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2007/06/28

面談始まる

児童教育学科で学ぶ諸君は、後期から児童教育コースと幼児教育コースに分かれて学ぶことになる。そのコースを選択するための個人面談を今週から始めている。もうすでに、10人の予定のうち、「8.5人」が終わった。

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自分の進路を決めていく。これは、今の時代に生きている私達に許されている贅沢な行為なのかもしれない。150年前にこの国に命を受ければ、生まれた瞬間にほぼ仕事は決まっている。

しかし、私達は少なくとも、自分はどういう仕事に就きたいのかと考えることを許されている。そして、それに向かって努力することも許されている。私達は当たり前と思っていることだが、150年ではなく、50年前だって限られた進路しか選べない人はいたし、いまだってそんなこと想像すらできない生活を送っている若者がこの世界にはいる。

職業選択の自由は日本国憲法で守られている。しかし、その一方で勤労は義務でもある。諸君はそんな中で教師・保育士という仕事に進もうとしている。

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もちろん、選んだらなれるというのは、甘い。採用試験に合格するのは、この仕事のスタートであり、そこから1万時間の努力が必要であることは、最初のガイダンスでも述べた。

また、研究入門ゼミでさまざまな基本的な学び方を伝え、考えるという作業もさせている。

そういう流れを受けての「面談」だと私は理解している。

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で、その面談だが、考え方が甘い諸君がいる。面談への取り組みの姿勢がたるんでいる諸君である。

1)服装
2)原稿用紙の文字 その1
3)原稿用紙の文字 その2

1)自分の進路を相談する面談であるにもかかわらず、私がネクタイにブレザーを着て対応しているにも関わらず、だらしのない服装、サンダル履きで平気で面談を受けようとする者がいる。

研究室の扉に張ってある「研究室に入る際の心得」にはなんと書いてあるか。第一項目に「研究室に入る時は、脱帽、脱コートをして身だしなみを整える。」とあるはずだ。自分の進路に真剣な学生諸君は、普通の身嗜み以上で来るはずである。指導者がネクタイをして、上着を着て対応するのにも関わらず、きちんとした格好で面談に臨まないのは、失礼極まりないことだと認識しなさい。

2)「濃く、太く、大きく」書くが、できていない。美しく書けとは言っていない。美しく書くのは、難しい。また、美しすぎると読めない字になってしまうこともある。

「濃く、太く、大きく」書くことは、やればできる。時間をかけてやればできる。それをやっていないのは、私の指示を聞いていないか、無視をしているかのどちらかである。正しい指示に従った学生が損をするような指導を私はするつもりはない。

3)字が幼い。手書きできちんと文章を書いてきた経験が少ないのだろう。あなたが今作文に書いた文字で、子どもの連絡帳に説得力のある文章が書けるだろうか。

ワープロで文章を書く時代ではあるが、子どもの持ち物、連絡帳、教室の掲示物などなど、まだまだというか、これからもずっと手書きは残る。作文の字がこの程度であれば、板書はおそらく目も当てられないだろう。練習を要する。

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もちろん、きちんとできている諸君もいることはいる。だが、まだまだである。

順番が先だったがために怒られ、このように書かれている人もいるやも知れない。だが、それはそれ。できている人もいるのだから、自分の問題として引き受けるように。

これからの諸君は、「やり直し」のないように。

研究入門ゼミ通信 起筆 NO.20

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