The New MINIを試乗
懸案の草津に出掛けていく。ついでに三大神社に足を伸ばし、藤を見学。大きな藤棚があるのだ。もう盛りは過ぎてしまっていたが、なかなか見事なものであった。神社の境内では地元の老人会が毎週一回の昼食会を開いていた。仕出し弁当を食べながら四方山話をしている。いいなあ。
食べている部屋には、昭和天皇、平成天皇の若い頃の写真が飾られていた。時代が50年前からとまっている感じであった。
◆
昼ご飯は蕎麦。国道一号線の通りにある店に入る。
何気なく天井を見たら、それこそ昔ながらの作りでもの凄く高い。壁面を見たら
「この欄間は草津の本陣の宿の階段の欄間に使われていたものです」
と説明がある。そういわれてみると将軍家の紋所が使われている。
流石、草津は東海道の宿だけある。
このそば屋の横には、名物の「うばがもち」という小粒のあんころ餅が売っている。試食をしたところ、なかなかの美味。歩き疲れた旅人にはちょうどいい甘さだろう。
◆
折角草津まで来たので、MINIのディーラーに寄る。ちょこっと気になるところを点検してもらっている間に、The New MINIを試乗する。
(ああ、私のよりも良かったらどうしよう)
とドキドキしながらCOOPERSに乗り込む。
スタートは、ボタン式に変更されていて、スイッチを押す感じ。バックする時の音、ウインカーの音は変更されている。クラッチも軽い。ふむふむ。スピードメーターはもっと大きくなり、メーターの下にラジオのチューナー等がある。ちょっとごちゃごちゃしているかな。
さて、エンジンである。
一言で言えば、別物である。OHCのスーパーチャージャーからDOHCのターボ付きへの変更である。トルク重視から高回転型への変更である。ドッカンターボではなくそれなりに下から回るが、ドッカンならドッカンでもいいのではないかと思った。でも、良く回る。しかし、あのスーパーチャージャー特有のサウンドはない。
顔つきは慣れとか、好みとかがあるだろうから何とも言えないが、ちょっと尖って長くなったし、バックビューは重心が上に上がった感じに見える。安定性が弱くなったイメージがする。
結論。
(ああ、良かった。私のOHC COOPERS方がいいや)
である。ま、身びいきの文もあると思うがf(^^;。
◆
夕ご飯は、スーパーで安くなっていた甘鯛の干物を炙って、日本酒をちびちび。
皮の部分がカリカリに焼けてこれが美味いんだな。
夜景を楽しみながらちびちび。
さ、来週もすることがたくさんあるぞ。
たのしみたのしみ。
« 「哲学」が大事になってくる | トップページ | まだ、間に合うようになりました。「明日の教室」 »
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
New MINI・・・勉強させて頂きました。
私のは1998年・ローバー社製なので、さらに古いMINIです。実は一度、BMW MINI ONEにも乗っていました。身びいきな分もあるとしても、ローバーの手作りな感覚は気に入っています。
かなり路面そのままにダイレクトに揺れるのが、ちょっと難といえば難ですが・・・
投稿: masashi | 2007/05/14 21:46
池田さんのお気持ちがびんびん伝わる文章です。
私のバルケッタも10年を迎えましたが、未だ健在です。
お手数ですが、私にも「学生をひきつける授業づくりの基礎・基本」の冊子一部お譲りいただけたら嬉しいです。
投稿: 門島 伸佳 | 2007/05/14 22:04
masashi くん、そうかローバー社製も乗っているのね。一度運転してみたいものだ。手足のように動くのだろうねえ。しかし、あれだけ違っていて全部ミニ。そして、みんな納得する作り。不思議な車だよね。
門島 伸佳さん、バルケッタはもう10歳ですか。私のはまだまだ赤ちゃんですね。しかし、この赤ちゃんは結構楽しませてくれるんですよ。
冊子送りますね。
投稿: 池田修 | 2007/05/15 10:56
ブログに書かれてある自動車用語をすべて調べましたが、いまいちピンときてません。ダメ社員サンジです。
先生みたいなお客さんが、今一番怖いですね(*_*)
突っ込まれても分かりかねます・・・しか言えません。
新型が出ても、現行のよりは必ずしもいいというわけじゃありませんよね。先生はMINIcoopers君を大事に大事にお乗りですから、ながーいお付き合いになると思います。中には酷い状態で持って来られる人もがいますからね…。先生のcooper君は幸せです^^
投稿: サンジ | 2007/05/15 12:10
全然(^^)。
私なんて素人ですよ。詳しい人は、部品の製造番号まできちんと解っていますから。先輩に解らないところ伺ってみては?
私はノーマルで仕上がったものを使い込むことで愛情を注ぐタイプです。オプションを付けて飾っておいてというのではありません。
だから、先代のカペラ君も使いまくりました。残念ながら、私の手を離れた瞬間に動きが急激に悪くなったようで、寿命を全うしてしまったようです。
COOPERS君は、毎日私の生活に彩りを添えてくれています。嬉しい限りです。
投稿: 池田修 | 2007/05/15 13:22