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2007/04/24

授業の感想に答える6〜12

引き続き、感想に答えて行きましょう。なんか、諸君の感想の文面が一気に長くなったと思うのは、気のせいでしょうかf(^^;。

S1 教師にとって“声”は本当に大切だと思う。実際私は今生徒であり、何人もの先生の授業を受け、今までもいろんな先生から教えを受けてきた。そこでやはりハキハキとした先生もいれば、何を言っているのか分からない先生もいた。私は、先生によって自分の理解力も変わってくるし、その教科に対する興味や関心も変わってくる。そうなれば先生というのは生徒の人生に大きく影響を与えることになる。
私も、影響を与える先生を目指す者として、生徒への向き合い方をいろいろ学びたい。そこで今日の授業は本当に授業をする上での基礎であり、一番重要な部分でもあったかと思う。“何を伝えたいかを考えて話す”また目的別で、注意なのか、しかるなのか、ほめるなのか・・・。また、立ち位置によって聞く側の感じも話す側の感じも変わるということ。声の通り方は教室の前と後ろで違うこと。分かっているようで、いつもは別に気にしていない、しかしそれはとても重要なことであること。そんな重要な発見ができた授業だった。
まだ実践の経験がない私は、想像上の自分でしか考えられないけど、イメージトレーニングも重要だと思うし、今日学んだことは常に頭に置きながら、これからも授業にのぞんでいきたい。

T 大学の授業でできることには限りがあります。90分で理論と実際とをやるのは時間が本当に足りません。それを補うために参考文献をどんどん紹介しています。理論の部分を補うためです。読み進めてください。
実際のところは、理論を意識してトレーニングすることが大事です。分かったことをできるようにする。そのための方法がトレーニングです。

S2 今日の授業は、私にとって一番必要であり、一番苦手なキーワードでした。大きな声で話すという事が苦手なので、声で勝負という教師の仕事が今でも不安でいっぱいです。克服するためにも、今日の授業で聞いた、『正しい発声』や、『どうやって声を出すか』ということに興味を持ちました。
中学の頃、学級委員をしていた時も、どうしたらみんなが聞いてくれるんだろう…と試行錯誤を重ねたこともありました。困ったときは担任の先生がクラスを静めてくれたり、板書を手伝ってくれたりと、助けの手が近くにあるという状況でした。しかし、今度自分が教師になるということは、生徒に教えなくてはいけないし、伝えなくてはいけないという立場になります。それを思った時、声の大きさ、伝える方向が本当に重要になっていくんだと、感じました。教卓より前に立つか、後ろに立つかで話を聞く側にいる生徒の気持ちの動きも違うということや、感情を伝えるのに方言で話したほうが、伝わりやすいということも、改めて知り、勉強になりました。
話す技術である構成で、授業の初めに『今日は○○について話します』とか『全部で3つあります』というように、はっきりとしたゴールを示してくれる先生の授業は受けやすいと私自身も思っていました。大きな声という苦手分野ではあるけれど克服しながら、聞き手にとっても話し手にとっても窮屈にならない、話術を身につけていきたいと思います。

T 自分が苦手な分野を理解しているということはとても大切なことです。苦手なことが分かれば、対策が立てられます。
大きな声が出ないのであれば、出すための筋肉トレーニング(冗談ではなくて本当に)をすることなどもあります。さらに、小さな声であっても、構成やデリバリーが上手だときちんと伝わるということもあります。
課題はどこにあるのかを認識し、対策を立てましょう。

S3 「声で勝負!」今回の授業を受けて、本当にそうだな、と思いました。
私はよく、あまりの早口のため聞き取ってもらえない事が多い。自分では、ゆっくり話しているつもりでも、現実はそうでない事が多い。私は高校生の時に携帯で自分たちの会話を録音したことがある。本当に驚いた...よく噛まずに舌が回るな〜と感心したほどだった。このままでは、生徒に伝わらず、コミュニケーションさえ出来ないかもしれないと思った。
私は生徒と書道を通して、いっぱい伝えたいことがある。だから、まずは、これから毎日、ゆっくりと人に伝える、という事を意識しながら話そうと思う。そして恥をかかないように「正しい言葉」を使いたい。本や新聞を読まないと・・・と今日も感じました。

T 録音すると本当にびっくりします。まずは、自分の現状を確認することです。
伝えたいことがあるとき、たくさん話すという方法をする人が多いのですが、逆に、伝えたいからこそ黙るという方法もあります。ま、少しずつ勉強してください。

S4 今日の授業で生徒に対する話し方、声のかけ方の難しさについて知りました。
授業の中でも発声にメリハリをつけ、立ち位置にも気を配り、間をあけ、話すスピードに変化をつけたり・・・と沢山のことに気をつけなくてはならないことを改めて知りました。
先生が夏場でも首にタオルを巻いて寝たという話を聞き、教師というのは本当に「声で勝負」なんだと思いました。
これからきちんとした発声を身につけていきたいと思います。

S6 
声。
追求していくと、どんどん可能性が見えてくるものです。声自体はただの周波なのに……出し方ひとつ・工夫ひとつでどうしてこうも伝わり方が違うのでしょう。
声は『出る』ものではなく『出す』ものなのだと実感しました。ただの音じゃなく、言葉や感情がついてくるからこその“声”なんですね。
そして鍛えることで変化がつけやすいからこそ、自分だけの武器(個性)になるのだな、と今回の授業を受けて思いました。
ここ二年ほど合唱をしているので発声は触り程度なら知っていますが、歌うときに気をつけることと喋るときのそれがこんなにリンクしているとは思っていなかったので衝撃です。特に声のベクトルの話は興味が沸きました。人前で喋るときにどんどん試していこうと思います。

T いっぺんに全部を理解するのは難しいと思います。一つずつ理解していいって下さい。そして、一つずつ理解して行ったら、次に一つずつ身につけて行ってください。
意識してできるから、無意識にできる。そして、さらに意識して使うというように身につけた技術を使えるようになるのが、発達です。「出る」から「出す」へ。そして、「出す」から「出る」へと行くはずです。その最初のスタートラインについたと思ってください。

S5 今日の授業で黒板に板書する際に赤色のチョークを使うのは適切でないと初めて知りました。黒板に板書する際は、「大きく、濃く、丁寧に」の三つを注意して書くことは知っていたのですが、色のことまでは注意が行き届きませんでした。
 生徒の中には色弱の子や、その他の障害を持っている子がいる可能性があります。授業は自分中心で行うのではなく、生徒中心に行うものです。自分一人の判断ミスが生徒を傷つけ、その後の人生を大きく狂わせてしまう可能性もあります。このようなことをつねに念頭に置いて生徒と接しなければいけないと思いました。

T 教師は生徒に不利になるかもしれない個人情報は、きちんと守ります。だから、どの子どもがどのような健康状態になっているのか等は、知っていても生徒には伝わらないようにします。だから、君たちが生徒、学生のときには分からないのが当然です。
それでも教師は、身体的にハンディのある子どもを守りながら授業や指導を進めて行きます。その時に他の生徒から
「なんで、あの子だけあれは良いの? 先生、贔屓じゃないの?」
と言われることがあります。そのとき、
『いいですか。人には色々な事情があるものです。言いたくないこと、知られたくないこともあります。それを理解しなさい』
などと教えながら、前に進むしかないのです。そのときに子どもが
(なるほど)
と思うかどうかは、先生が信頼されているかどうかにかかってきます。先生が努力を重ねなければならないのは言うまでもありません。

S7 教師になるために必要なことの中に、声の出し方があることにまず驚きました。大きな声を出さなくてはならないのはわかっていたけれど、「声の出し方」「どうやって声をだすのか」というふうに理論的に考えて、発声についてを学ばなければならないんだなと思いました。
次に、『教育ではどんな声を出すのか』という項目で、明るい声から始めるとありました。そこでは“笑顔”で話さなければいけません。私は笑顔が下手だと思っているのですが、頑張って自然な笑顔ができるようになりたいと思いました。また、“間”の話では、私は話の中で、「えー」「〜でー」などが多いです・・・。人と話す時にできるだけそれが出ないように気をつけなければならないと思いました。
最後に、自分の経験などを自分のコトバで話せるかどうかが大切ということから、もっとたくさん勉強や体験をしてその中でたくさんの失敗を重ねて、自分の事を語れるようになりたいと思いました。語るときには、大きな声で言えるように・・・。発声ということを意識しなければならないと思いました。

S8 今日の万葉集の板書はとても緊張しました。書いてから自分の席についた時、2行とも見事に歪んでいてとてもショックでした。ノートに書くのと黒板に書くのとでは全然違うかったので、今まで板書してきてくれた先生方ってすごいと思いました。

S9 教師という職業は深いものだと思ってはいたけれど、正直思っていた以上の深さでした。声の出し方や大きさ、スピード、立ち位置、ジェスチャーになどによって子供達に対する伝わり方も変わるし、まさしく教師は声で勝負しているなぁと感じさせられました。
今日の授業をきっかけとして、自分の声質や話し方を知り、日常の中から意識して話しをしようと思いました。

S12 今日の授業では、教師にとって「声」がどれだけ大切で、重要になるものなのかよく分かりました。
授業をするとき、ただ喋るのではなく、目的・状況に応じて発声をかえたり、声の出し方、話しの仕方など、こんなにもたくさんの事を考えなければならないのかと、驚きました。
今日教えてもらった大きな声の出し方や、間の作り方など、実践してみようと思います。

T 自分の課題が見えてきたことは、大きな進歩だと思います。今、多くの人は学校教育現場に立ってからこれに気がつくことが多いと思います。採用試験の1年前、現場に立つまえの2年前ですから。まず慣れることです。そして、習熟に向かいます。さあ、スタートです。

S10 今日の授業で先生が、「発音は目的・状況によって変えるもの」とおっしゃいました。その説明を聞いていて、「うん。うん。」と納得して聞いていました。頭では理解していることも、改めて言われると、やっぱりとても重要なんだと感じます。また、理解しているだけでは駄目で、知識として吸収したぶん、放出していかなければならないとも感じました。
前回の授業で先生が「生徒を見抜く力も必要」とおっしゃっていたことが、発音でも必要なのかと思いました。一言で「目的・状況」とは言うものの、そこには、常に生徒を見ている教師がいると感じました。
 また、私が一番驚き、これから私が習得しなければならないと感じたことがありました。それは意識から無意識しなければならないということです。どのような言葉を生徒に言うのかは、考えて言うのは駄目で、瞬間的でなければならないということです。私はまだ、言葉のレパートリーが少ないと思うので、これから経験をつんでいきたいと思いました。

T 教師に必要なことは、経験を積むことです。経験を積むことで子どもの見え方が多様になり、指導の切り口も豊かになります.学生のうちは、その経験を積むことが難しいわけです。ですので、お勧めは、

1)学習集団を指導できる塾の講師をする。
2)研究会に参加する(私の研究室の壁に案内があります)。
3)実践記録の本を読む。
4)教育雑誌を読む。(「授業づくりネットワーク」がお勧め。図書館にあります)
5)教育に関わるボランティアに参加する。
6)教育に関わる自主ゼミに参加する。

ちなみに、私は大学のとき、1)、3)、6)をしていました。

S11 この授業を受ける度、今まで知らなかったことや知ってるようで知らないことを学べる。すごく自分の為になっている気がして大変だけど嬉しい。
今回は声についてだが今の自分でも実際に試してみたり練習したりできる事もあったので早速明日から特訓したい。
伝え方を学び身につけるだけでこれからの人生大きく変わる気がした。

T そう、大事なのは知っているようで実は知らなかったということを知ること。そして、身につけること。まず、知るとはどういうことなのかを考えてみると良いですね。参考文献は『「わかる」のしくみ—「わかったつもり」からの脱出』(新曜社 西林 克彦 )などがあります。

S13 教師にとって「声」が重要であり、目的・状況によって発声が変わり、瞬時にその判断をしなくてはならなく、その言葉で生徒に多大な影響があると分かった。教師という仕事は繊細で激務だと感じた。
今回の授業の中で、
『お笑いの世界に学ぶ教師の話術』が紹介されてとても興味を引かれた。
お笑いが好きなので、一度読んでみたいと思った。先生の話で竹中直人の芸の話がでてきて、私は以前テレビで見て、その時、やってみたが全然出来なかったことを思い出しました。

T お笑いが好き。それならば、「お笑い教師同盟」http://www.owarai-kyousi.com/に加入をお勧めします。私も入っています。この同盟の出している本を読むことをお勧めします。世界が少し広がると思います。

S14 声を出していられる限度が3時間だと聞いて驚きました。
そのことを聞いて実際に考えてみると教師の声は出勤してから仕事を終えるまでずっと声を出している仕事だということを改めて感じました。
このことを考えるといかにして仕事を終えるまでの間、声を出していられるかという配分を考えなければならないと考じました。

S23 声を出すということ。それはすごく単純な行為のはずなのに、状況が変わるとすごく難しくなるものなのだということを、今日の授業で改めて知ることができました。
私は普段、大勢の人の前に立って喋る、ということをする機会がありません。なので、実際その場に立った時に出来るだろうか、と不安にもなりました。頭ではわかっていても行動に移せない。そうならないように、これから声を出す時には少しずつ意識していこうと思います。
そして、「お疲れ様」の話がすごく印象に残りました。なぜなら、自分もよく、誰に対しても「お疲れ様」と言ってしまうからです。自分が気付いてないだけで、そういう言葉は他にもあるのだろうと思います。発声だけでなく、ことばも普段から意識して使うようにしなければならないと感じました。

T 一度やってみると良いですよ。三時間ずーっと本を読み続けることを。生徒の前で立って、本を持って、声を出して読みます。それを録音しておくのも良いですね。いろいろなことが分かると思いますよ。教育実習に行く前に挑戦することをお勧めします。これも一つの準備です。

S15 今日の授業を聞いて教師には「声」がとても重要なものなのだと知りました。そしてその「声」の中でも私は「間」に関する話がとても印象に残りました。先生が授業中に例えで「『え〜』の回数を数える生徒もいる。」と言っていましたが、私も実際に中学時代に先生の「え〜」の数を数えたことがあります。その時は「この先生はなぜこんなにも『え〜』と言うのだろう?」と少しイライラしながら思っていましたが、おそらく今自分が大勢の人の前に出て話をしたら、言葉が続かなくておもわず同じようなことを言ってしまうと思います。無意識にでてしまう「え〜」という言葉だからこそなかなか直すのは難しく、教師が生徒に対して丁度いい「間」を提供するのはとても困難なことなんだと思いました。普段話す時に意識していなかった「間」というものを改めて考えさせられた時間でした。

T 「え〜」を言いたくなったら、黙ることです。黙れば、間になります。って授業中にも言いましたが、これがなかなかできないのですね。でも3ヶ月ぐらい意識して、録音して振り返れば治りますよ。できるかできないか、ではありません。やるかやらないかの話です。

S15 「さんまと紳介の違い」が特に興味深かったです。

さんまはアシストのパスを出してゲストにゴールさせるのに対し、紳介は自分でゴールを決める。なるほど、そのとおりだと思いました。

教師が子どもに知識をひけらかしても、子どもは何の関心も持たない。子どもが興味を持つのは、「自分はできるんだ」と思わせてくれる教師なのだと思いました。

T これだけ巷に情報が氾濫すると、知識を持っているだけでは評価されないわけです。一見くだらない知識が、先生の説明を聞いたらなるほどと思えるような、その切り口を提示できるかどうかがポイントです。

自分はできるんだ!と思わせてくれる先生、そうです。そんな先生になってください。そして、本当にできるようになる子どもを育ててください。

S16 「教師は声が勝負」ということが授業を聞いてよくわかりました。どこで誰に何を話すかが重要、声の大きさもその場にあっていなければならない、正しい日本語、正しい言葉を話さなければならないなど、今の自分にはできないと思うことがたくさんありました。100人いたら100人が、自分に言っていると思うような声を出すことはできないし、正しい日本語を話せるかというと全く自信がありません。発声に必要な要素やどうやって声を出すのかということを聞いたので、実践していこうと思います。これからの自分に必要な話がたくさん聞けたと感じています。自分の言葉で話せるようにもなりたいし生徒が引きつけられる雑談ができるようにもなりたいと思いました。

T 普段何気なくできていると思っていることを、本当にできるようにすることは、実は難しいんですね。自分ができるようになり、さらに国語の教師であればそれを子どもたちができるように指導できなければなりません。

さあ、教師修行は始まったばかりです。

S17 今日の授業を受けて、人前で話をすることは、本当に難しいことだし、奥の深いことだと思いました。
それと同時に、普段、少し気を付けるだけで改善されることも少なくないなと感じました。
声の出し方やメリハリをつけることはトレーニングが必要かもしれないですが、立ち位置を変えたり、ジェスチャー加えたりすることはすぐに実践できるのではないかと思ったからです。

私はキャンプカウンセラーのボランティアをしているので、こどもたちの前で話す機会がありますが、なかなかうまく話せず、こどもたちに伝わっているのかどうか心配になる時があります。
それが小学校低学年や幼児なら尚更です。
相手に合わせて話し方を変えることも必要なスキルだと思います。
今日の授業を参考に実践して、自分の力にしていこうと思いました。

ちなみに…そのボランティアの研修で、間を含めた話し方を修得するために落語を見て練習したことがあります。
先生が明石家さんまの話をされたこともあり、芸能の中にもヒントは隠されているのだと感じ、その研修を思い出しました。

S18 私は、人の前に立って話す事が苦手です。「教師は声で勝負する」と聞いてどきっとしました。声の出し方など、練習しようと思いました。

今日の授業で印象に残ったのは、しんすけより明石屋さんまのような教師にならなくてはいけないということでした。授業の中で生徒の一人一人を尊重し、個性を伸ばしてやることも大切なんだとわかりました。

T なんだかんだ言って、落語家漫才師は、話のプロです。学ぶところは多くあります。そして、教師も話のプロでなければならないと思っています。

S19 本日の講義を受けて、教師には教科の指導以前に板書の仕方から声の出し方に至るまで注意すべき点が山のようにある事が分かりました。
声の大きさや発音の明瞭さなど、今の私には少し自信がありませんが、これから一歩ずつでも前進していけたらよいと思います。
普段意識の行きにくいところではありますが、声の出し方などのテクニックはコミュニケーションや発表などの場面でも必要となることが多いので、毎日の積み重ねで身に付けられるように努力したいです。

T テクニックを身につけることもとても大事だと思いますが、その一方でどうしても子どもたちに語りたいというものを貴方自身が身につけることも、とても大事です。その両方が上手く重なり合った時に、子どもたちに届く語りができるのだと思います。

S20 『校庭で100人に伝わる声』
私は正直出せるかわからない。友達と会話しているときも、「何?篭ってよく聞こえんのやけど」と言われてしまう。
原因に、今日池田先生がおっしゃっていたような、口を大きく開ける、相手の方をきちんと向く(声のベクトルのイメージ)がきちんと出来てなかったことがあると思う。
これから日常的に意識して直していきたい。
また、授業のところどころで有効な雑談を入れることは、生徒の集中力を高めるうえで大切な行為だと思った。自分自身も数多くの雑談ができるよう、出来る限りたくさんのことに挑戦していきたい。
旅行が好きなので、この大学生活中のどこかで一人旅にでもでかけようかな。

T 一人旅、是非出かけてください。それも海外が良いな。そして、それは日本よりも経済的に貧しいところが良いです。経済的な貧しさ豊かさと心の貧しさ豊かさを、考える良いきっかけになると思います。また、子どもたちは旅の話が大好きです。たくさん旅してください。将来の子どもたちのためにも。

S21 復習として国語科教育法を聴講して、まだまだ自分なりの課題が多いと感じた。
今日の授業でやった「正しい発音とは自分の感情がきちんと表現できる声」というのが印象的だった。
声を出すことにはなれてきたが、自分の感情を表現するまでには至っていない。
教育実習まで一ヶ月半。それまでにもっと声や板書の力を付けたい。
私たちのゴールは教育実習でも採用試験でもないが、まずは一つ一つクリアしていきたい。
頑張ります。

T そう。実習はゴールではないが、大事な通過点である。しっかりね。

S22 今日の授業で「声」についての話を聞きながら、以前にビデオにとった日本語教授法の模擬授業での私の様子を思い出していました。自分の欠点はわかっているつもりで、夢中になると失念してしまいます。常に自分を客観視することが大切なのだと思いました。一人に質問しているときも全体に話しかけているようにする、というのは自分の中では新発見だったので、心がけていきたいと思います。
 板書については、赤色が見えない子もいる、ということは身近なことなんだなと話を聞いていて感じました。

T どこかに冷静で居る自分がいないと、授業は回せませんね。もちろん、熱い自分も居ないとダメなのですが。ここのバランスは計画を立てた上で実践で磨いて行くことになるとおもいます。そして、振り返りです。

S24 板書も声の出し方も、自分の伝えたいことを正確に明瞭に伝えるためには、常に相手(生徒)を意識しなければいけないので、やはりすごく難しそうだと思いました。
ただ分かりやすく話すだけでなくて、何処から、誰に向けて何を話すか。今日は教師から生徒へ向けての方法を教わりましたが、まずは練習に、自分から友達や家族へ向けての話し方を意識してやってみたいと思います。普段出来ていないことは絶対に急には出来ないので、こうやって自分を鍛えていきたいです。

S25 授業を受けているときに、「同じ90分なのにどうして授業によって疲れ方が違うんだろう」と思っていたのですが、今日の講義を聞いて解決しました。
話し手がずっと張った声で話していたり、話の間に「えー」を多く使ったり、語尾を長くしたりすると聞き手には負担になりやすいんですね。
大勢の前で話そうとすると上手く言葉が出てこなくて、「えー」などとよく言ってしまうのですがこれからは気をつけようと思います。

発声に必要な要素で、「お腹(丹田)で声を支えること」という項目がありました。
私は弓道をしているのですが、弓を引く上で丹田に力を込めることはとても大切です。
自分が授業外でやっていることも教職に通じるところがあるんだ!と感じ、嬉しかったです。また、何事にも真剣に向わなくてはと思いました。

T 教師の話は、基本的に誰かに何かを説明する、説得するという話であることが多いです。誰に、何を「説明、説得」するのかを意識することは、通常の日常生活ではあまり考えません。だって、30人もの前で立って話すことなんぞありませんから。

だからこそ、そういう機会を作って挑戦してみてください。

S26 今日の授業で最も興味深かったのは、明石家さんまと島田紳助の例えです。

私は二人とも知り合いではありませんから人間性までは知りませんが、トーク番組などのテレビを通した印象では、明石家さんまの方が、視聴者としてゲストのことを知れる気がしていました。それが今日の話と直接関わるかはわからないけれど、明石家さんまは相手の話を引き出す(相手に自ら失敗談などの話をさせ自分を落とさせる)のに対し、島田紳助は自分が話をどんどん進める(相手の失敗談を自分で話し、相手を落とす)なぁと感じていました。

後者で注目を浴びるのは、教育の場においては教師ですが前者は生徒です。先生の話の通り、やはり生徒は自分が主役にたったほうが意欲も上がるし次に繋げることができるかもしれないと思いました。

T もう少し説明すると、明石家さんまと島田紳助の両方の立場に立てることが必要です。ただ、今までの先生はほっておくと島田紳助タイプになり、明石家さんまになることはあまりありません。なぜなら、先生がすべてを説明して、先生がすべてを仕切ることが教師の仕事と思うことが多いからです。

状況に応じてどちらもできることが大事です。

【研究会情報】

京都橘大学を会場にして、行う研究会です。若手教師を育てる研究会を月に一回をペースにして行います。全国から選りすぐりの講師をお招きします。

興味のある諸君の参加を許します。参加費は1500円から2500円です。

5月19日(土)  
講師   岩井成昭さん@美術家

1962年東京生。東京在住。1990年より音声やノイズなどを収集し、ギャラリー空間に再構成したサウンド・インスタレーションを連続して発表する。 90年代後半からは人と社会の関係性にテーマを求め、主に欧州・豪州・日本における多文化状況の調査を通してビデオや音声による作品を制作。近年では、以前からの手法に加えて、インスタレーション・テキスト・パフォーマンスなど、使用メディアや作品形態の幅をさらに広げると共に、世界各地の都市や地方に滞在し、地域のコミュニティや伝統を現代の文脈の中で再構築する試みを続けている。
 
内容    「幣のフィールドプロジェクト」
岩井さんによるワークショップと、陶芸作品作り。皆さんの作品が実際に北海道の「十勝千年の森」に送られ、オブジェとして設置されます。

この後も続々あります。研究室の前の掲示を見てください。

国語科教育法1、2通信『修学』NO7~NO13より

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