このまま春か
一進一退とはこのことである。
朝は割といいのだが、時間が経つと音が高音域で鳴るようになる。点滴を打ち、薬を飲む。他にもインターネットで手に入れた情報や何やらをあわせてやっている。心なしか聞こえる音域は増えてきていると思うのだが、いかんせん耳鳴りがね。
さあ、新学期までには何とかするぞ。
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病院での点滴、今のものは筋肉の痛みを副作用に持つため、時間をかけて行う。だいたい二時間ぐらいだ。事前にトイレに行って、椅子かベッドに体を預ける。いまの病院のベッドは狭いので椅子があれば椅子にする。
今日は日曜日だったため、空いている。椅子に腰掛けて本を取り出す。
こう見えても私は計画性がある。二時間も点滴でホゲーッとするのはつらいので、朝は早起きをしている。こうすることで点滴の最中に寝ることができる。さらに、本も用意している。
昨日読んでいたのは、小浜逸郎さんの『人はなぜ死ななければならないのか』である。小浜さんの「なぜ〜?」シリーズの三冊目で、いつも通りにかって読んでいたのだが、どうも視線が痛い。さすがに病院で、しかも点滴を受けながらこの本を読むのはかなりブラックである。やっぱり計画生はないか。半分ぐらいまで読んだのだが、今日は続きを読むのはやめた。
今日の本は久しぶりに楽しみの読書。『パパとムスメの7日間』(五十嵐貴久 朝日新聞社)。前半まで読み終わる。前半は『転校生』と同じような展開。後半もこのままであったら許さないが、まさか『1985年の奇跡』『ロケットボーイズ』の五十嵐さんが、このまま終わるはずはないだろうと思いながら、読み進めた。さて、どうなるかな。
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大学に立ち寄って、薬を飲む。研究室にいくつか置いてあったので、昼ご飯の後の薬を飲みに立ち寄る。
大学は人もいない。その中で春が確実にやって来ているのを感じる。早いなあ、今年の春は。
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家に帰ったら第62回びわ湖毎日マラソンのゴールの時間が近いことが分かる。慌てて奥さんと一緒に、見物に出かける。
いやあ、暑い。半袖のTシャツで良いだろう。この条件でマラソンはきついなあと思っていたら、結構途中リタイヤをしている選手が出たそうだ。分かるよ。見ているのは良いけど、これを走るのはねえ。
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表彰式まで見た後、近くの公演まで散歩。
いつも161号バイパスに行く途中に見る満開の梅が気になっていたので、近くで見ようと皇子山をダラダラと登って行く。
近くで見てみたら、なんと、桜であった。なんとも信じられない光景。
梅も満開であったが、馬酔木も満開。おい、馬酔木って五月の花じゃなかったか?
これはやっぱりおかしい。おかしいが、きれいなので鑑賞する。うーむ。
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夕食を食べに大津の方に出かけて行った。が、もうほとんど「春宵一刻値千金」の言葉通りで、夜桜見物のころよりも暖かであった。満月が出ていた。
もう、このまま春なのだろうか。
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コメント
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行ったり来たりしていたため、
風邪をひいてしまいました。
風邪を引くと、体の一番弱いところが
まず弱くなります。それが耳なのです・・。
早速、中華街のお茶屋さんに行きました。
お茶だけ飲む店です。
八宝菜ならぬ八宝茶を飲みました。
風邪にきくそうで少しよくなりました。
漢方茶が薬のじゃまになるといけないのですが、
先生に贈ろうかなと思ってしまいます。
また、京都に立ち寄る時など、お渡ししたいな。。。
お大事にしてください。
投稿: ながたく | 2007/03/04 21:30
お心遣い、ありがとうございます。
なんか体のことばかりブログに書いてもなあと思うのですが、記録を取りつついくのが私には合っているような気がするので、しばらくは時々書くつもりです。
今は点滴と薬と併用しております。あと東京の時にお世話になった整体の先生の紹介の先生のところにも行ってみるつもりです。
教えて頂ければ、そのお茶取り寄せてみますf(^^;。
よろしくお願いいたします。
ながたくさんも、風邪おだいじにどうぞ。
投稿: 池田修 | 2007/03/04 23:23
ありがとうございます。
お店の名前を忘れてしまったですが、
「はっぴょうちゃ」とお店の人に聞いてみます。
下のはちがうお店ですが、よく行きます。
お茶の注文もできます。
http://www.goku-teahouse.com/
投稿: ながたく | 2007/03/04 23:48
あ、悟空だ!
私、立川のグランデュオに入っている立川店でお茶を買ったことがあります。
へー、こういうところでもご縁があるのですね(^^)。
ありがとうございました。
投稿: 池田修 | 2007/03/05 18:20