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2007/07/18

合同ゼミで小学校教育に触れる

合同ゼミで、倉持先生と生源寺先生のお話を聞くことができた。君たちの感想を読んでも非常に充実した学びができたようだと感じている。

私の感想を端的に述べれば、
(やっぱり実践はいいよなあ)
というものであった。なんというか、上手く言えないし、誤解のある言い方かもしれないが、教育と言う仕事は子どもの社会化を促していくことのように感じた。

子どもの成長を集団の中で活かしていくという感じだ。保育と学校教育。違うなあ。でも、この二つをきちんと使い分ける、またはアウフヘーベンできるような先生になれたら、それは強いだろうなあとも思った。

            ◆

とまあ、ここまでは前回の通信に合わせて書いてみた。その方が比較しやすいかなと思ったからだ。

で、改めて思うのだが君たちは幸せだと言うことだよ。自分の進路を決める時に、こんなに良い話を、保育と教育と両方ともから聞くことができるなんて、本当に幸せだ。

変な言い方だが、通常は雑誌や本を読んで実践に触れ、その後研究会等でその実践をされた先生に直接お会いして、お話を遠くから伺って、やっとのことで直接会話できる・・・てのが、著名な先生方との出会いのパターンである。

しかし、君たちはいきなり、「直接会話できる」
→「直接お会いして、お話を遠くから伺う」→「資料を貰える」

だからなあ。
良いんだろうか、最初からこんな贅沢でと思う。

            ◆

いいんです。なぜなら、児童教育学科はそれを諸君にさせたいと思ってカリキュラムを組んであるからです。本物に触れることで教育は成立します。

ま、はっきり言ってこの凄さが実感できる諸君はいないでしょう。が、やがて他大学の教職を目指す学生と知り合いになったとき、学校教育現場、保育の現場に行った時に、その凄さは分かると思いますよ。こんなガイダンスをこんな凄いメンバーからして頂く大学一年生は、果たして日本中の教員養成系の大学でどれだけいるのかと思います。

            ◆

もちろんん、細かい手続きを経て、先生にたどり着くという中で身につけていく礼儀や作法等は、あります。君たちの場合、それをしないで直接会えてしまうので、この方法では身に付きません。

そこで別に、「動きを止めて挨拶する、名刺を渡す、お礼状を書く」等の指導をしています。身につけなければならないものは、身につけましょう。

            ◆

お二人の先生の話を聞きながら
(そうだよな。実践だよな)
と思っていました。

私の出会った子どもたちのことも思い出していました。上手く行った実践だけはありません。懸命にやっても上手く行かなかったことも思い出していました。予想以上に上手く行った時のことも思い出していました。

(いったい、教育って奴はなんなんだろう)

と改めて思っていました。そして、これから数年後に、ここにいる諸君はその、素晴らしい現実の中に飛び立っていくんだなあ、児童教育学科を巣立っていくのだなあと思いながら、お二人の先生の授業を聴いていました。

            ◆

君たちに学んでほしいことの一つは、教育は事実の積み重ねだということです。理念も理論も必要です。ですが、こうして学校教育現場では、いろいろなことを含み、乗り越え、かき混ぜ、目標に向かって進んでいく実践なのだということなのです。

あなたに出会うことを待っている子どもたちが、この地球上のどこかにいるんですね。これから実践が待っているんですね。その子のために、実践のために、充分力を付けましょう。

研究入門ゼミ通信 「起筆」 NO. 24

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