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2007/08/30

「人生初の模擬授業」

キャリア開発演習1の名物(と本人は思っている)、「人生初の模擬授業」を集中講義の最終日に行う。去年は受講生が多かったので一人三分。一回きりの模擬授業であったが、今年は少人数なため、一人五分。リハーサルと本番の二回。リハーサルの様子、本番の様子は録画して後から見直すことが可能というお得な授業構成になっている。

リハーサルの後、当然私から指導が入る。授業を作ると言うことに関して舐めている学生がいる。今年の学生たちは舐めるまではいっていないが、それでも軽く見ている学生はいる。
やらせてみる。
当たり前であるが、できない。
そんな簡単にできないのである。

            ◆

1)挨拶
2)出欠席の確認
3)季節の話題・時事問題(板書)
4)本時の授業のテーマ紹介(板書)

これだけの内容を五分間でするように指示するのだが、できない。授業を行う学年も教科も設定も基本的に自分で行って良いとしているのだが、できないのである。

板書の字がめちゃくちゃ。漢字の書き順が違う。声が出ない。声が出過ぎる。活舌が悪い。早口。姿勢が悪い。説明が何を言っているか分からない。何を説明したいのか分からない。細かい説明過ぎて授業に付いていく気がしない。

まあ、見るも無惨である。それらについて、一つ一つ解説を加え改善のための勉強方法等を指示して、リハーサルは終わる。その後、準備の時間をもう少し取って、本番である。

            ◆

大学の一、二年生のうちにまずこういう経験をしておくのは、大事だと思ってやっている。授業を受けている時は
(なんであの先生、あんな授業なのかなあ)
と思い
(オレの方が上手いだろう。ちょろいちょろい)
と思うのだが、やらせてみればできない。当たり前だが、授業を受けると授業を行うは別のことである。それがわからないんだなあ。多くのことをやってもらってきた学生には、自分で一から作り上げるという経験が少ないんだろうなあ。

本番は各自がそれぞれレベルをアップさせた。これがうちの学生たちの良いところ。指導したことをきちんと守ろうと努める。指導し甲斐があるってもんだ。

            ◆

授業の最後に口頭で感想を一人一人に求めた。分かっていることができないことに苛立ちを感じたり、落込んだりという学生もいた。ではあるが、自分ができないことを具体的に知ることができた、さらにこれから何を勉強すれば良いのかが見えてきたという意見が圧倒的であり、それは実に頼もしい答えであった。

たとえば、こんな感想がある。

引用開始 ーーーーーーーーーー

1) 今日の授業を受けて

 落ち込んでいます。自分のあまりにもの出来なさに、愕然としています。授業中はだいぶ落ち込んでいましたが、落ち込んでばかりいられないので、自分の教職への意識の甘さに向き合おうと思いました。「教職しかなりたい職業がない。」と私は言いました。何をふざけたこと言っていたんでしょうか。今私にまず必要なのは「どうしても教師になりたい。」と言い切れる気持ちです。最初は中途半端な気持ちで、教職以外考えられないし、教職の授業を受けていればそのうち意欲も沸いてくるだろうなんて思っていました。なめていました、完全に。しかし、このキャリア開発演習1を受けて、しっかり意欲が沸いてきているのが事実です。これは全体を通しての感想になるので、これ以上は次の項目で書きます。

 本日の模擬授業の感想ですが、はっきり言って5分という授業を軽く見すぎていました。このへんから、いかに教職の授業をなめていたのかが分かります。なんとかなるだろう、と思って頭の中でイメージトレーニングしかしていませんでした。実際に声に出して、通して練習をしていれば、もう少しましな授業ができていたかもしれません。まず構成力が欠けていることと、無駄な発言が多いこと、全体的に準備が全然足りていないことが目立ちました。これでは生徒に伝えたいことも、ちゃんと伝わらないとわかり、今後の課題も具体的に見えてきました。模擬授業、本当に良い経験になりました。リハーサルの重要さも身を持ってわかりました。私が学生として、できなかったことができるようになった(今回はできるようにはなりませんでしたが)ということの大切さも、文字ではなく体験で分かることができました。加えて、何度も言いますが、知識の乏しさです。知識、四年でどれだけ蓄えられるかが勝負です。これから、研究会、講座に積極的に参加しようと思いました。勉強と遊びのバランスを整えます。

2) この授業全体を振り返って

 このキャリア開発演習の授業を受ける前と今とで、はっきり変わっていることが一つあります。意識です。中途半端な気持ちが、少し明確になりました。とても遅いのですが、私は教師として私自身が子供に何をしてあげられるか考えました。私は本当に最初から最後まで自分のことばかりで、まるで子供です。私は小学校から高校生まで、劣等生でした。ルールを守りたくない子供でした。食べてはいけないときにパンを食べてしまったり、授業中に内職をしていたり、宿題をしてこなかったり、真面目になることが恥ずかしいと思う子供でした。そういう子供たちに、そのまま大きくなると私みたいになってしまうよ、と伝えたいです。そして子供たちの可能性を伸ばしたい、そう思います。そのためには、まず私がそこから脱し、大人にならなければいけないと学ぶことが出来ました。四日間で大人にはなれないけれど、多くのことを学び、自分を知ることができ、やっとスタートラインに立てたかな、と思っています。

 池田先生と、共に授業を受けたみなさんに、感謝しています。四日間ありがとうございました。これからもご指導の程、宜しくお願いいたします。

引用終了 ーーーーーーーーーー

『教育は、自分の人生をすべて注ぎ込むに値する営みである。そんな、簡単にできる分けない。今から始めろ。多くの先生は、採用試験に合格してから、(しまった、何か変だぞ)と思って慌てるのである。諸君は今それに気がついたのだ。後は、努力すれば良いのだ。ま、がんばれ』

そんなことを話した。

最終課題を確認し、受講生の記念写真を撮ってキャリア開発演習1は終了。私の集中講義の集中もあと一つ、特別活動論を残すのみとなった。

            ◆

ああ、夏が終わる。
夏休みはとっくに終わっているがf(^^;。

だけど、今晩はひさしぶりにのんびりと、いいビールを飲むことができそうだ。
そういう夏の終わりも良いかもしれない。

11月24日(土) 「ぜひおこしやす,京都セミナーへ!!」

土作先生から、ご案内を戴きました。凄い講師陣です。
私もなんとか都合を付けていきたいなあと思っています。

引用開始 ーーーーーーーーーー

「ぜひおこしやす,京都セミナーへ!!」

 今年も古都・京都で「とっておきの授業&学級づくりセミナー」を開催いたします。京都セミナーも第5回目をむかえることとなりました。初心を忘れず,学びの喜びを皆様と共有できる熱い一日にしたいと思っています。
11月24日(土)(午前9:30〜午後4:30),紅葉に彩られた京都で,深まる秋とともに学びの深まりを実感しあいましょう。
 鍛える国語教育主宰『国語教育の大家』野口芳宏先生,道徳教育改革集団代表の深澤久先生,道徳教育改革集団団長の佐藤幸司先生,教育の鉄人こと杉渕鉄良先生,ミニネタの土作彰先生,と,すばらしい講師の先生方をお招きして,研究授業を通して,授業づくりの技・神髄をじっくり学ばせていただきたいと思います。研究授業は京都教育大学附属京都小学校6年生児童を対象に豪華4本立です。有意義で中味の濃い1日をともに過ごしましょう。
 晩秋の3日連休は,ぜひ,古都京都でお過ごしください。ともに学ぶ幸せを味わわせてください。心よりお待ちしております。                 古都サークル主催
 
1.日 時   2007年11月24日(土)午前9時30分〜午後5時00分

日 程   午前9:00~   受 付
9:25~   あいさつ
           9:30~10:20  研究授業1 「鉄人・杉渕先生の音読指導」
                          杉渕 鉄良先生
          10:25~11:10 研究授業2 「とっておきの道徳授業」
                          佐藤 幸司先生
          11:15~12:10 第1講座  パネルディスカッション 1  
              研究授業を通して・・・ 子どもの見方,のばし方
          12:10~13:00  昼   食
          13:00~13:30 研究授業3 「ミニネタ活用の実際,理科授業」
                          土作 彰先生    
          13:30~14:15 研究授業4 「命の授業'07 in京都」
                          深澤 久先生
          14:25~15:10 研究授業4 「国語授業の神髄」
                          野口 芳宏先生
          15:20~16:00 第2講座  パネルディスカッション 2  
              研究授業を通して・・・ 授業をつくる,クラスをつくる
16:10~16:55 第3講座   野口先生から・・・ (総括)
                       教師修行の道づくり
16:55~17:00 あいさつ  
 
2.会 場   京都教育大学附属京都小学校 体育館
(京都市北区紫野東御所田町37 {(075)−441−4166}
FAX(075)−431−1827
3.講 師   野口芳宏氏・深澤 久氏・杉渕鉄良氏・佐藤幸司氏・土作彰氏

4.定 員   200名

5.参加費   5000円

6.申し込み方法
 ①志賀宛てに申し込みの連絡を入れてください。
  *連絡方法は,FAX・メールのいずれかでお願いいたします。
      ★FAX:(075)431−1827 京都教育大学附属京都小学校 志賀宛 ☆E-mail miyako@kyokyo-u.ac.jp
  *参 加 申 込 として
    ・お名前             
    ・ご住所      ℡     FAX
    ・お勤め先      ℡     FAX
    ・メールアドレス      @
    ・備 考  (1日だけ参加の場合は,メモしてください。)
  
 ②「申し込み受け付けました。」とお返事をしますので,参加費をお振り込みください。
  *振込先は,次のとおりです。
   京都銀行  紫野支店
   普通口座  3190395   古都サークル  志賀 都子
 
  ※必ず,参加者のお名前でお振り込み下さい。
  ※振り込み手数料は,各自でご負担ください。
  ※振り込みは,11月20日(火)までにお願いいたします。
  ※現金書留でお送りいただいてもかまいません。ご都合の良い方をお選び下さい。
その際の住所は,京都教育大学附属京都小学校(住所は上記の通り)志賀宛でお願いいたします。
 ③確認次第,「参加費受領確認書」をお送りします。

7. 会場へは
http://maps.google.co.jp/maps?f=q&hl=ja&geocode=&time=&date=&ttype=&q=%E4%BA%AC%E9%83%BD%E6%95%99%E8%82%B2%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E9%99%84%E5%B1%9E%E3%80%80%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E6%A0%A1&sll=36.5626,136.362305&sspn=29.091695,42.1875&ie=UTF8&ll=35.040837,135.75516&spn=0.007273,0.0103&z=16&om=1

です。

引用終了 ーーーーーーーーーー

秋の京都。美味しいものがありまっせ(^^)。

紙ベースでのメーリングリスト

もの凄い音がして起きてしまった。明け方の5時前である。雷雨である。いやあ、凄かった。夏も終わるなあとか思いながら、琵琶湖の上空で光る雷を見ていた。そしたら、お腹がごろごろ言い出した。共鳴というのであろうか。

            ◆

もう一度寝直して、起きた。
外の雷は大丈夫なのだが、私のお腹はごろごろ。うーん。疲れか?

            ◆

昨日はインタビューを通して、先生を経験した人から情報を得ると言うワークをした。今日は、本から情報を得ると言うワークである。自分の考えにヒットしたものを書き抜きながら、コメントを付ける。そして、そのコメントをもとに学習者同士で意見を交流するのである。紙ベースでのメーリングリスト状態である。

自分の意見を他人にぶつけることで磨き上げると言う経験は、学校教育では重視される必要があると私は考えている。小学生は小学生なりに、大学生は大学生なりにである。そのための方法は複数指導者が持っている必要がある。

一度、意見のぶつかり合うこと、磨き合うことの楽しさを知ってしまえばあとは、大学生ぐらいにもなれば自分たちで行うことができる。そのきっかけとやり方を示してあげれば良いはずだ。

学生の感想を見ても、この学習形態は非常に面白いと言う。なかなか他の授業ではないという。折角学習集団がいるのであるから、それを活用しないのはもったいないと私等は思うのである。

            ◆

他にスピーチの授業、和綴じ本の作り方を教え、明日の5分間の模擬授業のやり方を説明し、生活指導の例題を一つ考えさせて本日はお仕舞い。

学ぶための体力がまだ付いていない一回生にはなかなか厳しい集中講義であろう。だが、面白いと言って前向きに取り組む姿を大事にしてあげたい。

明日は、5分間の模擬授業である。

2007/08/29

第六回 明日の教室のご案内

明日の教室の第6回は、9月15日(土)13:30~17:00。劇団衛星・蓮行さんをお招きします。

今、小学校現場では、子ども達の表現力、コミュニケーション能力の低下が、深刻な問題となっています。
それらを学びの中で向上させていこうとする時、演劇を活用することは、効果的な方法の一つだと考えています。
事実、フィンランドに代表されるEUの小国では、コミュニケーション教育においては、演劇や、その他の身体パフォーマンスが、大きな役割を果たしているそうです。

今回、講師としてお招きする、蓮行さんは、関西を中心に活動されている小劇団「劇団衛星」の代表を務められていらっしゃいます。
劇団衛星は、2003年より、演劇的手法を教科指導に用いた実験的授業を、宇治市立平盛小学校、藤川大祐先生(千葉大学教育学部准教授)との合同で進めてきました。
子ども達が、演劇に取り組むということは、自然に相談しながら、一つの作品を創り上げるという活動を体験することになります。
また、演劇ワークショップには、コミュニケーション能力を向上させる様々なスキルが組み込まれています。
今回、蓮行さんには、今年、全国展開されている「演劇で環境」のお話や、様々な演劇ワークショップを紹介していただく予定です。
参加者の皆さんには、是非、この機会に、演劇ワークショップを体験し、コミュニケーション能力向上の新たな展開を体感してたいただきたいと思っております。

日時:9月15日(土)  13:30~17:00

会場:京都橘大学児優館 
http://www.tachibana-u.ac.jp/official/information/access.html

講師:蓮行さん@劇団衛星代表

内容:演劇ワークショップなど

会費:一般2000円、学生1500円
なお、会の後、蓮行先生を囲んで懇親会を予定しています。自由参加で3000円程度です。

昼食:大学の生協食堂が開いております。安くて美味しい本学の生協の食堂をご利用ください。

講師紹介
劇団衛星代表。脚本家・演出家・俳優。
京都中学校演劇研究会主催「ドラマスクール」講師。(財)京都市ユースサービス協会主催「Teens Stage」講師など中高生向けの演劇の指導や、コミュニケーションティーチャーとしてのワークショップなども多く手がける。
文化庁「平成18年度新進芸術家国内研修制度研修員」

*劇団衛星HP  

*申し込みは、こちらからお願いします。

二日目も完了

二日目も完了。これで集中講義の集中の半分が終わったことになる。前半は、授業以外にもいろいろとあったので、ペースを掴むのが大変だったが、これでペースが掴める。というのは、甘い。

            ◆

今日の授業は、教員免許の取得方法、採用試験までの勉強の道筋、採用試験の受け方等の概説。私を学校教育現場の先生に見立てて、インタビューのレッスンなどを行った。途中に細かいワークを入れながら、今日もたっぷりと6時間であった。

少人数は良いなあ。丁寧に説明しても、学生に届いたか届かなかったかの確認がすぐできるので、時間をたっぷりと使える。大学は小規模の方が良い。

授業後、指示もしないのに、一生懸命黒板に書かれている字を消している学生たちを見ると、
(うーん、もう一工夫して授業するか)
と思う。
良い学生たちだ。

            ◆

集中講義の後、出張。来年の新入生キャンプの打ち合わせである。
授業が終わってから、
『私は、これから出張なのだが、どこに行くか分かるかな?』
と学生たちに聞いたところ、全く分からない。当たり前である。そこで、
『新入生キャンプの打ち合わせだぞ』
と話すと、びっくりしていた。

一年生には分からないだろうが、こういう話をすることで学校と言うところは半年先、一年先、三年先などのことを見通して動いているということがちょっと分かっただろうか。

打ち合わせは、無事完了。来年度も良い新入生キャンプにしたいものだ。

            ◆

皆既月食は残念ながら見ることができなかったが、雲間の月もまた乙なものであった。

2007/08/28

キャリア開発演習1

キャリア開発演習1が始まった。今回は少人数での集中講義である。じっくりと教師という仕事の入り口を考えてさせてゆきたい。

入門期の指導で私が考えた方が良いと思っているのは、現実を知ると言うことである。教育と言う世界の良い面ばかりを知らせるのは違うと考えている。

こんな適当な私が言うのもなんだが、最近私は、教育は人間がやっていいのかなあと思う時がある。これは人ごとではなく、神ごとではないかと思う時がある。私は神はいないと思っているので、人間を越えたものが行う営みということではあるが、誰がこんなシナリオを書いたのだと思うような子どもの成長に出会うことがあるたびに、そう思う。

しかし、その一方で救いきれない子どもたち、伸ばしきれない子どもたち。指導を妨げるさまざまな環境。これらがあることをきちんと教師と言う仕事を選ぼうとしている学生たちに伝える必要があると私は考えている。

さらに、自分は学ぶ側の人間にいつつも、指導する側の人間になるのだということを実感させる必要もある。
「自分が理解すると言うことは、ゴールではなく大前提であり、ゴールは子どもの成長を導く指導ができるようになるということなのである」
ということを理解させたいのである。

そんなことを思いながら集中講義の第二弾に突入したのである。

2007/08/27

体と環境の調整

流石に今日は午前中ダウン。集中講義と明日の教室を行ってやったので、気持ちは晴れ晴れしているが、体が疲れていて、そのバランスを取るためにお休み。

            ◆

昼過ぎに修理が終わった自転車を受け取りにいく。にらんだ通り、パンクではなく空気が漏れないようにしているムシゴムの劣化であった。これで気持ちよく自転車に乗れる。

その後、我が家の対岸まで出掛ける。ミニのメインテナンスである。本当は日曜日には行きたくはない。いやあ、対岸は混んでいるからねえ。でも、仕方がない。

作業そのものは30分で終わった。うむ。調子がいいぞ。

            ◆

そして、大学に向かう。集中講義の第二弾の準備である。授業のプランの練り込みと、授業で使う資料の整理としていた。何のことはない、18日から毎日研究室にいる。

集中講義は、一気に進むため途中で授業の大幅な変更はおろか、小幅な修正も難しい。事前に細かいところまで作り込んでいかないと、授業にならない。だからして、確認を行う。大雑把な性格の私にしては、びっくりするぐらい作っていく。ま、これが授業だなあ。

            ◆

夜は、久しぶりに休肝日。
さんま、酢橘、大根おろし、みそ汁、ご飯。
いやあ、極めてナチュラルなお食事である。

隣の旅館から打ち上がる花火も、今年は今日で打ち止め。
夏が終わっていくなあ。

体と環境の調整をして、次に進む。

2007/08/26

怒濤の180分

怒濤の180分であった。

野中教育哲学とその哲学を具体化する指導技術の実際を、余すところなく語って頂いた。第五回の「明日の教室」は、定員ギリギリの49名で行った。教室は40人定員だが、急遽椅子を持ち込み49人のメンバーで行った。

野中先生の三冊のご著書を支える実践とさまざまなデータを、あのお話ぶりで語られるのである。そりゃあ、凄いに決まっている。もうすぐ学校が再開されるというお忙しいところにもかかわらず、若い教師たちのために語って頂いた。困難な学校教育現場を立て直しつつ、さらに少しでも高みに登ろうとされている先生の姿を拝見して、自分のふがいなさを感じ、
(おーし、やったろうじゃん)
と思った方がほとんどであろう。

先生の姿は、まさに王之渙の登鸛鵲楼(かんじゃくろうにのぼる)であった。

引用開始 ーーーーーーーーーー

白日依山尽
黄河入海流
欲窮千里目
更上一層楼

白日山に依って尽き、
黄河海に入って流る。
千里の目を窮めんと欲っし、
更に上る一層の楼。

引用終了 ーーーーーーーーーー

参加者は大満足である。
私は事務局を引き受けていて、良かったなあと思う。

            ◆

で、私にも新たな発見があった。野中先生の推奨される3・7・30の法則である。これは、それぞれ、「興味関心」「知識理解」「技術技能」に対応するのではないかと言うことである。野中先生はこのうち30が一番大事だと言われる。つまり、できるようにする事が大事だと言う。

講座の中でも
「分かるよりは、できることが大事なのです。できるようになってから、分かれば良いんです」
と言われていたが、ここに同じものを感じる。

私は、「興味関心」は、つまらないを面白いへ。「知識理解」は、分からないを分かったへ。「技術技能」は、できないをできたへという説明の仕方で授業を行っている。授業に置ける指導力というのはこの三つをきちんと行える力のことを示しているのだと思うのだ。

いろいろな言い方で、いろいろな角度からこのことは説明されているのだと思う。多くの学びと課題を戴き、大満足で講座は修了した。

            ◆

講座の前に、野中先生の本が大学に届いているはずなので受付に取りにいった。ご著書三冊を販売するためである。5冊ずつお願いしたのだが、あっという間に完売であった。もっとお願いすれば良かった。

その本を取りに行ったときに、私にも荷物が届いていた。いやあ、うれしい。今年の一冊目ができた。それの見本である。6冊届いた。

本のタイトルは『教師になるということ』(ひまわり社)である。私の初めての新書である。インターネットで探したところまだヒットしないが、来月の頭には書店にも並ぶであろう。主に大学の生協に並ぶようだ。

            ◆

講座後、または懇親会の席で「明日の教室」に通ってくる何人かの非常勤講師の先生がたから、声を掛けて頂く。

「先生、ご報告が遅れましたが、○○の一次試験に合格しました」
『をを! そうか。それはおめでとう!』

なんか素直に嬉しい。勝手に教え子状態にしているなあ。やはり努力している人が報われる社会って大事だ。もちろん、残念だった先生もいるが、大丈夫だ。まだまだ応援するさ。

6冊あった新しい本、『教師になるということ』はあっという間に私の手元から消えた。もちろん、野中先生、糸井先生に謹呈したのであるが、その他にうちの大学で一次試験を突破した学生たちにお祝いであげてしまった。明日の教室でこれから二次試験を受ける先生にあげてしまった。少しでも役に立つと良いなあ。

            ◆

親睦会では、大いに教育について語りあった。ちょっと飲み過ぎたか、いつも以上に話してしまい、ちょっと暴走気味だったかもしれない。ご迷惑をかけてた方がいたとしたらごめんなさい。だけど、なんとかなってほしいんだよなあ。

充実した時間を持てることに感謝。
野中先生、ありがとうございました。

さ、明日は集中講義第二弾の準備だ。

野中信行先生に講義をお願いする

8/24

大人論のまとめを私がして、私の講義は終える。
さて、そこから野中信行先生に講義をお願いする。

学生たちの顔が途端に柔らかくなる。
これである。これが、家本芳郎先生のおっしゃる、三つの教育力の一つ、人格の力である。野中先生から学びたいという顔になるのである。

            ◆

講座では、今の小学校の抱える問題を丁寧に率直に語ってくださった。将来養護教諭を目指す学生たちには、少々衝撃的な事実だったかもしれない。しかし、その学校教育現場で起きている事実を受け止め、養護教諭として何ができるのかを考えてほしい。

幸いにして野中先生からは、学校に置ける養護教諭の重要性をきちんと話して頂けたので、学生たちも、厳しい現実の中で自分が養護教諭として働くことの意味を前向きに捉える感想が多くあった。よし、がんばれ。

最終課題を課して、この集中講義は修了。
次回は月曜日から。

            ◆

午後から参加した糸井先生らと研究室で、クールダウンをして頂く。あれやこれやとさらにヘビーな話を続ける。
『明るい話題にしましょうよ』
とつい、突っ込むf(^^;。

若い教師が大量に学校教育現場に入るのは、私は明るいことだと思っている。時代は変わります。

            ◆

夜は、先斗町の川床にご招待。明日の教室にあした来ることができない先生で、今日参加された先生も一緒に。生憎川側ではなかったので、川風を少ししか感じることができず、ちょっと暑かった。もうしわけない。

そこで先斗町を四条まで歩き、Rimg0140
鴨川を三条から四条へと上る。ふう、気持ちがよい。Rimg0142

明日も学ぶぞと思い、ホテルまでお送りする。

2007/08/24

授業後、山科駅に向かう

なんとまあ涼しい朝だ。風に直接当たると寒いくらいである。流石に処暑である。
この気温の変化はどのぐらいのエネルギーが必要かなあと思う。簡単に言えばクーラーだと電気代はいくらぐらい必要なのかと。なんともみみっちい私である。

雷が鳴っている。大阪や奈良では一時間に120mmの大雨が降っているとテレビの速報が流している。私は一時間に64mmという雨を体験したことがあるが、もうこれはとんでもない雨。危険を感じてハザードランプを点けて駐車しようとしたら、既にハザードランプを点けて路肩に駐車していた車にぶつかりそうになった。前方がまったく見えなかった。

            ◆

授業では、小論文の書き込み回覧作文、和綴じ本の作り方、大人論1、大人論2と行う。盛りだくさんだなあと自分でも思うが、教育総合演習という授業であるからしてこれで良いと思っている。

午後になると、疲れた顔の学生が増えてくる。頑張れ。この程度でヒーヒー言っていたら、教師になんてなれないぞと思う。

            ◆

授業後、山科駅に向かう。野中先生をお迎えに行く。久しぶりにお会いした野中先生は、心配していた風邪も治られていて、張りのある声で話されていた。良かった。

夕食をとある場所でご一緒させて頂き、あれやこれやと話す。うーん、勉強になる。
明日の大学での授業、さらには明日の教室での講義に支障のでないように早めに切り上げる。

楽しく充実した時間がこれから始まる。

2007/08/23

ディベートは準備が7割

昨日の祇園の「後遺症」が心配であったが、なんのことはない今日も4時起きである。ってことは睡眠時間が・・・。しかし、疲れは残っていない。充実した時間は、体の疲れをどこかに吹き飛ばしてしまうのだろう。

            ◆

今日は、ディベートを学ぶの最後。改良シナリオディベートで試合をした後、少し本格的なディベートに踏み出す。自分で立論を書くのだ。論題は、【日本は臓器移植の年齢制限撤廃をすべきである】である。看護学部の学生たちなので、生命倫理の論題を選んだ。

彼ら彼女等は、看護士または養護教諭を目指す。現在日本は、臓器移植は15歳以上でなければドナーとして提供することはできない。この年齢制限を撤廃するということの是非を、ディベートを通して問う。

この後、この議論を踏まえた上で小論文である。

            ◆

二日間で、マイクロディベートとはいえ9試合を行えば、学生もそれなりに疲れるだろう。しかし、その分力は付いている。自分の話し方の癖に気がつき、治そうとするも治らないことに気がつく。相当意識してトレーニングを重ねないと治らないことに気がつく。それでいい。

さらに、シナリオから離れて自分で立論を作って臨んだ試合では、準備がどれだけ大事かも理解していた。授業中に、
『ディベートは準備が7割』
と話しているが、これを実感していた。気づきからの成長を期待したい。

            ◆

4限は、小論文の書き方指導である。今日の課題が臓器移植の年齢制限撤廃の是非に関する小論文である。そこで、書き方の再確認である。

私は自分が生徒、学生の頃に論文とは何かとか、小論文とは何かということは習った記憶はない。自分で書き方を身につけてきた。本来は、それで良いのかもしれない。相手は中学生ではなく大学生だからだ。

ただ、まだどこかに「教えていないものを課題にするのはいかがなものか」という考え方が私の指導の根底に残っていて、復習と言う形で小論文の書き方指導を行う。指導をすることで評価もしやすくなることだろう。

            ◆

昨日が遅かったので、今日はすぐに帰宅。
一日六時間立ち続けるのも、結構しんどいものだ。疲れたア。

そしたら、凄い雷に風に雨であった。
夏も終わるか。

2007/08/22

なんと祇園のとあるお店で

遠足に行く子どもじゃないんだからと思うのだが、集中講義が気になって早起きをしてしまった。まったくもうまだ4時台じゃないか。もう一度寝るのもなんなので、風呂に入り朝日を見てと時間を過ごす。

            ◆

集中講義の「教職総合演習」では、現代の教育に関わる諸問題について議論を通して思考を深め、小論文を書くことで思考をまとめることを目的とする。

ということで、授業はディベート、大人とは何か、小論文、野中先生からのレクチャー、和綴じ本でのポートフォリオという流れで行う予定である。

学生たちには
『この期間に夜アルバイトがある諸君は、できるだけキャンセルしておくように。これは昨年度受講した先輩たちからのアドヴァイスだ』
と伝える。

            ◆

本日は、授業の受け方。ディベートを学ぶ。そして、ディベートで学ぶための準備を行った。明日の授業を受けるための課題が多めに出ている。学生たちは授業後、メディアセンターでの準備に向かってすっ飛んでいった。

この四日間は必死になって学んで、少しでも多くのものを手に入れてほしい。

            ◆

夜は、なんと祇園のとあるお店で、京都の夜を味わう(^^)。

わくわく授業繋がりで出会った京都のS先生と、ある研究でご一緒しているK先生と一緒に。S先生とK先生も、違うことで繋がりがあり、
『えー、それじゃあ、三人とも知り合いなわけだ。懇親会をしましょう』
ということになりました。

S先生にとっては祇園は地元ということで、いいお店に連れて行って頂きました。しかし、良かったのは料理だけではありません。飛び交う会話の面白さがなんといっても良かった。

少しずつリンクを伸ばしつつ、ずらしつつ話が展開していきます。それも小熊のミーシャ(@エロイかより愛を込めて)の実際の話から、ヨーロッパの情勢、国語教育の世界的な傾向、道徳教育に京都の教育の特徴。さらにはカラオケf(^^;。

一瞬、翌日の集中講義のことを忘れてしまうかのような展開でした。お二人にはいずれ私の授業か、明日の教室でご登壇頂きたいと思っています。うーん、お二人とも大物だけにすごいことになるぞ。

            ◆

仕事と遊びと。いやあ、実にいい日だった。

2007/08/21

さあ、始まる

5時に起きて朝の風呂に飛び込む。湧かし直しをしなくてもあたたかい。入りながら湧かし直しである。久しぶりに琵琶湖の日の出を眺める。荘厳だ。

東京に戻っている時にそのままにしていた無精髭が、無精髭とは言えないぐらいに伸びてしまった。一瞬このままとも思ったが、すべて剃り落とす。

            ◆

朝ご飯のパンをかじりながら、今日の校内研修会の流れをもう一度諳んじる。前半の説明のところが長くならなければなんとかなると思うが、ここが延びると後半のワークがやりきれないなあと思いながら、身繕いをする。

            ◆

京都東インターチェンジから大山崎インターチェンジまで高速。後は下道。反対車線が混んでいると思ったら、事故渋滞であった。桑原桑原である。

学校周辺で迷子になってしまったが、なんとか間に合う。子どもたちはクラブ活動で声を出しながら走っている。目が合うと挨拶をしてくる。
「おはようございます」
『はい、おはよう』
やっぱりこうでなくっちゃなあ。

職員朝礼をしている間に校長室で待たせて頂く。なんとなく聞こえてくる連絡事項に、すごく懐かしいものを感じる。

            ◆

過分な紹介を戴いた後に、講座は2時間たっぷり。今日のテーマは「子どもの力を引き出す作文指導」というもの。「わくわく授業」で展開した実践の理論編と多少のワークショップである。

中学生相手であると、場合によっては10時間ぐらいかかる授業である。これを2時間でやるというのは、無理があるのかもしれない。が、やる。しかし、もう少しテーマを絞ってみた方が、受講した皆さんのやりきった感はでるのかなあ。それとも今のままの方が全体が見られていいのかなあ。そのあたりはまだ研究の余地あり。

結局、前半の説明が長くてワークの時間を取りきれなかった。なんだ、予測通りじゃないか。なら、もう少し講座の構成を作り込まなきゃなあ。

ではあるが、感想は好評であった。うれしい。

            ◆

その後、大阪府の指導主事の先生が行う道徳の模擬授業にも参加させて頂く。授業を受けながら、私ならどうやるだろうかと考えてしまう失礼な私。

(ん、なんでここはこんな風に甘い指示なのかな?)
と思いながら授業を受ける。しかし、
(この甘い指示は議論を作り出すための、遊びとしての甘さなのかな?)
なんて思って見ていると、その通りだったりして嬉しかったりもするf(^^;。勉強になるなあ。

            ◆

お昼ご飯をご一緒させて頂き、あれやこれやと話は尽きない。
が、歯医者が待っている。午後の研修の前に失礼した。

            ◆

歯医者である。
少しずつ明るい方向に動いているのが嬉しい。
今日の治療の後で、受付の人とその話をしていたら

「治療が終わったら、『焼き肉を食べるぞ!』とおっしゃっていた方がいますよ」
とのことだったが、分かる。すごく分かる。

食ったるぜい。
って、こればっかりだなf(^^;。

            ◆

その後、兵庫からとって帰って、研究室で明日の集中講義の最終準備。印刷は間に合わなかったが、流れはすべてチェック完了。

さあ、始まる。

2007/08/20

一枚は撮れた

8/20

再び一気に高速を走り抜けた。
しかし、疲れはあまり感じない。トルクの太さ、シャーシーの剛性、タイヤの踏ん張り感。おそらくこれらが疲れを作り出さないのであろう。もう一度ここから引き返して東京に戻れと言われても、さほど苦を感じることなく戻れるのではないかと思う。

満タンにして東京を出てきたのだが、まだ100キロは走るようだ。
恐るべし、MINI COOPER-Sである。

ただ、途中でちょっとしたトラブルがあったので、栗東インターチェンジで降りてディーラーでチェックしてもらった。ま、ご愛嬌である。

            ◆

荷物を車から出して、部屋まで運ぶ。こういうとき三階で良かったなあと思う。最上階だと一苦労である。

シャワーを浴びて、部屋の空気を入れ替えて、郵便物を確認してとしていたら、急に外で音がし始めた。雷である。

琵琶湖は、穏やかな湖であるが、突然姿を変えることもある。比叡山から風が降りてきて、湖面を走り抜けていく。大学のヨット部のヨットがひっくり返っている。レスキューボートがあわてて助けにいっている。大丈夫のようだ。

草津や南草津の上空にどんちゃか雷が落ちている。雷の撮影は難しいの一言なのだが、取りあえず挑戦。一枚は撮れたようだ。

Thunder


しかし、凄い景色だね、これは。

            ◆

雷が一段落して、夕涼みの時間となる。湖の色も落ち着いた。

そうだ、高中正義だ。
「ブルーラグーン」だ。

夏の日の終わりにもこの曲は合う。高校三年の夏、浜名湖でこの曲を聴いたなあ。一生懸命練習したなあ、耳コピーしたなあ。

            ◆

風呂に入って、食事をして、明日の樟葉西中学校の校内研修会の資料の最終チェックをして、もう一つ仕事をしようと思ったところで、睡魔が。

明日は早い。寝よう。

2007/08/19

今週末8/25は、明日の教室 講師は野中信行先生です。

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さて、次の土曜日、8/25に第五回明日の教室が行われます。横浜から野中信行先生をお呼びいたします。まだ、申し込んでいらっしゃらない方、どうぞお越し下さい。会場がいっぱいになりましたら、大きな教室を手配します。

下記のリンクからお申し込みください。

http://ikedaosamu.cocolog-nifty.com/kokugogakkyuu/2007/07/post_7883.html

お待ちしております。

この夏最後の東京

午前中は集中講義の準備をしながら過ごす。集中講義の集中があるため、準備も大変なのである。21日からこの夏最初の集中講義だ。「教職総合演習」である。この授業では、ディベートと大人論を扱う。そしてそれぞれで行われた議論を元に小論文にまとめるという授業である。

集中講義は、90分が1日に4コマ。だから、できるだけその日の準備とまとめは2時間以内で終わらせたい。この夏の集中講義は、授業のある日にも他の用事が入ることが多い。イレギュラーな予定はなるべく入れずに、体調管理をしつつ過ごしたい。

            ◆

午後からは再び買い物。いろいろと買うものがあるもんだ。
昼ご飯は回転寿し。
変な幟を発見。

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大とろ、中とろなんだろうが、裏からでは一瞬「大うそ 中うそ」に見える。二人で爆笑。

            ◆

夜は奥さんと二人で食事に行く。京都に行く前に良く行っていた聖蹟桜ヶ丘のレストランに。京都に行く直前も行ったのだが、今回は一年ぶりぐらいかな。

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予約をして店に行くと、私達の席以外は満席であった。ああ良かった。サーブをしてくれる店のお兄さんも覚えていてくれて、久しぶりの会話を楽しむ。明日から夏休みと言うことで、ぎりぎり間に合って良かった。私も明日東京に帰るので、なんといういいタイミング。

オードブルの盛り合わせ、スープ、魚、パスタをビールで楽しむ。もちろん、奥さんは飲まんが。最後に、奥さんはデザートのアフォガード。私はゴルゴンゾーラにグラッパ。ああ、美味しかった。今日は特別の夜だ。これぐらい贅沢しても良いだろう。

            ◆

ロールケーキのおいしい店に、注文していたケーキを閉店ギリギリに取りにいく。奥さんが頼んで私が取りにいった。ほとんど二人一緒に行ったことはない店なのに、ちゃんと私が奥さんの旦那であることを理解していた。

さすが人気店は違うなあ。

            ◆

久しぶりに涼しい東京。
今宵が○○と、この夏最後の東京であった。

2007/08/18

待ってろよ11月

8/17

あれやこれやと買い物。後期の授業に使う道具やなんやらを購入。100円ショップでも良いものを発見。シメシメ。

            ◆

行きつけの本屋で本も購入。今年の夏はゆったりとする時間がないので、楽しみの読書ができていない。本当は、物語の中にどっぷりと浸りたいのであるが、それができない。仕事の本を読むことになる。ま、それも大事。

            ◆

しかし、東京は暑いなあ。あまりの暑さに日中は蝉も鳴いていないぞ。

            ◆

耳鳴り治療にも行く。体のバランスを見てもらいに整体に。先生は
「これでかなり良くなりました」
というのだが、はっきりと耳に変化が来た感じではない。残念。

ただ、気にならなくなって来ているのでそれだけでも随分楽である。

            ◆

夜は奥さんの両親と一緒に食事に行く。運転手は私なのでアルコールはなし。それでも十分に単のすることができた。満腹。歯が治ったらもっと美味しく食べてやるぞ。

待ってろよ11月。

2007/08/17

Caplio R6を購入する

8/16

朝起きて読書に、原稿書きである。

途中、今日は奥さんが聖蹟桜ヶ丘で友人たちとランチをすることになっていたので送っていく。私はその後「たまぞう」にラーメンを食べにいく。久しぶりに食べたい料理というのが、ラーメンばかりと言うのもなんだが、やっぱり食べておきたい。この味は京滋にはないから。

            ◆

新しいカメラを買うと決めて、ヨドバシカメラに行くことを決める。そのときに、行きつけの髪切り所に電話をしてみると、予約が取れた。よし、いいぞ。

ヨドバシカメラでさんざん悩んだ末、Caplio R6を購入する。比較していたカメラの中では一番安価であるが、起動の速さなど使い勝手は私にはちょうど良いと判断。今回のカメラは教室で撮影しやすいということを大事にして、広角カメラであることを大前提としていた。しばらくは、使いながらマニュアルを見てということになるかな

今まで使っていたCAMEDIAもまだ現役で使える。こちらは35mmフィルム換算で1000mm望遠の機能があるし、単三電池も使えるので用途に応じて使い分けとなるだろう。

            ◆

購入後、髪を切りに行こうと思ったら雨。雨雲がおかしいと思っていたのだが、どしゃぶりになりそう。そんな思いを持ちながら店に入る。

久しぶりに切ってもらうのだが、彼はカットの技術がいいので私のような癖毛であっても見事になんとかしてくれてしまう。大体のイメージを伝えて、あとは話をしているだけであれよっと言う間に完成。大したもんだ。

            ◆

で、八王子から聖蹟桜ヶ丘に奥さんを迎えにいく。久しぶりに京王デパートや京王アートマンをぶらぶらする。ああ、やはりどこになにがあるかが分かっているので、便利である。ただ、欲しいものの在庫がなかったので買えなかったが。

            ◆

そして、さらにもう一度八王子に向かう。八王子の中学校時代の仲間たちと会うのだ。いきなり声をかけたにもかかわらず、集まってくれて楽しい時間を過ごすことができた。あの当時と肩書きとか役職とかが違っているのだが、すぐにあの当時に戻れる。戻りつつ今の話をすることができる。嬉しいなあ。

グレキウイサワーの話でも盛り上がる。美味しいのだが、あれはどう見ても蛙の卵である。そんな話をしていたら、
「いやあ、蛙の卵はなかなか噛み切れないですよ。生臭いけど」
と突っ込み。実際に食べてみたことのある先生がいたf(^^;。さすがである。

で、このメンバーで二次会はカラオケ。昔は良く行ったもんなあ。阿久悠さんを偲んで、阿久悠さんの作詞した曲というテーマで歌を探す。さすがのカラオケも作詞者から曲を探す機能はついていないので、記憶に頼りながら。

ピンクレディのペッパー警部を選ぶ。本人二人が振り付けで踊っている。しかし、実に合っていない。特にケイの踊りがいい加減なのが良くわかる。昔からそう感じていたが、それは間違っていなかったなあ。ミイはそれぞれの決め所できちんと動きを止めてシャープなのだが、ケイはそれができない。あまりのできなさに大笑いをしてしまった。しかし、これがピンクレディーの味になっているのだから面白い。

            ◆

終電で帰宅。
ああ、また遊んで頂きたいものである。
ありがとうございました。

2007/08/16

一年ずつ更新

朝起きると、歯茎が腫れている。ま、これは仕方がない。鏡を見ると少しずつ腫れも引いているのが分かる。集中講義の始まる時までには見た目は元に戻っているだろう。」

            ◆

午前中は、本の原稿の校正を二つ。どちらも共著です。一つは終わったけど、もう一つがまだ終わらない。終わらない方は、民衆社から10年前に出した本です。この本はその当時春の教育書フェアで栄光の第一位を獲得した本です。これを全面改訂して出版することになりました。ありがたいことです。共同執筆者の、石川さん、イクトスさん。もう校正は終わりましたか?

            ◆

戦後62年です。60年なんて区切りの良い年だとまわりも盛り上がりますが、62年というのだと、
(あ、そう。62年ね)
なんて感覚なのでしょう。私もそういう思いを抱くことがあります。ですが、日本の歴史の中で62年も直接戦闘状態になっていない時間と言うのは、ないのではないかと思います。いや、詳しくは分からないので、あったのかもしれませんが近代に入ってからはないでしょう。

それが毎年一年ずつ更新されていくことの凄さ、ありがたさをしみじみと思いたい。

            ◆

午後からは弟夫婦も集まって、久しぶりの団欒。甥っ子があんなに話せるようになっているとは思わなかった。正月に会った時は、ほとんど話せなかったが。

ミニクーパーのボンネットの上に乗っけて写真を撮ったら、ボンネットから滑り落ちないようにじっとしていて、この表情が面白い。運転席に乗せたらハンドルを握って喜んでいる。運転できるようになるにはあと15年か。

            ◆

夕食後、かつての教え子と飲む。学生時代に塾の講師をしていたときの教え子である。駅の近くの居酒屋でほんの小一時間であるが、あれやこれやと近況の報告。これもまた嬉しいものだ。

盆休みである。

2007/08/15

今日の走行距離は520キロ

5時前には家を出る。
大津インターチェンジから名神に乗り、中央道の国立インターチェンジを目指す。混んでいなければ6時間ちょっとである。

            ◆

で、50分運転しては10分休憩をしてというパターンで運転して、なんと予定通りの時間で着いてしまった。早いなあ。

中央自動車道は、上から見ると西から東へと、直線、上り坂、下り坂の三つのパートでできている。それぞれのパートを2時間で通過する感じなのだ。その二つ目のパートの部分は、岐阜県内を通過することになる。

クーラーを入れて走っていたのだが、あまりの緑の美しさに窓を開けて走ることにした。すると、もの凄い蝉の鳴き声。100キロで走っているミニクーパーの窓をめがけて、延々と蝉の鳴き声が飛び込んでくる。

いったい何匹の蝉がここにはいるのだろうか。
エンジン音、蝉の鳴き声、ipodからの音楽。
さすがに私の耳鳴りも降参していたf(^^;。

            ◆

途中、藤野SAあたりから反対車線が混み始めて、これが国立インターチェンジまで続いていたが、こちらの上りは快適。午後から渋滞と言うことだったので早めに家を出たのだが、問題なく到着である。

            ◆

子どもの時代に過ごした街であれば、街は小さくなって感じるのだろうが流石に一年半まで住んでいた街である。そんなに変わらない。だからだろう、どうしても琵琶湖の隣にこの街があるような感覚がある。ふしぎだなあ。

昼ご飯に、南平のえびすやで「カレーラーメンセット」を食べる。久しぶりだ。口の中の傷にしみるかなあと思ったが、セーフ。ラーメンがさらに上手くなっている感じがした。

            ◆

短い夏休みを楽しむべく、さらに二カ所に出掛ける。まずは、日野市民プール。2時間200円。いいなあ。数本泳いで後は本を片手に昼寝。薄目を開けて北の方を見ると多摩の横山が広がり空が広がる。うーん、多摩だなあ。夏だなあ。いいなあ。

            ◆

さらに、恩師のお宅へも夏のご挨拶に。小一時間あれやこれやとご指導を仰ぐ。中学校の教員のときとは話題が違い、改めて私も大学教員になったんだなあと思う。

            ◆ 

で、今日の走行距離は520キロ。
いやあ、良く走った。

2007/08/13

無精髭に引っかかって

帰省の準備をするために早起きしたのだが、どうも顔の腫れが引かない。そりゃあ、口の中を切ってあれこれしてとしているわけだから、かなりのダメージがあるはずだ。言ってみれば口の中から殴られているようなもんだ。

ということで大事を取って、旅立ちを遅らせることにした。部屋の片付けをしながら帰省先でやろうと思っていた仕事をこちらでやっている。休まなきゃなあと思いながら、結局やっている。まあ、それが私なんだろう。

            ◆

NHKの朝のニュースを見ながらいろいろとやっていたら、高校野球が始まった。京都の代表と言うことでなんとなしに見る。夏の高校野球は恐ろしい。ああ、もうベスト4かと思った時には、夏休みも終盤。そんなあという思いで見ていた子ども時代を思い出す。だから恐ろしい。

延長戦に入ってから得点が入り始めた試合であった。二回追いつかれて、三回目に突き放して京都の勝利。なかなか見応えがあったなあ。

            ◆

風が心地よくレースカーテンを泳がせている。それを見ていたら大きな波。顔にレースカーテンが触れる。すると、離れない。引っかかる。あごに生えてきた無精髭に引っかかって止まっている。ああ、夏だ。

            ◆

気がつけばもうお昼。窓の外を見ると圧倒的な青。空の色が湖に映って、青なのだ。対岸から吹いてくる風は部屋の中を抜けて比叡山に向かっていく。

これだけ風が吹いているのに、体がべたつかないのは不思議な気持ちである。琵琶湖が淡水であると言うことを改めてこんなことで思うのである。これが海だったら、体中べたべただろうなあ。

            ◆

術後の体のためには寝るのが一番。ゴロゴロと寝て過ごす。

そして、帰省の準備。
さ、準備もできた。
明日は早起きして東京に向かうぞ。

2007/08/12

メインテナンスしながら使っていく年齢

朝起きて一応渋滞をチェックしてみた。ニフティの渋滞情報は、リアルタイムで提示してくれるので便利である。

名神高速京都東インターチェンジから中国道豊中インターチェンジまでの所要時間を見てみる。3時間である。朝の7時前だと言うのにだ。はあ。ちなみに、復路を見てみると44分であった。3倍以上もかかるのね、この渋滞って。電車で行くことに決定。

            ◆

尼崎で乗り換えて伊丹まで。ああ、あの電車だ。なんとなく周りを見回した。休日の午前。普通の光景だ。これが突然事故に見舞われてしまったら、なにも言うことができないだろう。

そんな感傷に浸りながらも、学研の原稿と樟葉西中学校で行う研修会の資料を電車の中で只管作っていた。使える時間は使うのである。

            ◆

最後の土台治療は、結構痛かった。いや、治療中は痛くないのだが、治療の最初の麻酔と治療後の痛みがね。体が緊張しているので良くわからないうちに治療は進んでいくのだが、まるまる一時間以上口を開けていると言うのもなかなか大変だ。

もうろうとした頭で、術後の結果と今後の治療方針を伺う。先生によれば良好だそうだ。なんかこの歯医者さんではじめて歯を誉められた気がする。いつも「厳しい厳しい」としか言われないからなあ。
(そりゃあそうかもしれないが、そんなに貶すなよなあ)
といつも思っていたけど、ここの歯医者さんはそんなことはない。それだけでも名医、いや仁医かもしれない。

            ◆

痛みをこらえつつも、折角の電車なので大阪のヨドバシカメラで新しいMacを見学。さらにデジカメコーナーに足を運ぶ。そろそろ二つとも新しいものにしようかと思っているところである。

GRにしようか、GX100にしようか、R6にしようか。はたまた、またもやCAMEDIAでいくか。
悩む。

私は使い方が丁寧ではないので、レンズには蓋が着いている方が良い。
電源を入れてすぐに取れるのが良い。
薄いのが良い。
できれば単三電池が使えるのが良い。
防水加工も遭った方が良い。
ファインダーも遭った方が良い。

となると、何になるかなあ。

            ◆

京都駅では、帰省のための実家へのお土産を購入。
人生初のお盆での帰省となる。歯の調子と車の渋滞を考えて、旅立つことになる。できれば渋滞は避けたい。

            ◆

術後の疲れを取るため、帰宅後はまず寝る。
起きたら9時前であった。ミシガンの花火。そして、旅館の花火。
ああ、少し痛みを忘れることができる。

自分の体をメインテナンスしながら使っていく年齢になったのだなあと、しみじみ思う。

2007/08/11

前期の締め

午前中来客。京都新聞の記者さんが研究室にいらっしゃる。先日の平田オリザさんとのシンポジュームで名刺を交換した記者さんだ。あれこれ話しました。原稿を書くことになりそうです。

この記者さん、八王子の椚田中学校出身で南平高校の二期生です。もう、思い切りローカルネタで盛り上がりました。東京の西の地域を多摩地区というのですが、多摩地区の友人は、「多摩だち」と呼び合うこともあり、こうして多摩を離れたところで会う多摩だちは、大事にしなければなあと思うわけです。

           ◆

大学は10日から事務方も夏休み。こんな夏休みに大学にいるのは、仕事が残っている私と大会に出場が決まったブラスバント部のメンバーぐらいでして、まあ、閑散としているのか音楽が鳴り響いているのか何とも言えないキャンパスです。

もちろん、蝉も負けていません。
残念ながら、右耳は耳鳴りがしていていつでも蝉が鳴いているわけですが、本物は良い。本物の命のギリギリをシャワーのように浴びながら、キャンパスを歩くと実に切ない。あまりに切なくて立ち止まってしまいます。
           ◆


午後は、京都市内の金閣寺近辺にある施設にご挨拶に伺いました。夏休みも何もなく子どもたちの面倒を見ているみなさんに、ご挨拶です。

駐車場に車を止めたら、
「誰?」
と子どもたちから声をかけられました。
『ん、先生だよ』
「誰先生?」
『池田先生だよ』
「ふーん」

なんだか分からないでしょうが、彼らはこんにちはとバイバイをきちんとしてくれました。
(今度お兄ちゃんやお姉ちゃんが来ると思うから、よろしくね)
と思いつつ手を振りました。

           ◆

そして、研究室に戻ってさらに事務仕事。前期の締めをした。ま、本当はちょこっと残っているのだが、気持ちとしてはこれでお仕舞い。お仕舞いです。

夕焼けも奇麗だったなあ。

           ◆

家に帰って来てシャワーを浴びる。風呂よりもシャワーだ。心地よい風を受けるのにはシャワーが、今宵は良いような気がする。

窓の向こうは、静かな湖。本当に静かだ。
日中の暑さとは全く別の世界がある。
RSSを拾っている仲間のブログのページも、更新はない。みんな静かに盆休みを迎えているんだろうなあと思ふ。

と、その静かさを打ち破る爆音。花火だ。近くのホテルの船着き場から打ち上がる花火だ。あわててベランダに出る。スターマインが数分間続く。小さく拍手。

           ◆

部屋に戻って桃ビールを味わっていると、さらに爆発音が聞こえる。何だろうと外に出てみると、対岸で花火。南草津辺りか。

一晩に二つの花火か。これも贅沢だなあ。

           ◆

さ、明日は渋滞を避けて電車で神戸まで歯医者だ。
早く寝よう。

2007/08/10

遠花火

遠くから花火の打ち上げの音が聞こえる。遠雷ならぬ、遠花火というのだろうか。読み方は分からないが。「とおはなび」かなあ。

気持ちの良い風だ。
日中の京都市内は暑かった。車の温度計では37.5度。だが、家の中は心地よい風が通り抜ける。この風が夏を気持ちよく演出してくれている。

ふう、ジントニックがいいねえ。
調子に乗って桃ジンのソーダ水割りも作ってみた。これは、桃ビールと比べて賛成と反対の人がかなり分かれるだろう。ちなみに、私はこれもありです。

            ◆

結局、休憩から始まり、今週末の予定を立てたりメールの返事を書いたりしながら過ごした一日だった。土曜日にとある新聞社の人と会うことにして、午後には学生の実習先にご挨拶。日曜日に改めて歯医者の予約を入れ直し、月曜日は・・・とまあ大雑把にスケジュールを入れる。

            ◆

さあ、明日は明日で暑そうだ。
大学に行って、仕事仕事。

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時間はどんどん過ぎていく

確かに夏休みなのだが、時間はどんどん過ぎていく。

            ◆

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一昨日の夜、花火大会があった。滋賀に引っ越してきたにもかかわらず、関西の友人、関東の友人たちと一緒にクレイジーナイトを過ごすことができた。

若いうちは、人ごみの中にいてその喧噪そのものも味わいながらの花火大会であったが、聖蹟桜ヶ丘の花火大会を知ってしまってからは、そういうのは卒業してしまった。

どこか部屋の中から見る花火が良い。
それも、仲間たちとおいしい料理を食べながらが良い。

あっという間の一時間であったが、これからの一年間のエネルギーを貰えた一時間でもあった。

            ◆

翌日は、来年度以降学生たちがお世話になる実習の施設の訪問が二カ所。京都の北西にあるところに午前中、さらに午後は信楽まで車を飛ばす。いやあ、疲れた。

でも、いまのうちにこういうご挨拶関係をしておかないと、実習が始まってからでは動きが取れないからなあ。施設を見せていただいて、私も勉強になるのであった。

            ◆

家に帰って来て、仕事をしようとするがなんだかんだの疲れがたまっていて、仕事にならず。夕ご飯に突入。花火大会で残ったものを食べ続ける。そうすると睡魔が襲ってくる。

ああ、これも夏休みか。

            ◆

8時間も寝てしまった。

大阪府の採用試験の一次が発表になったのを受けて、関わりのあるみなさんから連絡があったりする。残念だったというメールは、読むのが辛い。しかし、こうしてダメだったことを伝えてくる彼女は、人間的に信頼できると思う。

人間はダメだった時に真価が問われる。上手く行った時は他人に感謝し、ダメだった時は自分の努力不足を反省する。これが20歳から30歳までの10年間続けることができれば、そうとう人間的に成長できると思う。

頑張れ。
夜明け前の闇が一番深いのだ。

            ◆

今日は歯医者に行って根本治療の残りをやってもらう予定であった。
しかし、車に乗った時点では何事もなかったのに、京都東インターチェンジに乗る直前で、「事故渋滞」のアナウンスがカーナビから。京都東と京都南の間で起きた追突事故。いつもなら1時間で行ける距離が2時間弱。

慌てて、京都南インターチェンジに向かう。
そして、後少しで高速に乗れるかなと思ったところ、さらに悪夢のような出来事。京都南インターチェンジからその先で三カ所も追突事故が発生していて、歯医者の予約の時間に3時間近く遅刻してしまう。

あまりにも申し訳ないので、今日の治療を取りやめてもらう。はあ。

            ◆

折角市内に出てきたので、東龍でラーメンを食して戻る。
うーん、予定通りにならないなあ。

さあ、これから部屋の片付け、旅行の準備、仕事の下準備。どれからやるかなあ。
まずは、休憩か?

2007/08/09

夏はやはり花火である

さて、いよいよである。
夏はやはり花火である。8/8はびわ湖花火大会である。天気も大丈夫。今宵は大きな花火がびわ湖の上に開くことであろう。

聖蹟桜ヶ丘の、多摩川の上に広がる電線のない広い空。そのの下で過ごした数年が、決定的であった。さらに、そこで見た花火がだめ押しであった。

私の住まいには、水、広い空、夏の花火は必需品である。
びわ湖の畔に住まいすることで、この三つを新たに求めることができた。ありがたいことだ。

             ◆

「人生は思うようにならない。良いようにも悪いようにも」

これは、有名な名言である。もちろん、私が作った名言である。であるが、京都にくるようになってこれは本当に実感している。

ビジョンやら方向性やらを決めずに、むやみやたらに走り回ったところで、人生と言う有限な時間を意味ある物として作り上げていくことは、学生時代ではあるまいしいまの私には考えにくい。しかし、ここが難しいのだが考えたところでそのようになるとは限らない。しかし、考えないとさらに何処に行くか分からないって奴である。

             ◆

私は、いま、ここにいる。
これは確か。
しかし、「人生は思うようにならない。良いようにも悪いようにも」であることも事実で、その中で少しでも前向きに動き出せればと思う。

仲間たちと、一年間の無事を祝い、これからの一年間を家族や仲間と助け合って愉快にやっていけることを、びわ湖の花火に願おうと思う。

2007/08/08

『野洲スタイル』

『野洲スタイル』(山本佳司 角川書店)を読む。
滋賀県立野洲高校といえば、今までの高校サッカーのスタイルとは違うスタイルで日本一位に輝いた高校である。ここのサッカー部の監督である山本先生の書かれた本である。

ディベート甲子園のお供にと鞄に入れた数冊のうちの一冊だが、これは良かった。

・ 学校のクラブの指導者というのはどうあるべきなのか。
・ ビジョンを持つ、具体化するというのはどういうことなのか。
・ 世界で活躍させるとはどういうことなのか。

これらのことについて述べられている。

            ◆

山本先生は、サッカーとしての選手経験はない。さらに野洲高校は就任当時サッカーの強い学校ではなかった。その学校に二校目として赴任して自暴自棄になったこともあったとのこと。ゼロからのスタートで日本一を獲得するそのプロセスがいい。

ちょっと私にも共通することがあり、私は実感を伴って読むことができた。

「ゼロからスタートすることのできる幸せ」

これは、そのゼロの地点にいる時には分からない。不幸にしか思えないのだが、そのゼロに立つことが大きな可能性そのものであり、自分の成長の土台なのだ。が、これがなかなか分からないのだ。

            ◆

今、もしそのゼロの地点にいるとしたら、そこからどのように戦略的に動いていくのかということを具体的に書かれている本である。サッカーの指導者にならなくとも、ディベートの指導者であっても、他のクラブの指導者、はまたま学級担任等にもヒントを与えてくれる刺激的な本である。

私は、今日礼儀として、この本の最後の最後の部分を新幹線で野洲川を渡る時に、感動とともに読み終えた。

実に不思議な感覚

東京での用事を済ませ、京都へ。
こんなに新幹線に乗る人生になるとは思わなかった。
名古屋駅を出発した。あと、35分もすれば京都駅である。

            ◆

人間は自分を中心に考えるのが普通だと思うが、実にそうだなあと思う。
京都府はまだしも、滋賀県や福井県が自分の人生に関係するというのは、考えても見なかったことだ。

さらに、ディベート関係者でもY君が大阪の大学院で講義を持つことになったかと思えば、Tさんが京都大学の准教授になることもわかり、
(を、時代は京都じゃん)
と勝手に思うのだ。

            ◆

東京にはディベート甲子園のジャッジがメインの用事でいたわけだが、非常に面白い感覚にとらわれた。

それは、東京のある街にいて、ふと京都や滋賀の街を思い浮かべるのである。そして、そのふと思い浮かべた街は、まるで隣町にあるような感覚なのである。

一日の仕事を終えて、帰る時に
(さて、家に帰るか)
と思うとき、店から家に帰る時のルートは京都の道が思い浮かぶのである。それも違和感なく。

自分の世界が広がったと言うのはこういうことなのか、とも思った。単に酔っぱらっていたということでもないような気がする。

            ◆

そして、京都ではすぐ隣町に聖蹟桜ヶ丘があるような気もするのである。一つの街にずっと住むことのなかった私ならではの感覚なのだろうか。

実に不思議な感覚である。

2007/08/07

ディベート甲子園三日目

三日目。

ジャッジは一試合。私の所属する近畿支部に所属する、神戸大学発達科学部付属明石中学校のチームが決勝に残ったため、私は決勝のジャッジをする必要はなくなったので、一試合だけであった。

            ◆

結果として明石中学校は優勝できなかったが、良い試合だったなあと思う。自分の言葉で自分の思考を広げ深めて、それをジャッジに伝える努力を重ねているのが良く分かった。

ディベートを通して、人間的な成長をしているなあと感じられた。

            ◆

大会の運営も、ディベート甲子園のOBOGたちが主要なパートを支えてくれるようになってきた。ジャッジだけでなく、記録、集計、受付などもやってくれている。実に嬉しいことだ。自分が立ち上げから関わってきている一つのソサイティが、組織として機能しているのを見るのはとても嬉しい。

ま、私は運営に関わる細かい作業は、しないほうがうまく回るので加わらないが、いつも感謝の心でいます。

            ◆

即興ディベート
高校の決勝
東洋大学陸上部監督の記念講演
閉会式

切ない時間はあっという間に過ぎていった。

            ◆

大会の後は、理事会がある。しかし、私は今年は理事ではないので参加をしないで、懇親会の準備に掛かる。水道橋に先発隊として出掛けていく。五人の先発隊は、最初にペールエール系のビールが飲みたいという意見で一致したので、水道橋のHUBに向かうことにした。

いやあ、上手かった。ハブエール、バス、ギネス。
乾いた空気が夕焼けを迎える水道橋に流れ、その景色と心地よい疲労感をおつまみにして、一気にそれらをまとめて体に入れる。

出てくるのは、「ふう」というおつりだ。指の先、足の先まで炭酸の泡が弾けるのを確認してグラスをテーブルに置く。幸せ。

            ◆

その後、「天狗」「さくら水産」と店を変えて50人ぐらいで打ち上がる。
今年の大会は12回大会。干支が一回りしたことになる。
その第六回大会、そうビックサイトを会場にした最後の大会で、私達のチームは全国准優勝をしたのだなあと思う。

その時に、一緒に高校で準優勝だったイクトス先生、中学でベスト4に入ったS木先生とも飲んだ。過ぎ去った時間の早さと、それでいて永遠に輝くであろう、あの瞬間。ありありと思い出すことのできるあの瞬間を共通して持っていることの幸せを感じた。

私は自分が話した言葉等は忘れてしまっていても、お二人の先生は私が話した言葉等を良く覚えてくださっている。(たしか、そういわれれば、S木先生の生徒たちに言葉をかけたな)と思い出せたが、それがこうして残っていることに嬉しさを感じる。

もちろん、だから何気ない一言で誰かを傷つけていることもあるはずで、それはきちんと引き受けなければなあとも思う。

            ◆

楽しい時間はあっという間に過ぎ、また来年ということになった。
さあ、大会の反省をして、新しい論題を決め、準備が始まる。ディベートが始まるんだなあ。

ありがとうございました。

ディベート甲子園二日目

二日目。

三試合をジャッジした。
顧問をしていないで、試合を見ると言うのは、それはそれで興味深い。
なんというか、新鮮な感覚で試合を見ることができる。

気になっている中学校、高校はどうなっているかと、一試合ジャッジを終えてジャッジルームに戻ってきては確認する。

            ◆

結果的に順当な勝ち上がりということになるであろうか。
負けた学校が間違っているということでもなく、勝った学校が正しいと言い切れるものではない。それぞれのチームがさまざまな思いを抱き、論題に立ち向かった。これはその通りだと思う。

その瞬間、瞬間がディベートの試合の中でひょっこりと顔を出す。これがいい。

            ◆

ディベートを通しての生徒たちの成長。
それが、私達がこの大会を主催する意味の一つである。

2007/08/05

ディベート甲子園初日

五時半に起床して、天気を確認。よし、いい天気だ。朝顔にたっぷりと水をやって、風呂に入って荷物の最終チェック。

            ◆

西大津の駅で新幹線の指定をしようと思ったら、窓口で時間のかかりそうな人がいた。電車はあと2分でやってくる。この電車を逃すと次は15分後。なら、京都でやった方が流石に早いだろうと思ってホームに向かう。

すると、私のクラスのT君がいるではないか。
あれ、この駅を使っているの? びっくりしながら話す。 彼女は今日のオープンキャンパスで新入生の案内をしてくれるという。そういえば、昨日はS君が私の模擬授業の担当をしていたなあ。頑張って後輩のために働いてきてください。

            ◆

新幹線であっという間に、東京。
そして、会場の東洋大学に到着。久しぶりに会う仲間たちとあちこちで挨拶。私の耳鳴りのことを気遣ってくれる方多数。ありがたい。なんとかジャッジには支障のないレベルではあるが、ちょっと様子を見ながらの部分もあるかもしれない。

            ◆

今日は、高校と中学校の一試合ずつをジャッジ。中学校は主審を務めた。どちらも初戦にしては良い試合。さすが、それぞれに地区の代表である。

他の会場の試合の結果も気になる。それぞれの会場でそれぞれに戦いがあるわけだ。あれだけ準備をしてきたのに、3−0(一試合につき予選のジャッジは三人)で負けてしまった学校は、落込むと思う。

しかし、それはそれ。しっかりと受け止めて次の試合に向けていくしかない。ディベートは準備が本番。

            ◆

夜は、懐かしい仲間と食事。
うーん、いいなあ。

さ、明日も頑張ッゾ。

2007/08/04

ご縁のある人とはいるものだ

8/3

早起きの生活が戻ってきた。
四時半に起きて涼しいうちに風呂を洗って読書を始める。
寝汗をさっと洗い流して風呂に浸かる。
はあ、気持ちがいい。

            ◆

ベランダの花に水をやりながら、ついでに打ち水もしてしまう。午前中はベランダに夏の太陽がガンガン降り注ぐので、打ち水が効果的なのである。

そして、打ち水が蒸発してベランダの表面温度を下げ、風が室内に入る。いやあ、良くできたものだ。

            ◆

新しいものも読み始めた。漫画である。『ドラゴンボール』である。
私は『Dr.スランプ』(すごい、一発変換)の連載開始の週刊少年ジャンプは買っていた世代であり、これは読みまくった。教師になってから、この『Dr.スランプ』を使って物語文の構成や読み取り方を説明していた。

で、『ドラゴンボール』は最初の方をパラパラ読むぐらいで読み込むことはしなかった。絵柄が似ていてキャラクターが混乱してしまうことや、西遊記のパロディーなのかなあと思いながら踏み込んでいかなかった。

            ◆

夏休みは研修でもある。42巻を読み切るには良い時間である。今の大学生たちが読み込んでいた漫画で、読んでいないものも読んでみようと思う。

            ◆

本日のオープンキャンパスでは、児童教育学科と児童教育コースの説明を30分で行った。幼児教育コースが20分なのでこのように非常に短い時間であった。口の痛みと戦いながらなんとか終わらせる。ふう。私の説明と同時に会場にいた百人を越える参加者から拍手が来たから、まあ合格であろう。

            ◆

研究室に戻って、研究室の片付け。すると、一通のメール。「ご挨拶」とある。差出人は久しぶりの彼。なんであろうかと思って開くと、「!!!!!!!」であった。全くご縁のある人とはいるものだ。

夜はそのご挨拶をくれた人と食事。大学からそのまま車で迎えにいったので、お酒も飲まずに食事をして久しぶりに話し込む。

いやあ、時代は京都かもしれない。彼とは誰か。この二三日に分かるであろう。

            ◆

帰宅して、明日から始まるディベート甲子園に向けての準備。
といっても、自分のことだけですむから気楽である。生徒の体調、証拠資料のチェック、役割分担、当日の動き方等なにもチェックすることなく、ただ自分のことだけすれば良いのだから。

さあ、明日も早起きスッゾ。

2007/08/02

『ファックス資料中学校・高等学校ディベート授業が楽々できるワークシート』

Debate

新刊が出ました。

『ファックス資料中学校・高等学校ディベート授業が楽々できるワークシート』
池田 修 著 学事出版 版
2007年07月 発行 1,890円(1,800円+税)
ISBN 978-4-7619-1360-1 (4-7619-1360-6) C-CODE 3037

            ◆

本書は、修士論文「中等教育におけるディベートの研究ー入門期の安定した指導法の開発ー」で示した理論をベースにして、ワークシートとして教材化したものです。ディベートの試合の実際をシナリオにして読みながら学ぶ「シナリオ方式」を採用したワークシートです。

ディベートの授業は、7割が準備、2割が試合、1割がまとめです。入門期指導の場合、いかにこの7割の準備の負担を少なくするかが指導の鍵だと考えて、指導方法を考えてきました。その答えがシナリオ方式です。

シナリオでディベートを読み上げながら、実際に試合をして、ディベートの試合の組み立て、用語、議論の型などを体験して学習していきます。このシナリオがあるおかげで、子どもたちは準備をほとんどすることなく試合を体験で来ます。実際の授業の記録はわくわく授業で放映されました。

年間指導計画でディベートはやることにした。だけど、時間がない。
分かります。でも学校教育現場の忙しい中で、2時間だけディベートの指導に使える時間ができた、または、2時間しか指導する時間がない。そういうところでも大丈夫のように作りました。もちろん、10時間あっても大丈夫です(^^)。

            ◆

15年ほどディベートの入門期指導に取り組んできて、今、具体的な成果として残せたものは、書籍では本書です。また、DVD教材としては、「ディベート入門講座 シナリオ方式のディベート 全3巻セット」があります。

私がディベートに出会った頃は、日本語で書かれているディベートの指導書は、ビジネス書と大学の英語ディベート界で使われている物ぐらいしかなくて、私はアメリカの高校生が使っているディベートの教科書を買ってきて、翻訳しながら授業を行っていました。

私の学生時代は、私はディベートのデの字も知りませんでした。教員になってから「もっと面白い話し合いの授業はないのですか?」という子どもたちのリクエストに応えて始めたのが、私のディベート指導の始まりでした。

いやあ、人生は振り返ってみるとあまりにも短いのが分かりますねえ。

とまれ、私がディベートを指導し始めた頃は、「デ、ディベートが指導できるのですか!」という時代でしたが、そろそろ「え? まだディベートの指導をされたことがない?」とか「え、ディベートって相手を言い負かすゲームだと本気で思っているんですか?」という時代になってきたのではないかと思うのです。

            ◆

二学期の授業、後期の授業でディベートの授業をお考えの方、どうぞご活用ください。

『白川静さんに学ぶ 漢字は楽しい』

蟹座の私は水の近くが好きである。水の近くにいると運気が上昇すると風水をやっている知人に言われたことがある。東京の住まいは多摩川に臨み、この地ではびわ湖に臨んでいる。

いつもなら静かな揺らめきを呈しているびわ湖は、台風5号の影響だろう、湖面が荒い。その荒さが普段はない波を生み出す。定期的に打ち寄せるその波から心地よいリズムで音が部屋に届く。

朝方は比叡山から吹き下ろしていた風が、昼前にはびわ湖から吹き上げるようになった。

            ◆

『白川静さんに学ぶ 漢字は楽しい』(白川静監修 小山鉄郎編 共同通信社)を読み続けている。漢字指導をするとき、指導者がその漢字の意味を丁寧に学習しておくことは、非常に大事である。本書は、専門家の知見をふんだんに取り入れた入門書である。

日本の最後の碩学と言われる白川先生は、旧来の人類最古の字書『説文解字』で説明されてきた漢字の説明を、その『説文解字』よりも3000年前にできた文字を元に漢字のルーツを解明し直した先生である。

『説文解字』は、許慎という者が今から2100年前に小篆という字体を元に作ったものだ。白川先生が元にした3000年前に書かれていた甲骨文や金文という字体は、19世紀末に発見されている。許慎やその後の学者は資料とすることのできない文字たちが、19世紀末に発見されたのだ。

            ◆

なんという幸せだろうと思う。漢字ができて5000年。その5000年の時を越えて、白川先生という碩学の手によって解明された漢字の意味。それをたった1000円で読むことができる。値段というのはなんなのか、物の価値というのはなんなのかと改めて思う。

            ◆

読み進めると衝撃ばかりである。漢字については割と勉強したつもりだと思っていた私だが、まだまだであった。ヘーッと思う漢字ばかりである。





なんでこの漢字がこの部首でできているのか。このパーツからできているのか。説明を受ければ一発で分かる。そして、おそらく一生忘れない。物語記憶だからである。小学生にはちょっとグロテスクな説明もあるが、そこを差し引いても充分すぎる内容である。

来年の授業の課題図書候補の一つにしたい。

            ◆

ああ、風が強くなってきた。
湖面に白波が立っている。
いよいよ台風も近いか。

2007/08/01

『ダイハード4』でしょ

本日、オフである。
オフであっても、することはいつもと変わらないと言えば変わらない。早起きである。
朝風呂に入り、食事をして、メールチェクに読書。

そっから着替えて大学に行くのが普通の生活だが、今日は着替えることもなく読書だ。

            ◆

体は正直なようで、オフと分かるとすーっと力が抜けていくようだ。

いや、ちょっと訂正。頭が体に伝わるってのは、二年前にはなかったなと思い直す。あの頃は、オフと分かっていても、体が緩くならなかった。呼吸が浅いままで体の右側につねに痺れがあった。

これから分かることは、頭で理解することよりも体の反応の方が深いところで反応するということだ。いま、頭の理解と体の反応がリンクしているというのは、体としては順調に疲れているということなのだろうなあ。

            ◆

ふと思ったのだが、昨日が7/31ということは、今日は8/1である。映画が1000円である。『ダイハード4』でしょ。

じっくりと見た。安心してみることができた。なんてたって、誰が死んで誰が死なないのかが、見始めて10分ではっきりと分かるからだ。テーマもはっきりしている。正と悪との対立である。

もちろん、そこは死ぬだろうというシーンもあるが、死なないのが分かっているので、その心配は省いて他のことを楽しみながら見ることができる。

さて、次の◆から◆の間は、多少ネタバレあり注意です。

            ◆

娘がいる父親はたまらないだろうなあと思った。設定はアメリカっぽいのだが、いいんだな。内田先生の名言に、

「お前のためには死ねるが、お前のためには死ねない」

というのが、親の心境だそうだ。だから人間は矛盾した存在なのだ。

さらに、サイバーテロってのはタイムリーだよな。まあ、このシリーズは必ずこのテーマが出てくるが、話に出てくるハッカー達の世界は実際にあり得るなあと思えるものだし、こんなの公開していいのかとも思う。いや、公開することで手のうちは分かっているぜということを伝えているのか?

東京の中学校にいる時、ある場所を学年の生徒たちと一緒に見に行ったのだが、その時に
「東京を襲うなら、ここだなあ」
と冗談で話していたのだが、そこは映画の中でテロが襲う場所と同じであった。

うーむ。

            ◆

たっぷり味わって外に出ると、駐車場でお祭りをしていた。大津の夏祭りだ。滋賀銀行の浴衣を来た一団が踊りに加わろうとしていた。地域の祭りに地域の企業がそういう形で参加するなんてのは、東京ではあるのかしらむ。

東京から移り住んでいる私だが、こういう地域の祭りに出掛けていこうと言う感じはないんだなあ。身軽だからできることと、身軽だからできないことが世の中にはあって、そういうことだなあと思う。

ま、来年はちょっと見てみるか。

            ◆

家に戻って夕食をとっていたら、花火。お祭り会場から打ち上げられていた。
「P8010011.MOV」をダウンロード


八月が始まった。

気がつけば今日で七月も終わりだ

夏は会議が多い。通常は学内を回していくための会議が多いのだが、今の時期は新しい動きを生み出すための会議が多くなる。

いやあ、いろいろなことを思う会議だ。だが、ここには書けない。書けないがそうなのねえと思うことは多い会議だ。勉強になる。

            ◆

昼過ぎから模擬授業の特訓。採用試験の二次試験に向けて学生が、鍛えてくださいと申し出てきた。時間を調整して引き受ける。一次試験を合格したのだから、是非、二次も突破してほしい。現役で先生になってほしい。

            ◆

前期を終えたということで、研究室の掃除を始める。
掃除の基本は、

・上から下へ
・外から中へ
・薄い汚れから濃い汚れへ

という順番で片づけていく。そういう指導をしてきた。が、取りあえず床の汚れだけやっつけてしまおうと思って、ごしごしやった。さ、これで少し気持ちよくなったぞ。

            ◆

研究室に置いてあるスパティフィラムをバックヤードに戻そうと思って階段を下りていったら、学科の先生が二人寛いでいた。今日、クラスの打ち上げをしていたが、その後であった。

私もそこでしばらく、あれやこれやと話す。授業が終わるとこうしてなんとなく話す時間ができる。これが良いんだよな。学科会議でもなく、コース会議でもなく、なんとなく今の感じを語ったり、愚痴を言ったりと。

これも一つの夏休みである。

            ◆

夕方から市内の三条へ。待ち合わせ場所の通称土下座像と呼ばれる「高山彦九郎像」は、前期を終えた学生たちでごった返している。春の観光シーズンよりも凄いかもしれない。

合流後、先斗町の中華のお店で去年の国語科教育法の学生たちと食事。教育実習の打ち上げと教員採用試験一次合格のお祝い、さらに今後の進路についての決意表明等を行った。

鴨川にある川床の上で、川風に吹かれながらあれやこれやと話をした。

            ◆

店を出てから、鴨川で前期を打ち上げる。花火だ。
川面に炎が揺らぐ。
気がつけば今日で七月も終わりだ。

採用試験、進学試験、就職試験。卒業制作、卒業論文。
こんなのを乗り越えて最後の学生の時間を充実したものにしてほしいなあ。

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