ◆

以下、ネタばれあり注意

            ◆

野球部の応援に行くシーンがある。一回食中毒になったブラスバンド部が復活して、再び演奏ができることになり、野球部の選手の一人に惚れているトランぺッターの女の子に連れ添う形で、三人で応援に行くシーンである。

試合は九回ツーアウトランナーなし。
そこに、代打で出て来たのはトランぺッターがほれている男の子。

私はここのシーンが良くわからないでいた。
なんで、わざわざストライクを2球見逃すシーンを描いていたのかが。
映画のテンポから言うと妙に無駄に饒舌なのである。
こんなシーンは入れなくても良いと思っていた。

それが、昨日見ていて分かった。

            ◆

2球見逃した後、スタンドから野次が飛ぶ。
「見逃したってダメだ。スイングしなければ意味がない!」
と叫ぶのだ。

(あ、これか)

            ◆

もちろん、バッターとジャズとでスイングにかけているのだ。
この「スイングしなければ意味がない!」は映画後半のキーワードになってくる。

はあ、すっきりした。

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コメント

突然失礼します。
よく先生のブログをこそこそと見ていましたが、やはりこの話題は是非コメントをしたいと思い書き込みました。誰か分かりますかね?この前学食で少し話た者です。


「見逃したってダメだ。スイングしなければ意味がない。」
なるほど。そういうことでしたか・・・。何気ないシーンにも意味が込められているのですね。こんなシーンにも気がつける先生にも感服しました。
私は、全然スイングとは関係ないんですが、猪に追いかけられシーンにいつも爆笑します。

先生も一度、楽器を吹いてみてはどうでしょうか?
吹奏楽部はいつでも大歓迎ですよ。
人数は少ないですが熱い部活です。
是非今年も定期演奏会をする予定なので時間があれば見に来てください。

私はいつも吹いていますよ。ホラをf(^^;。

楽器は一時期、笛系にハマっていましてリコーダー(ソプラノ、ソプラニーノ)、フルート、竜笛をやっていました。特にリコーダーはいつでも持ち歩いていて、「音響兵器」と言われていました。

「ケンブリッジバスカーズ」の演奏を真似したり、オペレッタ「こうもり」の「アデーレのアリア」をリコーダーで吹くのが大好きでした。

ですが、楽譜の読めない私でしたf(^^;。

耳が治ったら顔を出しましょうかね。
では。

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