耳のMRI検査
念のために耳のMRI検査を行った。耳鳴りが脳の腫瘍などから発生することもあるということだからだ。その場合は体がめまいがあったりするということ。
「めまいはありますか?」
と言われると、気の弱い私は
『んーん、ないと言えばないし、あると言えばあるかな?』
となってしまう。
MRIの検査をしたこともないし、これも経験と思ってやってみた。
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強烈な磁気で体の断面図を取って行く。体をスライスされるわけだ。どういう仕組みでなっているのか私には全く分からないが、狭いところに入れられて、なおかつかなりの音が鳴り響く場所に20分以上いる。閉所恐怖症の人にはダメだろうなあと思う。
私と言えば、初めての経験にわくわくしていたのは最初の5分ぐらい。あとは、なんと寝ていた。寝返りを打つと始めからやり直しなので、それだけは注意して寝ていた。ぐーぐーぐー。
結果は御陰さまで、腫瘍は「なし」でありました。
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はじめて自分の体の断面図を見たわけだが、なかなか面白かった。
多少の誤差もあるのであろうが、右脳がでかかった。
右脳と左脳の働きは、世間で言われている程厳密ではないという説も最近はあるが、それにしても興味深かった。
思わず先生に聞いてみた
『先生、これ、どうなんですか?』
「いやあ、特に問題ないですよ」
『問題があるとかでなくて、この大きさの違いって結構あるんですか?』
「そうね。あるよ」
ふーん、そうなんだ。
大きさが違っても上手く行くのね。人体の神秘。
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夕方から教授会。良い教授会だったなあ。
みんながそれぞれの立場を慮りながら、京都橘大学をいかにしてより良い大学に作り上げて行こうかという話をし続けた。
今の大学は何処の大学であっても色々な意味で改革をしなければならない。そんな中で今日の教授会は、それぞれの立場の人が、少しずつ痛みを背負い、大きな意味でよりよい方向を目指して行こうということを話す教授会であった。
私は、切なさの中にもやる気の出る教授会だなあと思った。
流石、文学部教授会である。
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さて、明日はFD学習会。本学の先生方の前で「授業方法の改善プラン」についてご説明申し上げなければならない。この準備も事務方のT川さんのご協力で、なんとか完了。
さて、研究室の引っ越し準備はいつになったら始められるのであろうかf(^^;。
書かなければならない文章があるので、なかなか本を片づけられないのよねえ。
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