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2007/03/24

空の国

静かだ。
新しい住まいは、本当に静かである。
いまの私の場合、静かになると耳鳴りを意識してしまうのだが、その耳鳴りすらもこの空間に佇むと、静けさを表す擬音語ではないかと思えるぐらいである。

            ◆

昨日のパーティで引っ越しのことをある人に話した。
「先生、滋賀県はお気に入りですか?」
『はい、とても気に入っています。兎に角びわ湖は奇麗ですし、電線のない広い空が良いです』
「そういえば、滋賀は湖の国、湖国(ここく)と言う言い方をしますが、私の知り合いは違うと言っていました」
『なんですか?』
「空の国だということです」

            ◆

空の国かあ、いやあそれは分かる。
この広い空というのは、なかなかありえない。
昼の空も、夜の空も良い。

義理の父は、この景色を見て
「船のデッキにいるようだね」
と言った。なるほど、そうかもしれない。

夜、風呂から換気されるその空気の音を聞きながらテラスにいると、なんか飛行機で夜の空を飛んでいるかのような気持ちにもなる。

            ◆

滋賀県は空の国。
なるほどなあ。

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