海津大崎の桜
前期は月曜日をオフの日の一つにするつもりである。後期は授業が満載なのだが、前期は高校での模擬授業が控えているため、週の中に定期的に入る授業は少なく集中講義の集中となっている。休める時に休んでおくことが大事である。
◆
なもんで、湖北に出かけてきた。
海津大崎である。
日本の桜100選にもなっているここの桜は、去年知った。琵琶湖の最北端の湖岸に全長4キロ約600本の桜があるのだ。これがそろそろ見頃になってきたというので、出かけてきた。今年は京都ではなく滋賀の桜を攻めている。
近江今津というところから、琵琶湖汽船に乗り湖上から眺めるのである。
久しぶりの船は心地よかった。
まだ、甲板にでると肌寒かったが、エンジン音の響きに耳鳴りが消えるのでこれはこれで心地よい。
全行程90分の花見は、なかなかなものであった。これで2200円ならまあいいかな。
ではあるが、折角近江今津まで来ているのだからということで、車でも海津大崎に行ってみることにした。
シーズンの土日は一方通行であるが、昨日は平日でもありのんびりと車を走らせることが出来た。桜のトンネルが4キロ続くのは見事である。あまりの美しさに、奥琵琶湖パークウェイまで足を伸ばしてしまった。
こんなに美しい道が無料というのだから嬉しい。ここも桜の名所でそのつづら折りの道を登りながら次々に展開する桜の並木の変化を追いかけて行くとかなり山を登り詰めることになる。はあ、ため息。リンクしたHPと同じような景色を見ることが出来た。
◆
だが、好事魔多し。
この道。一方通行であった。元に戻ろうと思ったらこれが出来ない。実はこの日15:00から東京から雑誌の編集者さん、17:00から糸井先生を研究室に迎えることになっていた。時間はもうすぐ13:00。
カーナビに相談したら、北陸自動車道から名神高速道路を通って帰れと指示が出た。ひえ〜、琵琶湖一周ダア。
◆
車検から帰ってきたMINIを心地よく走らせてなんとか5分遅れで研究室に到着。私が20年取り組んできたテーマについて、雑誌の総力を挙げて形にしてくれるというのである。ありがたい。
今年度本か、論文かにしてまとめたいと思っていたところなので、力を借りてやってみたいと思っている。これについて一時間ぐらい話したところで、糸井先生到着。
4/11の「明日の教室」について、打ち合わせ。糸井先生が学級経営、私が授業、そして二人で参加者からのお悩みに答えるという三部だてを確認する。
それでもって、糸井先生にも今度の雑誌の企画に加わって頂いたりもした。
◆
日帰りで東京に戻ると言う編集者さんたちと山科駅前で食事をして、さらにあれこれ話す。糸井先生とは問題意識で共通している部分が多いので、一つのテーマで話していても、まるで打ち合わせをしていたかのように話が進む。4/11がますます楽しみになった。
充実した一日であった。
この記事へのコメントは終了しました。
コメント