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2007/02/14

糸井先生の母校

今日の高校での模擬授業は、京都の日本海側まで出かけて行った。なんと糸井先生の母校である。

学校の中に入ると、廊下がとんでもないことになっていた。南からの暖かい風を含んだ低気圧のせいで、校舎の中が結露して、廊下が水浸しであった。追いかけっこをしていた男子生徒が滑って転がっていた。バレンタインデーだけに、興奮しているらしい。

子どもたちは、非常に素直で丁寧な感じであった。廊下ですれ違う生徒の90%以上が挨拶をする。学校と言っても実に色々とあるなあと、高校での模擬授業を通して改めて思う。生徒としても先生としても、どこの学校に行くかによって随分違った人生になるだろうとは思う。

もちろん、違うということと、良い悪いと言うことは別問題であるが。

            ◆

昼ご飯は、ネットで調べておいた駅前の定食屋に入る。刺身定食を頼む。税込み1050円。これで刺身が7種類ついている。お値打ちである。海は荒れていたと思うのだが、新鮮な魚であった。冬の日本海の魚は、やっぱり美味い。

            ◆

今日の内容は、幼児教育分野であった。

赤ちゃんが子どもになる時に、脳みそはどのように変化をしていくのか。それが言葉を獲得する時にどのように影響うするのか。どのようなことが指導者としての先生には大事なのかのような話も含めて行う。

その子どもの一生の土台が三歳までに作られるのであるから、とても大事な仕事であり、学ぶことは沢山あるんだと話した。

            ◆

駅前の魚屋さんで、刺身になる魚を手に入れる。あまて鰈、アジ。卸してもらえると言うので、お店のおばあさんに頼む。甘鯛や蟹にも食指が動いたが、これを買って帰ってしまうと大酒になってしまう恐れがあり、それは耳に良くないと我慢。病気になると我慢を覚えるなあ。なる前に覚えろってf(^^;。

駅からは、タンゴエクスプローラーなる列車に乗る。ディーゼルで動き、「二階だけ」列車である。窓が広くとられており、丹後の海を眺めるのに適した作りである。残念なことに転機が良くなく、青々とした海ではなかったが、冬の日本海はそういうものだろう。

大江、由良など百人一首に縁のある地名を走り抜けて行く。
(「大江山いくのの道のとおければ・・・」って、随分遠くまできていたのね)
(「由良の戸を渡る船人と・・・」って、この川を渡ったのかな)
と楽しむ。百人一首の歌枕も結構回ったなあ。

            ◆

はあ、移動に疲れたなあ。
時間だけなら、東京往復の時間だけ列車に乗っていたからなあ。

よし、明日は大阪の学校だあ。

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コメント

糸井です。我が母校に行っていただけるとは、何とも嬉しい限りです。私が通っていた頃は、木造の味のある校舎だったのですが、今の校舎になってからは入ったこともないです。
今度は、是非、季節の良い時期に御一緒しましょうよ。

ハシダテ3号で向かいました。
いやあ、遠かったっす。
京都は広いですねえ。

美しい町でした。

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